【社会の荒波に揉まれ洗脳された話④映画私の魔境観て考える当時の自分】
【端書】
大変ご無沙汰しております。
色々バタバタしていました…。
正直何を書こうか悩んでいたのもあります。
久しぶりの社会の荒波編です。新生活・新学期シーズンが到来し早約半月経ちました。
慣れない環境で悩み苦しむ人々に魔の手は忍び寄ります。注意喚起も兼ねて、更新します。
前回の投稿はコチラ↓↓↓
今回は“なぜ入信してしまったか“自己分析してみようと思います。
【とある映画を観た。】
アマプラが1ヶ月お試し無料やっていたので、登録して観たい映画を漁ってました。
そして見つけたこの映画。前から観たかった。
「わたしの魔境」という映画。今現代に、オウム真理教に似たカルト宗教があったら。というのが題材。とあるOLが、マルチ企業に入ってしまいそこから理不尽なパワハラやセクハラに苛まれ、精神が病んでいき、SNSで知った「ニルヴァーナ」というカルト宗教にのめり込んでいく。という話し。
現在各対象のサブスクで閲覧出来るそうです。
⚠️レ⚫プ的シーンやパワハラ、リアルな宗教描写が苦手な方はおすすめできません。
リアルすぎて…凄く主人公のOLに共感しました。
映画なので、パワハラなどを分かりやすく抽象的にしてる所を感じましたが、確かに入信した心境に似ている…。
OLは母が早くに亡くなってしまい、本人 も学生時代虐められていた。という典型的な過酷な環境でした。職場でもパワハラ上司や過度なセクハラ。死んでもおかしくない。という状況…。
でも、何となく当時の自分を投影してしまいました。映画を観ながら自己分析をしてみました。
少しでも過ちを犯してしまう人が減りますように…。という気持ちを込めて。
【当時の悩み苦しみと子供時代の影響】
第一回目でも少し触れましたが、大きかったのは
社会と学校のギャップ。心が苦しい。怖い。
職場の会員カードのノルマ…。全てが重なり
病み過ぎて、優しいパートさんや先輩に支えられながらも、何とかやってました。
元々、人に悩みを打ち明けられないタイプの人間の拍車がかかりひとりで悩むタイプでした。
その原因の一つが、今の父は母が再婚した継父にあたります。血の繋がらない私を育ててくれた恩義は感じてますが、スイッチが入ると異常に叱咤される時がありました。それがトラウマになり、親に打ち明けるのは怖い。人に自分の考えや意見を言うのが怖くなってしまったといのがあります。
ベースとしてこの、影響が大きいと思います。
まぁ、継父や職場、勧誘してきた先輩に恨みはないですが(笑)
【よくある社畜での疲弊】
よくある話しすぎて、もう無限にこんな話が
世の中には飽和状態ですが、社会人1年生にして
その面では当りくじって奴を引きました\(^o^)/
初めての就職は
いわゆる“ブラック企業“でした。
暴力とかはなかったものの、有給を使うと
本社から指摘が入ったり、管理職の人達はオープンからクローズまで通し勤務は当たり前。
因みに、朝早番で出勤してタイムカード打刻して
夜まで勤務してました。そう、サービス残業です!
職場のパートさんや先輩、上司はいい人が多くてそこだけは好きだった。
休みの日に先輩と出かけたりしてましたね。
はい。そして人手不足が多く支店の
販売応援へ行くことが多く、とある店舗(A店とでもしましょう。)へ特に言っておりました。
しばらくしてから、所属店舗の先輩より「A店舗の長期応援」と言われました。
「え?それって異動じゃね?」
なんか詐欺られた気分がしてならず、悶々と仕事をしてました。
【メンタル終わった日】
友人と出かけたり、趣味を楽しんだりはしてましたがやはり、就職したては不安が沢山なのと
ポイントカードを作ってもらうのを力を入れており、私がいた部署は、レジ接客担当で特に会員獲得できる機会も多い事からシビアでした。
「取れて当たり前」みたいな。
部署の責任者は、女性でちょっと気が強い系だったので、休憩に行くたびに会員獲得件数報告しなければならず、内線の番号を見るだけで萎縮してました。
理不尽なパワハラとかはありませんでしたが、脅威に感じてました。
そんなこんなで、慣れない環境と見知った顔が居ないと言うのもあり、帰って自室に入る度泣いておりました。
業務でもケアレスミスが多く、クレームが消費者生活センターまで行った事もあります。
同僚に劣等感を感じていました。そんなこんなでむちゃくちゃ悩み、疲弊し病んでしまったのです。
悩んでいても、子供時代の影響により自分の口からなかなか相談が出来ず悩んでいました。
周りには愚痴っていたこともありますが
謎の異動詐欺で支店にいた時は、辛く感じてしまい
自傷行為をやってしまった過去もあります。
だるくて3日で辞めました。
こんな現状、すぐにでも変えたい。
と思ってしまったが終わりです。
気づいたら顕正会にいた。と言う事です。
【病んだ経験と私の魔境を観て】
確かに、苦しい悲しい、辛い。
こんな現状は、究極のドMじゃない限りずっとこのままでいい!!と思う人はいないでしょう。
人間は幸せに生きたいと思うものです。
病んでる時、一刻でも早くその環境から脱却したいと思うわけで…。
そこに突如、その状態から一気に脱却できる!!
と言うスーパーパワーや方法があったら、ついつい耳を傾け気味になるのは分かります。
念仏唱えるだけで功徳が得られる。
自分は成仏も出来、外国からの侵略や自然災害、国難が訪れても守られます!
そう、あなたの悩みなくなりますよ!って言われるのです。
困った時は神頼み。
こういうメンタル状態だと、それがもう最短の近道な気がして、手を出したくなるんです。
普通なら冷静に考えなくても
カルト宗教じゃん!!ってなるし、そんなので
全ての悩み、苦しみが解消されるならみんなやってるし、インチキ!!!となるはずなんです。
私の魔境の主人公も、マルチ企業で働き鬱々とした日々を送る中、ある日SNSに出てきた「ニルヴァーナ」と呼ばれる団体を目にして興味を持ちのめり込んでいくのですが、本当にソレ!!なんですよ。
まともな判断ができない時にくる、劇的に環境が変わる、偽りのチートツールの誘惑は半端ないです。
入ったら終わり、のめり込んでしまうと
教団こそ正義!とか私をお救いして下さるのは教祖様だけ!ってなってしまいます。
そうとなると、最悪犯罪に手を染めかねません。
映画でも、ニルヴァーナに自分の娘が入信してしまい、何とか取り戻そうとする主人公の父が教団の反対運動をします。
それを知った教祖は、父親の殺害を示唆。
幹部と主人公、とマルチ企業での同僚で、父親の自宅に忍び込むも、必死な父親の説得により主人公が目を覚ます。と言うところで終わります。
私も顕正会員時代は、同じ信者さんと一緒に切磋琢磨して、救われるんだ。なんて思っていました。
浅井氏の説法はワケわからなったけど。
あと一歩抜けるのが遅ければ、終わっていたなとおもいます。
目が覚めてよかった。本当に。
目が覚める過程も、そのうち書いていきますのでしばしお待ちを。
【本性隠して忍び寄るカルト宗教】
物価高騰や色々トラブル、事件。
世界情勢なんかでも、良くないニュースが沢山あります。
そこにかこつけて、奴らはやってきます。
顕正会はよく「○国が攻めてくる!」とか「世界恐慌が!」とか、現代の社会問題似合わせて色々言ってます。
念仏唱えれば、日蓮大聖人が守ってくれる的なことを言ってます。
他の宗教は邪教!!顕正会こそ正しいみたいな。
因みに、顕正会は日蓮正宗から破門されてます。
街頭で、チラシを配ってますが無視しましょう。
話しても会話が噛み合いません。
若い人がアレフ(オウム真理教の後継団体)に入信することが多いと聞きます。
最初は「ヨガや心理学を勉強してます」みたいなこと言ってくるらしいです。
まだ、麻原を神格化しているようで、危険だなと思ってます。
参考記事↓↓↓
何かしら不都合なことは隠してるから
たちが悪すぎる。
変な宗教やるなら、推し作って
推し活した方が100万倍マシだと思います。
【あとがき】
私の魔境は、SNSが発達した現代にオウム真理教のようなカルト宗教が存在したら。と言うモキュメンタリーを絡めて、オウムに関わった方のインタビューも交えて展開していく映画でした。
TikTokみたいなSNSや、カルト教団をとりあげるスピリチュアル系YouTuberなど、とてもリアルでした。
カルト教団もリアルで、生々しいし胸糞シーン(レ⚫プ)があって、観て苦しくなったけど色々考えさせられました。
このご時世だし、心身共に疲れきって
悩みが尽きない事もあるでしょう。
念仏唱えて、謎のお布施を献上するより
そのお金で、安い居酒屋で飲んだ方が救われます。(笑)
自分の好きなものを楽しんでいきましょう。