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葉の長さと花の大きさ

店頭にて商品のクロカータ(Tillandsia crocata)が開花しました。香りもあり、可愛らしい花です。

ボリビア~ブラジル南部~ウルグアイ原産
フィタルリザ亜属

今回のクロカータはいつもより葉が短いのですが、花も小さい気がします。

もしかするとフィタルリザ亜属は、同種間においては個体差による葉の長さと花弁の大きさが比例しているのではないかと。

よくよく考えてみるとバンデンシスもそうですし、ストレプトカルパもそうだったかもしれません。

ちなみにティランジア亜属ですと、どのような種であれ、同種間であれ、花弁の大きさはほぼ同じです。イオナンタでもキセログラフィカでもほぼ同じということです。これは推測ですが、花粉を媒介する動物に合わせて統一しているのではないかと考えています。

余談ですが、ティランジア亜属は上記の特徴により草体が小さいほど花が目立ちますので見応えが出ます。イオナンタがその良い例です。もちろん、花序に見応えが出る場合もあるので、草体が大きいと開花の見応えがないという意味ではありません。ハリスコモンティコラなどは五平餅じゃないのか、というような花序が見所だったりもします。


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