ミニ盆栽を楽しむ⑧コーヒーの挿し木で盆栽｜金澤屋流お家カフェVol.59
桃栗三年柿八年（ももくりさんねんかきはちねん）
意味は目が出て実がなるまでに、桃とクリは三年、柿は八年かかるということ。また何事も成し遂げるまでには相応の年月が必要だという事のたとえ
コーヒーの挿し木を始めてから3年目です。もともと温かい国の植物であるコーヒーの木は、日本の冬には合わず…真冬の北陸では毎年寒さで脱落する木もある中…小さな希望のように感じるのがコーヒーの挿し木。中々コーヒーの木の種が採れない為増やすのが難しいコーヒーの木を挿し木にしてみようとしたのをきっかけに増やしやすい方法やどんな楽しみ方がいいのかを調べています。桃栗三年柿八年とは言いますがコーヒーの木の挿し木は難易度が高く、成功したとしてもなかなか大きくはなりません。そこで考えたのが小さな成長を楽しむ盆栽。コーヒーの挿し木盆栽にチャレンジ。
コーヒーの木の家族を増やそう！クローン大作戦から始まる手探りの挿し木の研究
情報があふれている世の中ですが…これほどまでにない！のがコーヒーの木の挿し木や育て方に関する情報。実際日本では向いていない土地柄、中々育たないのは周知の事実。ではありますがコーヒーの木を増やすには、種を植えなければ…その種は、コーヒーの木が大きくなって白い花を咲かせて実を結実させそして収穫しなければいけません。そこまでの労力や時間もないので挿し木に踏み切ったのが始まりです。2年半の挿し木の検証からわかったのは、挿し木の時期として成功しやすいのが春から夏であること。そして発根させるには、必要最小限の葉を残して土に埋める事。
最短で1か月で発根し、芽が出始める事が分かりました。
以前のブログ記事でも掲載しております。
枯れないけど成長が大きく感じられないコーヒーの挿し木
成功したコーヒーの木の挿し木は、通常の植物同様新芽が出てきて成長を始めます。新芽が出てきやすいのは夏場。温かい時期を過ぎると大きな変化はありませんが、ある程度大きくなります。極端な変化がないため少し寂しい気もしますがここである事を思いつきました。
コーヒーの木の挿し木をミニ盆栽にしよう！
2021年の5月頃に植えたものですが今年の春になってようやく新芽が出ている事に気が付きました。
コーヒーの木ってわかりやすいので挿し木をしてダメなら2～3日で枯れます。水があがらないのか…葉っぱがしおれその後は乾燥して干からびる。水を沢山欲するようですので水分補給の良い環境にしてあげる事が大切です。成長しなくても1週間2週間と枯れなければ◎。
盆栽に選んだ器はこのセラmix
水分環境に神経を使う挿し木の盆栽。という事で選んだのがこの器。
セラmixという器です。保水・通気・排水性に優れた超微多孔発泡セラミックス基盤「グリーンビズ」を使用した商品です。防腐剤などの人工的な有害薬品不使用。陶磁器ではない多孔質のセラミックスです。
水分を均一に保水するので植物にとって良い環境を作ります。
使用した印象としては、水やりもセラミックスが吸水してくれるのでそのまま器事水につけれるので便利です。
2022年夏真っ盛り現在の挿し木盆栽の経過は⁉
生えてきた新芽が青々とし綺麗に光っています。葉は日に日に大きく成長しております。
絶妙な幹のうねりが芸術的にも感じます。新芽の成長を促す為にしたの方の葉は少しカットしました。
セラmixの水分を均一にする器の安定感からか、苔も生き生きしております。夏場は、外で育てていますがこのように元気です。苔との相性も良いようです。この器は、昨年発売されたものです。おすすめですよ。（器はセラmix）
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