温度計選びのお話・ドリップをコントロール|金澤屋流お家カフェVol.30
ドリップの基本は温度と時間です。
粉の温度、使うお湯の温度に並んで影響するのが使用する器具の温度と外気。
真冬と真夏の常温が違う様に、保存しているコーヒー豆の温度。そして使うお湯の温度。色々影響を受けますが、実際に全てを図る事はありません。ある程度慣れてくると、珈琲の粉の膨らみでも高低がわかる様になります。更に、その高低で味わいも変わる様な・・・
今日は、そんな温度とドリップのお話ですよ。
コーヒーを淹れる|ドリップに普段使っている器具
コーヒー豆(豆の状態) コーヒーミル 時間と量をはかるスケール コーヒーフィルター、ドリッパーとサーバー メジャースプーン ドリップポット 温度計
これだけ揃えると、ペーパードリップがどんどん楽しくなります。珈琲は淹れ方で味が変わります。測ってものさしを作ることで理解がどんどん深まります。
ペーパードリップで何を測る?
コーヒーは測るものが沢山。1g粉の量が違ってもかなり味が変わります。珈琲は1杯分約12gのコーヒーを使います。これってお茶や紅茶と違ってかなり沢山。感覚で入れるよりも測ってみることが大切。
「粉の量を測る」
スプーンでは、微量がわかりづらいのでスケールを使うのが確実です。また秤がないときは、メーカー専用のメジャースプーンを使うのがおすすめです。写真真ん中はカリタの10がスプーン。
そして抽出量を量る。サーバーの目盛を参考にしてもいいですが、実際には若干ぶれる事が多いです。線のジャストかやや上かやや下かで量がずれます。スケールのせると安定はしますが。
「抽出量を量る」
美味しいコーヒーの味わいとお湯の温度はきっても切れません。高すぎるときつくなりやすいのでご注意。さらにぬるすぎても豆の持ち味が発揮されず…お湯の温度を測ることをやって見ましょ。
「お湯の温度を測る」
「抽出の時間を測る」
お湯を注ぎ始めてから淹れ終わるまでの時間。測ってみると早く終わる時と遅くなった時。同じ珈琲でも全然違うのですね。早すぎても遅すぎても🤔。この何処かにちょうどよいがあるのです。基準を持つには、やはり測ってみる事をお勧めします。
お湯の温度を測る温度計
色々測る、計る、はかるものが沢山あるのですがお湯の温度をはかるものというのは、長年抽出をしていますがこれっという道具に中々巡りあえません。
色々使ったものがあるので今日はリストアップしてみました。
水銀温度計
正確です。ポットのサイズに合わせ長いものから短いものまで。安価で比較的手に入りやすい商品です。
注意点は、水銀が割れないようにケースに淹れ使用し、割れないように気を付けましょう。
電子温度計
タニタの電子温度計は比較的入手しやすいですね。価格1000円代
こちらの電子温度計は、ポットにセットしやすく見やすい。とてもお気に入りでしたがなんと、お湯の蒸気で壊れやすく現在は、たまにしか使用しておりません。精度は高く、温度感知も早いです。価格は3000円代
バイメタル温度計
金澤式ドリップポットにも付属されているバイメタルタイプの温度計です。こちらもスリムコンパクトでポットにセットしながら使用しています。こちらも2000円いかない金額で購入できます。お湯にさしてから約10秒で感知します。弱点としては振動に弱いのでいつの間にか壊れてしまっている事が多く今は使用しておりません。
毎日使うものなので、見た目の可愛さも大切と道具を選んでおります。中々廃盤になったりと入手困難なものもありますが、見やすく、丈夫で、可愛いものがあったら毎日のドリップが更に楽しくなります。
今1番お気に入りの温度計は!
色々あって、現在は3年目突入のこちらの温度計です。
タカヒロ「Thermo Meter-サーモメーター」です。一目惚れしました。
真っ黒ボディーに針が赤。白くて大きな数字が見やすい。
という事で
今回は、タカヒロのサーモメーターをゲット。
約5000円ほど。
大中小と大きさがあり、購入したのは一番大きいサイズのものです。
タカヒロドリップポットを使用していますのでお揃いです。
温度計に5000円というのは、はっきり言って高いですね。😅
5000円と高いのは
メイドインジャパンタカヒロブランド
タカヒロが製造販売しているからでしょうか。
もう3年目になりますが壊れず安定しています。
ポットを洗う際に外してつけてと繰り返すのですが部品も壊れず丈夫な造り。
蓋を外した裏はこうなってます。
予めストッパーフックがついてますので
ストッパーで蓋から温度計が落ちないように固定しております。
じーっと見ると
サーモの先端部分には、温度計計測範囲目印がついています。
・
こちらの目印から先端の部分で温度を計測します。
水位がこれよりも下だと正確な温度にはならないのですね。
お店で使用しているドリップポットには、温度計をさせる用に穴を開けております。ですが、タカヒロにも温度計をさせる用に加工したポットが販売されているようです。
ただ大きいだけではなくさわってみると
安定した重さ
造り
しっかりしています。
説明書によると耐水性食器洗浄機による洗浄も可能ということで
5000円の理由は、防水性だからですね。
こうやって使う事もできます。(加工した蓋がない方は)
タカヒロサーモおススメです♪
で所で業界でタカヒロと言えばポット。
沢山の方が愛用してますが、家庭用でもとても人気です。
ステンレス製
お湯をいれても軽くて
注ぎやすい細口
初めて使った時は感動しました。
タカヒロは、コーヒー用ドリップポットを始めとした業務用用品を製造販売する国産メーカーです。
ぜひ、使ってみてくださいね。
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【人気の細口ドリップポット】―タカヒロ
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温度計は販売していませんが、ポットはありますよ♪