PANCETTA 声
TGR、皆さんはいくつ行けましたか?
個人的に忙しくて、4つしか行けませんでしたが、最後をPANCETTA「声」で締めくくる事が出来てとても満足でした。
一宮周平さんが主宰・演出するパフォーマンス。
音楽と演劇。
演劇ってなんだ?面白いってなんだと?
疑問が湧く作品でもありました。
観劇したのは札幌での最終日、0歳児でも見れる回。
とてもこの回を見る事が出来てしあわせでした。
もちろん親が子供の上げる声を気にしないなんてできないのではありますが、子供が転がったり声を上げるのも巻き込んで舞台は進んでいきました。
この懐の広さ、とても感動しました。
序盤の暗転からの男たちのパフォーマンス(最初からひっくり返っていて驚きます)はストーリーがあまりなく、子供でもついていけます。
黒いつなぎを着た役者たちが泣いたり笑ったり上司になったり子供になったと思ったらロボットになったり(アシクサ)。
日頃私たちは「声」を出します。あまり考えずに。
でも考えて声を出すとしたら、表情も合わせて。
案外、演劇していない人には難しいのはないでしょうか。
声を上げて笑い続けましたが、それだけではなく考えさせられます。
音楽もグランドピアノとピアニカや色々使われて、楽器の声もしっかり主張が激しく言葉を述べているようでありました。
もし、あなたの町にPANCETTAさんが回ってきたら是非見に行ってみてください。
面白いってなんだっけ?
胸に刃が刺さって抜けない。
そんな問いを胸に秘めて明日からの日々を暮す事が出来ると思います。
来年、TGRにもっと行けますように!