ゴッホ展を見る。
ゴッホ展を見てきました。予約制で平日の昼間だったけど多数の人でした。音声ガイドを使ったので役に立ちました。前方はほとんど人でわずかな隙間から見るという感じでした。
ヘレーネ・クレラー・ミュラーという人のコレクションでゴッホのオランダ時代から晩年まで集められています。最初は素描に集中し、新印象派の影響を受けて色彩を取り入れて鮮やかな絵が出来上がっていきます。農民や苦悩を抱えた人を描いたものも多く生きる人の苦悩を描いています。上流階級の人を描いていればもっと売れただろうと素人ながらに思いました。
アルル時代に書かれた「種蒔く人」のタッチは凄くて繊細さと色彩の豊かさに驚かされます。(当時はもっと色彩があったとか)またサン=レミとオーヴェル=シュール=オワーズの絵からも繊細さと狂気、苦悩を抱えた人間像が伺えます。ネガティブなエネルギーを抱えていたのだなと分かります。それを絵と色彩で表現した魂の作品なのだと思いました。
次回はフェルメールがあるそうです。こちらも楽しみです。
(時期の都合で期間内に間に合わないかもしれません。ごめんなさい)