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大津祐樹  ー「推し」の話③ー

「推し」の話。ラストは大津祐樹選手です。

大津祐樹、山本義道、大森晃太郎
ジュビロ磐田「推し」のスリートップの一人です。

大森晃太郎と山本義道については、以下の記事を書かせていただきました。お時間のある時にでも読んでいただけたら嬉しいです。

社長、パイセン、兄貴
大津祐樹はサポーターから色んな呼び方をされてます。
「社長」「パイセン」「兄貴」
といったところでしょうか。
私は「兄貴」をよく使うので、以下「大津兄貴」とさせて下さい。

2020年 シーズンオフ
 「1年でのJ1昇格」を目標に戦った2020年のジュビロでしたが、目標は達成できませんでした。同年オフ、藤田義明は引退。中野誠也、櫻内渚、宮崎智彦、ムサエフ、石田崚真、舩木翔、ルリーニャ、フォルリンとの別れがありました。

 衝撃が走ったのは、上原力也のベガルタ仙台への期限付き移籍でした。レンタルとはいえ、J1への個人昇格。将来ジュビロの顔となるべき存在と思っていたので、ジュビロに帰って来てくれるかメチャ心配でした(ちゃんと帰って来てくれたね。ありがとう力也👏)

 J2降格が決まった2019年オフ同様に、厳しい戦いを予感させる2020年オフでした。

すべてはジュビロのために
 J1昇格へ新たな挑戦となる2021年。横浜F・マリノスから大津兄貴の完全移籍加入が発表されました。

 大津兄貴は「挑戦」という言葉でジュビロ移籍の心境を語っていました。マリノスからも相当な好条件を提示されたと推測されますが、ジュビロのJ1昇格という「挑戦」に共感し、J1からやって来た大津兄貴。一緒に戦ってくれる決断をした大津兄貴には本当に感謝の想いでした。

大津、動きます
マリノスサポーターには有名な2019年の「大津、動きます」のタオルマフラー動議。

ジュビロでも大津兄貴は「Jリーグマスコット総選挙2021」で早速動きます。

 これまでもジュビロの選手達によるSNSでの発信はありましたが、ここまで積極的にサポーターに向けて発信する選手は初めてでした。
 私も含め、多くのジュビロサポーターが今までにないくらい総選挙を楽しみ、結果は過去最高の12位。
 この時の想いを大津兄貴は以下のインタビューで語ってます。

 「ジュビロを応援してくれる人が一人でも増えれば選手としてうれしいですし、クラブとしては財産になる。こういった活動を、選手は協力すべきだと思っていますし、選手側からやることも大事だと思っています。」

 当時、ジュビロに来てまだ1か月程度ですよ!にもかかわらず、この行動力には本当に感心しました。

 総選挙の結果を受けて、ジュビロくん・選手会が動いた結果「ジュビロくんフード付きタオル」の販売が決定。即日完売となりました。
 コロナ禍ではありましたが、総選挙からジュビロくんフード付きタオル発売までメチャ楽しませてくれました。

 ええ、私も買いましたとも。

山本康裕
 大津兄貴と同期の山本康裕は、大津兄貴加入後、たびたびジュビロの企画に参加します。今でも大好きなのがこの2つの企画。大津兄貴と康裕の掛け合いに仲の良さがうかがえます。

Jリーグ通算200試合出場達成、J2優勝へ
 2021年のジュビロは開幕2連敗はしたものの、その後は連勝を重ねます。

 大津兄貴は8月30日にJリーグ通算200試合出場を達成。年間ではキャリアハイの6ゴールを決めてJ2優勝へ駆け上がります。

 大津兄貴は、試合途中の交代でベンチに下がった後も誰よりも前に出てピッチ上の選手を鼓舞していました。いつの間にかそれはジュビロベンチの恒例となり、一体感を増していくのがスタンドから見ていてもわかりました。

 J2優勝へ向けて一致団結したジュビロの選手・監督・スタッフは本当に素晴らしかったと思うし、その一役となった大津兄貴の存在は大きかったと思います。

#俺達は大津祐樹を待っている
 2022年は再びJ1の舞台で戦っているジュビロですが、非常に厳しい状況が続いています。5月29日には、古巣の横浜F・マリノスとの戦いも経験しましたが完敗でした。

まさにこれからという矢先に、衝撃のニュースが飛び込みます。

「突発性難聴」で戦列を離れることに。復帰時期は未定。
10月のアウェイ横浜F・マリノス戦でのリベンジを期待していただけに、非常にショックなニュースでした。

 ジュビロはその翌日6月22日の天皇杯3回戦、山本康裕をキャプテンに今季一度も勝てていなかった湘南ベルマーレから勝利。
 大津兄貴のユニフォームを携えてピッチに入った康裕には感動しました。

 大津兄貴が戦列を離れるのは非常に残念で寂しいですが、治療に専念して頂き、一日も早い回復を心から祈っています。
 帰還した時には現在よりもジュビロが更に上の順位にいられるように応援を続けます。

最後に大津兄貴のナイスプレーで締めたいと思います。
2021年 J2 第28節 松本山雅戦。大森ラストパスからの大津兄貴ゴールという最高のシチュエーション!

2022年 J1 第3節 京都サンガFC戦。スーパーゴラッソ👏

2022年 J1 第10節 名古屋戦。2分間で2得点の大逆転劇!
ゴール裏で最高の瞬間を味わうことができました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ジュビロ磐田、そして大津兄貴のファン・サポーターが増えることを願って。

#俺達は大津祐樹を待っている

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