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「超ムーの世界」への招待 5

 「超ムーの世界」は、月刊「ムー」とコラボしたオカルト番組です。2014年6月7日から8月17日まで、エンタメ~テレで全6回放送されました。
 前回は第4回を紹介しました。今回は第5回を紹介します。出演者は、島田秀平(MC)、三上丈晴(「ムー」編集長)、並木伸一郎(オカルト研究家)、キック(サイキック芸人)、角由紀子(「Tocana」編集長)の5人です。

第5回の構成

*カッコ内は話題提供者
① ノアの大洪水(三上)
  アララト山の氷河から、化石化された方舟が発見されたが・・・
② ハイテンションタロット!(キック)
  胡散臭いけど当たっているというところを、目指しているが・・・
③ マレーシア・ドラゴン!?(並木)
  白い小さな竜が、家の中でウサギを食べていて・・・
④ 今回の手相 恋愛・結婚運(島田)
  結婚線・根性線とは・・・
⑤ 人は死を目前に何を見るのか?(角)
  人の脳は死後活性化している。そのとき何が起こっているのか・・・
⑥ 座敷童(三上)
  盛岡のある宿では、波長が合うと座敷童が出て来て付いてきて・・・
⑦ 曹源寺「河童大明神」(島田)
  先に頼んでおくと、河童の手のミイラが見られるという・・・
⑧ 東京の結界(島田)
  鬼門には西郷の犬ツン、裏鬼門にはハチ公、狛犬の代わりで・・・
⑨ パターソン・フィルムの真実(並木)
  ナショナル・ジオグラフィックで、本物と認定された映像は・・・

今回の感想

 ①から壮大な内容です。4500年前に大洪水は実際に起きたという話から始まります。では、大洪水はなぜ起きたのか? それは、月が地球に接近したとき、月の水が・・・そして、潮汐作用により地球は膨張し・・・
 ⑤の角さんによる死後の脳の活性化の話も印象的でした。お迎え現象の話から、木内鶴彦にまでつながります。私はこれによって、木内鶴彦を初めて知りました。彼の自伝的著書「生き方は星空が教えてくれる」は、ムー民の必読書だと思います。キックさんがここで話していたネタも、この中に書かれていたように思います。
 ムー民的に気になる2人の日本人:文庫で読む文学全集:SSブログ (ss-blog.jp)
 さて、⑧の結界の話も、⑨のビッグ・フットの話も興味深いのですが、私的にぜひここで書いておきたいのが、②です。こののちキックさんの必殺技となるハイテンション・タロットが、ここで初めて披露されます。ただし、この占いのすごさが実証されるのは、もう少しのちの2016年、アメリカ大統領選挙で大方の予想を裏切りトランプが勝利することを当てたときです。
 ちなみに私は、キックさんのファンです。オカルト界の重鎮たちに囲まれながら、自分のペースを崩さず、ばかばかしいことを言ったりやったりしているキックさんは、時として私自身と重なるからです。

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