オンライン診療、東京都の実績は約20%
本note の最初のエントリーでオンライン診療の厚労省への届け出の全国集計を発表日にリスト化したが、東京都での4月の実際に診療を行った医療機関のリストが都保険福祉局から発表されました。実績379施設。
東京都でンライン診療の実績(※医療法および関連するガイドラインを遵守する)があるとして登録している医療機関
(リンク先をクリックするとPDFがDLされます)
https://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq13/qqport/common/downloadfile.php?&kbn=1&key=QQ13MOIFUP202005290949381_オンライン診療の実績があると報告している医療機関.pdf
私のカウントでは届け出数1059 、うち初診から対応可513でした。最新の厚労省のリストでは1915施設と856施設の増加(80.8%アップ)しており19.7%が実績ありとなります。オンライン機器利用と電話初再診の比率は概ね1:2ということなので、統計はありませんが約700施設が電話対応と推定されます。概算ですが、コロナ禍でオンライン診療普及率は届け出医療機関の約半数が実際に対応したと思われます。
前述の自分の調査では東京を中心に普及率は高く、地方ではまだこれからと考えますが、感染者数と人口あたりの感染率を鑑みれば、ニーズに応じた普及と考えます。
今回はコロナ対策の時限措置ですが、収束後も初診解禁の流れに向くと思っています。