俺の沖縄旅行記
さて、今回は金儲けだの、仕事論だの、出世論だの、そういった俗っぽい話題から離れ、旅行記を綴っていくことにする。そういえば、過去、複数回にわたって旅行記を書いたが、見返すとどうやら自分は”海に行ったこと”をことさら好んで記事にする傾向があるようだった。
というのも、僕が生まれた京都市には海がない。埼玉県や群馬県にも海がなく、よく何もない土地のうえに海もないと揶揄されているが、京都は寺社仏閣や鴨川、世界中の観光客を惹きつける名所が点在するため、市内に海がないことをあげつらうような機会をあまり目にしない。
だからなのか、コンプレックスやネガティブな意識はないのだが、やはり京都市で生まれた人は海に憧れるような人が多い気がしてならない。
今回の旅程は4日、沖縄本島の那覇に1日、名護に3日滞在というそこそこ長い旅になる。直行便の乏しい国への旅行に慣れ親しんだ人にとっては4日などは移動に充てられるもので極めて短いと感じるかもしれないが、自宅を数日でも離れることを嫌う自分にとっては十分に大旅行なのである。
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