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Day 35. ナミブ砂漠でご来光を拝む。寝不足だけど晴れてて最高。

250226水 今日のハイライト
-4:30起き
-タイヤ凹んでね?
-デッドフレイへ
-なんとか着いた。パンクしてるわ
-ご来光
-砂漠でタイヤ交換
-canyon
-wolbisbayへ
-トコジラミと戦う
-念願のジャパニーズカレー
-焚き火

4:30、アラームで目覚める。眠すぎて身体が動かなかったが心を鬼にして動き出す。テントを畳んでいざ出発しようとすると、昨日空気が抜けていたタイヤの空気がまた抜けていた。こりゃパンクだ。とりあえず行くしかないのでパンパンに空気を入れて出発した。

5:26、ゲート前。ゲートオープンは5:15でなく5:30だった。なんだかんだ一番乗りでゲート前で待つ。5:30、ゲートオープンと同時に出発。

6:15前、デッドフレイエリア入り口ゲートにやってきた。ここでトランスポーテーションのトラックを使う場合乗り換える。なんだかんだあって結局自分たちで運転していくことにした。元々俺は自分らで行けると主張していた側なのでお金が浮いてラッキーと思った。

10分ちょっと砂漠を進むとデッドフレイ手前の駐車場に着いた。ダイヤを確認すると空気が抜けている。とりあえず朝日を拝んで帰りにタイヤを替えることにした。
ここからは1キロほど歩く。砂漠のところどころ白いコンクリートみたいなのがタイル状になってる。塩らしい。この塩のせいで1000年もの間枯れた木が残りデッドフレイになってるみたい。

デッドフレイ説明書

デッドフレイまで進むが時間があったので隣の砂丘に登ることに。切り立ったところを登っていくのではなく横から無理やり登ったのでかなり急だしまじきつかった。ここまで追分との会話は最低限。後で聞いたがトコジラミにやられたらしく一睡もしてないらしい。なぜか駐車場で靴に履き替えて行くと言っていて、裸足のほうがよくない?と思ったがたくさん歩くからかなと思い、俺もつられて靴をはいた。夜に追分のノートを見たらトコジラミに噛まれたところに悪化を危惧してのことだった。追分は自分がしんどいことをあまり口に出さない強い漢なので分かりにくい時がある。

いよいよご来光。砂丘の上で見た。周りの雲がオレンジに照らされてほんとに綺麗。デッドフレイはこの砂丘の裏にあるので、カメラマンとかでデッドフレイの日の出のコントラストの写真を枯れた木を被写体にしてガチで撮りたいわけじゃなかったらこの砂丘の上で見るのがいいんじゃないかなと思った。日が昇ったあと、この砂丘が影になり上からでもデッドフレイのコントラストは一望できるからだ。
残念ながら今回は雲が多くきれいなそれは見ることができなかった。ちなみに雲があるのは珍しいらしい。

神々しい
黄昏おいわけ
シュールフレイ。やっぱきれいに日が出ても上から見たらシュールなだけかも。

車に戻る。途中ポーランド人の旅人がiPhoneあるかと言ってきた。俺たちの写真を撮ってくれてたらしくエアドロしてくれるとのこと。俺はiPhoneじゃないので追分が受け取った。そのまま話しながらクルマまで行き、タイヤ交換も手伝ってくれた。というか俺等はやり方は教わってたがやったことはなく知識なさすぎて教えてくれながらほぼ主体でやってくれた。ホント助かった。砂漠でタイヤ交換。これも旅のいい思い出だ。スーパーカバーの保険は入っててよかった。これは入ってなかったらお金のこともまた考え出してまた気分悪くなってた。

これもいい思い出!そいえばインスタ教えてもらったけどその時電波なくてまだフォローしてないわ。お礼しなきゃ。4月日本来るらしいから激うま日本食ごちそうしたい。
すごいやってくれる。俺は砂地で車持ち上げる支柱みたいなやつが斜めにならなってないか見張ってた。
しゅーる。

このあたりから二人とも元気になり会話するようになった。砂漠を戻る。タイヤも元気モリモリ。40キロくらい進んだところでもう1回ネジ締まりきってるか確認しなとポーランドニキに助言いただいたので言われたとおりにした

こんな道を通ってデッドフレイに行く。道という道はないがタイヤ跡をたどってれば着く。

ゲート内に戻る。まずはsesriem canyonに行った。ちょっと見ればいいやくらいの気持ちで行ったけど結構すごかった。ゴツゴツしててビーサンて歩く場所ではないなと思った。

ゴツ分
すげえ

ここから今日の目的地はwalvis bay。一気に西側海岸まで行く。300キロほどで所要時間は4時間ほど。追分が徹夜だったので今日はおれが運転した。トコジラミ対策もしたかったのですぐ出発した。

まず昨日寄ったドライブインのカフェの方までは戻る形になる。そこまで1時間ちょっとで行き、大通りに入って250キロ直進ですとのことだった。追分は寝ていた。今日は快晴で昨日も見た景色だったが綺麗さが全然違いすごくいいドライブだ。

ここからの250キロ。色々と景色が変わりどれも絶景。これぞ絶景ドライブという感じだった。
少し経って、言うて俺も昨日3時間しか寝てないのでくそ眠くて冷蔵庫のレッドブルを取るために停車。でも俺は眠くても居眠りしないという特殊能力を持っている。数年前2徹目でつくばから広島まで車で帰ったことがあるがその時も眠かったが寝ることはしなかった。

赤砂エリア、芝生エリア、ゴツゴツエリア、他にも綺麗なところいっぱいあって写真撮りきれてない。途中何度か停車して景色を撮ってみたいなのを繰り返しながら行った。

14:30、walvis bay付近のモールに着。ここで南アからエジプトまでの航空券を取った。なんとカタール航空。もう楽しみ。追分のトコジラミの薬を買って、キャンプサイトに向かう。

15:30、キャンプサイト着。お湯が出るか確認すると熱々のお湯が出てきたので、俺の防虫マットや言い訳の全ての服、などなど全部熱湯消毒した。テントのマットレスはどうしようもなかったので、外に出してはたいてお気持ちばかりの虫除けスプレーをした。

17:30、早めのクッキングタイム。今日は念願のカレーだ。タイで買っておいたバーモンドカレー。牛カレーにする。じっくり煮込んでまじつまうまだった。でも米はカスすぎ。あとちょっとシャバシャバカレーになってしまったのも悔やまれる。食べた時の感動はおととい食ったわさび塩のステーキに軍配が上がった。そういえばしょうゆも見つかった。嬉しい。

カレーを食ったら焚き火で防虫マットを乾かす作戦。炭の匂いがバッチリついて寝るときもずっと焚き火の中で寝ているような香りに包まれることになってしまったが、二時間以上かけて無事乾かすことに成功。

マットレスなどをテントに戻し、長袖長ズボン靴下に防虫シートを上から被ってフル装備で就寝。

いろいろトラブルはあるもんだが、なんだかんだこれまでもうどうしょうもないわ、みたいな感じになったことはない。運がいいのももちろんあると思うけど、俺たちの生きる力は日に日に強くなっているように感じる。ちなみに追分のマニュアル運転技術も日に日に上達している。それでも信号待からの発進でエンストかましたりするが。

おやすみ。(ちなみに夜書くの面倒すぎて、次の日の助手席で書きましたこれ。脱怠惰!)








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