大滝詠一 EACH TIME
Kanda Guitar Baseではシティポップの名盤を常備しております。
大滝詠一 「EACH TIME」
ちょうどこの文章を書いている１日前の2024年3月21日に40周年を迎えました。
40周年Anniversary EditionやBOXセットなどがリリースされるにあたり、レコード・コレクターズで特集が組まれたり、リットーミュージックより大滝詠一レコーディングダイヤリーVol.3が発売されるなど、様々なニュースに取り上げられ、社会現象になっておりますので、記事をご覧になった方も多いことでしょう。
・アルバム EACH TIME について
『EACH TIME』は1984年3月21日に発表されたアルバムで、オリジナルスタジオ・フルアルバムとしては大滝詠一生前最後の作品です。
当初はLP盤とカセットテープのみでしたたが、同年年6月1日にCD化。
CDの発売翌週に、邦人アーティストとしては初のオリコンCDチャートで3週連続1位を記録しました。
大滝詠一としては唯一の1位獲得作品です。
本作からはシングル盤が一切カットされなかったにもかかわらず、60万枚を売り上げ、前作『A LONG VACATION』に続く大ヒットとなりました。
1989年6月1日に収録曲と曲順を変更したリマスター盤を発売。
1991年に元の曲順でCD選書として再発。
1997年にMD選書でMD化。
2004年3月21日にボーナス・トラックを追加した20周年記念盤CDを発売
30周年記念版の納品を済ませた2013年の年末に大滝氏突然帰らぬ人となり、
2014年に純カラオケを加えた2枚組CDの30周年記念盤を発売。
そして2024年3月21日に40周年Anniversary EditionやBOXセットがリリースされました。
再発をするたびにリマスターや曲順の変更、収録曲、曲の構成を変えるなど、試行錯誤を繰り返しながらの40年間となっており、たいへんややこしいことになっております。
このあたりを詳しくまとめていただいてる方がいらっしゃるので、ご興味のある方はこちらをご参照ください。
今回の40周年版は唯一本人が制作に携わっていないものとなります。
ロックの名盤も良いですが、たまにはシティポップの名盤も聴かれてみてはいかがでしょうか？
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