横断歩道で待つ間
信号待ちの間、何をしていますか?
大抵の人は「特になにも・・」か
スマホを見てるか、ボーッと立っているか。
たまに信号機を睨むように凝視している方もいたり。
様々だと思います。
私は、というと、実はほぼ俯いています。
目の前の道路を見ているというか、
まさに俯いているという感じ。
一見、落ち込んでるか疲れている人の様です。
本当は、私も前を向いてしっかり立っていたい。
でも出来ないのです。
横断歩道は、注意が必要。
それは、横断歩道の白い部分が、私の目には
眩しくて、まさに「目にささる」感じだから。
日差しの照り返しなので、曇りや雨だといいのですが、
夏の日差しだと、頭が痛くなるというか、
視界が真っ白になって、クラっとします。
なので、何車線もある大きな交差点だと、
気を抜かないで歩かないと、横断歩道だけで
ものすごく疲れますし、体力を奪われます。
渡り切れる様に、秒数を計ってリハビリは受けました。
なので、余程大きいとかじゃなければ、普通に歩けば
何とか渡りきることは出来ます。
でも、日中の天気のいい日の横断歩道を
少し見るだけで眩しくて苦しいのです。
足元を見ないと危ないので、一応は見ています。
左右も前も見てはいます。
けど、注意せずに目に入ってきてしまうと、
クラっとするのです。
日傘を持つことにしました。
かなり軽減されました。
でも、内側が黒くないと、ダメでした。
白い日傘だと、傘からもダメージが。
なので、外側はともかく、内側は黒で
今は選ぶようにしています。
そんななので、写真の様にガード下の横断歩道とか
本当にホッとします。
日陰ってありがたいな、ついそう思ってしまって。
日傘をささずに歩ける屋外は、
暑さだけではなく、私にはオアシスです。
何も考えずに景色を見られるのは気楽。
そこで、更にアイテム追加しました。
それは、友人からの紹介のサングラス。
色が濃くないので、私がかけていても大丈夫。
これをかけて、日傘をさせば完璧です。
横断歩道も、サクサクわたることが出来ます。
なので、ガード下じゃなくても、
私が見ている夏の風景は写真の様です。
ここまでモノクロではないにせよ、
かなり色彩も抑えた感じで入ってきます。
それが楽なんです。
思い起こせば、ギラン・バレーになってから
ずっと薄暗い環境で過ごしていました。
外に出るのが辛くて辛くて。
昼間は明るくて辛いし、夜は夜で明るい照明が
目にささるように感じて。
スマホもパソコンも明るさを下げてちょうどいい。
白い壁に囲まれたレストランや部屋が苦手になり、
スキーやスノボも行かれないと感じました。
横断歩道でダメなのに、ゲレンデなんて。
ものすごく揺れる吊り橋位怖い。
分かってくれる人がいた。
私は自律神経が傷ついたせいらしいのですが、
同じ感覚をあゆちゃんもあるそうです。
同じ様に白い部屋が苦手で、横断歩道も
夜の対向車の車のライトもクラクラするそうです。
同じ感覚を持つ人がいたなんて。
ずっと「なにそれ?」って言われていたのに。
素直に嬉しかった。
そんな話を仲間内でしていたら、
意外とそういう感性というのか、
そういう感覚をもつ人もいることが分かった。
皆もそうだと思っていたことが、自分だけ?になり
また同じように感じている人もいるになった。
今度、皆で話せる場で、テーマにしようと思う。
あゆかんも参加しているピアチェーレのTwitterスペースで
話そうとなったけど、今から楽しみだ。
食べ物の好き嫌いが、味よりも食感。
音に敏感だったり、光に弱く目にささるように感じる。
錠剤は大丈夫なのに、糖衣錠は飲めない。
そんな細かいことだけどどうしても気になる、感覚のことについて。
日常生活に関わる事だけに、回数も多くて大変。
だからこそ、話してみたいなと思っています。