あしらの俳句甲子園2024 その4 予選だよ!全員集合!!
エントリーは四十チーム。戦いの朝が来る。
前日、居酒屋で酔っ払った我々は各自引き上げ、それぞれの宿でお題に合わせて俳句を作った。
私は寝てからではないと無理そうだったので、朝6時に目覚まし時計をかけて就寝。花河童は深夜3時まで頑張ったのだとか。
参加メンバーのグループLINEに俳句を書き込み、お互いの俳句にどれが良いのか、どう変えたら良いのか意見を試合のギリギリまで出し合った。
会場へ行くのにバスを乗り逃したので市電で移動。総合コミュニティセンターへ行くには、この市電で良いのか車掌さんに聞いていると地元のおばあちゃんが訛り言葉でコミュセン行きはバスに乗るのだと言ってくるのだがなかなか聞き取れない。異国情緒たっぷりで旅してるなーとひしひし感じてしまった。
会場には沢山の人が席に座っている。スタッフよりも先に来た人もいるそうだ。
受付を済ませ席に向かうと最前列のド真ん中。
花河童が
「こんな真ん前でいいの?」と聞いてきた。
ネットの受け付け順であったのだろう。机には3番と貼られている。
北野きのこのおかげなのである。
予選のお題を決める時間がやって来た。
予選のお題は「凩」である。
前日にお題に何句か俳句を作っており良い句を選んでおいたので北野きのこに入力して結果を待つ。
チーム三名合わせた総合得点が高いチームが勝ち抜けだ。
八チームでトーナメントを戦うのですが、北海道から二チーム仲間うちで組みましたが、二チームともトーナメントに行く事が出来たのです。
・雪うさぎ(四年前優勝)
・蝦夷のきのこ(私が代打)
奇跡の北海道二チームが予選を突破したのです。
今までになかった二チーム突破!
そのくらい予選突破が難しいのですよ。
四十チームの上位二割にチームの総合成績が入らなくてはいけないのですから。
雪うさぎの名前がスクリーンに上がって、北海道からは雪うさぎだよねーなんて油断しまくりだったのです。
まさか、蝦夷のきのこをスクリーンで発見したときは、
ま、さ、か!!
でしかなく、ごごごごご午後は道後温泉の予定だったのですが!昼ごはん用意してないよー!鯛めし(鯛がお刺身)が遠のいてしまうー。
買いに行く暇ないでしょ?との言葉を振り切り、買いに走ったのでした。
だって、すぐ負けるでしょ?きっと。予選を突破したのはまぐれですし。負けても雪うさぎが勝ち進んでいく姿をブログの記事にしなきゃ。取材、取材!
昼の12時半までにチームの二人が◎してくれた俳句を入力すれば良いのだし。
春の雪、決勝までなんて行くわけないからと言う春の雪の句を入れたい花河童を二人で説得して雪の句に入れ直したりはしましたが、12時半までに八チーム入力は済ませて、13時からトーナメントがスタートしたのでありました。
まあ、楽しむぜ!エンジョイするぜ!奇跡の予選突破ですもーん。
しかし、喉が渇く。
緊張しちゃーう。
いやーん!!
てな感じで幕が開けたのでございます。