埼玉立てこもり事件に思う
埼玉の立てこもり事件に関して、医療関係者の方が思うところを投稿され、そのコメント欄では、患者への向き合い方など、真摯なやりとりが交わされていて、人間の死とか病とか極限状態に向き合う仕事というのは、ただ治療するというだけのことではない大変な仕事だとあらためて感じた。
そんなこと考えてて、ちょっと思ったのは
昨今、医療の現場が世の中のいろいろな問題の責任を負わせられていないかということ。なんにでも病名をつけて、病気ということで納得させようという昨今の風潮が(特に精神医学の世界で)、医療がなんでも解決してくれるという幻想を人々に与えてはいないだろうか。このままだと、医療現場はいろんな責任を押し付けられて疲弊してしまうのではないか。
病名をつければ解決するほど多分人間は単純ではない。もちろん、病名がついたことで不安から解放されることもあるだろうが、、、
ちょっと飛躍してしまったけど、そんなことを考えた。
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