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テクトラムを綺麗に育てるコツ
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テクトラム Tillandsia tectorum
こちらは、いわゆる普通のテクトラムです。
テクトラム系のチランジアをきれいに育てるには、まず「場所」です。
「明るく風通しの良い場所」
これが基本となります。暗いと、もふもふのトリコームが減退します。
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ステリフェラ Tillandsia stellifera
もともとはテクトラムの一種として扱われていましたが、現在は別種となっています。
それから「水やり」。枯らさないけどいまいち綺麗ではないというのは水やりに問題があることが多いです。
テクトラムはあまり水をやらないほうが良いという考えがあって、それは間違いではないのですが、問題はやり方。 霧吹きで水が滴らない程度に水をかけ続けると水道水中のカルシウム分が葉面に蓄積してカピカピになってしまいます。よって、水をやる時には、汲んだ水にくぐらすかシャワーなどで滴るように水を与えるのが良いかと思います。汚れを洗い流すイメージです。
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シュスゴネンシス Tillandsia chusgonensis
非常に枝分かれしやすく、開花せずとも写真のようにクランプになります。
但し、気をつけなければいけないポイントがありまして、テクトラム系は長い時間濡れているのを好みません。よって、ソーキングするにしても数秒から1時間程度にします。特に夜間温度が25度を超えるような夏場は数秒程度にしたほうが良いです。
もうひとつ。水やり頻度は週一か週二程度にします。 あまり頻度が高いとトリコームが減退します。
今回ご紹介した株達は、約半月に1回、数秒(夏場)~1時間ソーキングする程度に抑えていますが、コンディションは良好かと思います。実際はもうちょっと頻度上げてもいいかなとは思いますが、管理の都合上このくらいで栽培しています。
You Tubeでもお話しております(余計な話もしています)。
ご参考になれば幸いです。良いボタニカルライフを!