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Ep.6-1 ウチらのプライド(2)10月11日は国際ガールズデー!「『女性』として生きること/広告から考えるルッキズム」
番組概要
今週末、SOGI研とポットラックしない?」略して「週末ポットラック」は、金沢大学SOGIESC研究室の学生による番組です!
ポットラックとは、参加者それぞれが好きな料理を持ち寄って、みんなで食べるパーティーのこと。この番組では、SOGIESCを中心としたさまざまなテーマで、私たちSOGIメンの素直な気持ちを美味しくシェアしちゃいます🧠
SOGIESCにまつわる悩みや、ちょっとしたモヤモヤを抱えているかもしれないあなたに...すぐ隣でそっと寄り添うSOGIメンの等身大をお届けします。
「最近もやもやしたことをだれかに聞いてほしい」
「SOGIメンはこれについてどう考えるのかな?」
「SOGI研にこんなイベントをやってほしい!」
などなど、お便りもいつでもお待ちしていますよ💭
あなたにとって、「週末ポットラック」が、日常のほっと安心できる居場所になりますように☕️
番組へのお便りは下のマシュマロからお送りください💌⇩
(ラジオネームを記載いただくと、一緒にご紹介させていただきます!)
Ep.6-1の音声配信はこちらからお聞きいただけます🎧⬇️
Ep.6-1 ウチらのプライド(2)10月11日は国際ガールズデー!「『女性』として生きること/広告から考えるルッキズム」
はじめに
参加メンバー:あやか(司会),うめ,みゆう
あやか:ということで,始まりました!じゃあ今回,初めてのメンバーがいますね?自己紹介お願いします!
うめ:はじめまして,SOGI研メンバーのうめです。え〜私が最近ハマっているのは,ドラマを観ることで,最近ドラマにハマったので今 昔のドラマを観るのにハマってます。
みゆう:お〜!
あやか:例えば?
うめ:最近観たのは,「コウノドリ」。
あやか・みゆう:お〜!
うめ:あの〜夏休みの時に観たんですけど,3日で21話観ました。
あやか・みゆう:お〜!!
みゆう:すごい笑
あやか:めっちゃ詰めてる笑
あやか:はい!ということで,新しく加わったうめさんも迎えて,今日,あやかと,うめと,みゆ…
みゆう:みゆうです。
あやか:(笑) みゆうの,3人で話していきたいと思います!
「女性」として生きること
あやか:で,10月11日は国際ガールズデーということで,今日はこの国際ガールズデーにまつわる話題を話していきたいなと思います!ではみゆうさん,国際ガールズデーの説明,お願いします。
みゆう:はい!国際ガールズデーとは,女の子の権利や,女の子が人生におけるいろんな選択肢を,自分の意思で選んで生きていくために必要な力とか,男性と対等に意思決定に参画できるような力をつけることを促進しようって、国際社会に呼びかける日として国連が定めた日です。その背景には,色んな女の子が抱える問題に対して,声をあげてリーダーシップを発揮することの大切さを伝えようっていうところがあります。
あやか:はい!ありがとうございます!ということで早速なんですけど,今までの学校生活とか日常,家族のことでも何でもいいんですけど,女の子がちょっとだけ不平等だなって感じること,男の子と比較されてんな〜とかって思うことってあったりしましたか?
みゆう:ん〜…
あやか:私は,父方のおばあちゃんがその気質?強くて。私は一応女の子として生きてきたんですけど,弟がいるんです!私!だけど,私には大学入るときに「女の子なんだから、居酒屋とか夜遅くなるバイトはやめなさいよ」とか,着る服とかも「あんまり露出が少ない方がいいよ」みたいな。なんか「女の子だから」っていうのがちょっと強くて,私もそれが嫌で反抗してた部分もあったんですけど。
最近だと男女平等になりつつあるけど,上の世代ってなったらそういう風に,男尊女卑まではいかなくても「女の子なんだから」とか「男なんだから」っていうのが強いのかなって感じることは結構あったかな〜って。
みゆう:え〜,そうですね…ん〜…なんかでもありがたいことに少なかったかな〜って私は思いますね〜
うめ:私もなんか,そういうことあんまりなかったなって,今の話聞いて。
みゆう:うちの場合,家族に男が少ないっていうのもあると思います。女の人の方が多い,女の人が強い家系で育ってきたから,笑 ん〜…そうですね…
あやか:うめさんも兄弟多いもんね?
うめ:私は兄弟多いです。私が1番上で,下に妹と,あと弟2人いるんですけど。まあ男と女の数が同じだから,「女の子らしくしなさい」「男の子らしくしなさい」っていうのはなかったかな。なんかみんなのびのびとそれぞれ育ってるっていう感じで。
あやか:へえ,いいな〜
みゆう:すごい良い笑
うめ:家では「女の子なんだから」とか感じたことなかったけど,今の話聞いて,なんか写真撮影?小学校とか中学校とかの,なんか最初に撮る写真,クラス写真とかあるじゃないですか。それで,男の子は,膝を広げて,拳を足の上に置いて,
あやか・みゆう:あ!あった!!
うめ:女の子は,ちょっと手を合わせて,膝を閉じて写真に写ってくださいみたいなのがあって。それが,昔から根強く残る学校における男女の差で1番大きいやつかな〜って,今思いました。
あやか:あ〜確かに…….!!
みゆう:あったな〜笑 なんでこんな足閉じて,足斜めにしてなんかこう…こうですよね!?見えないけど!
あやか:ちょっと伝わらないけど,笑
みゆう:伝わらないけどっ,でもありますよね,こんな感じの!
みゆう:いや〜確かに…。あっでもそれで言ったら,もっと遡って保育園の時に,こう1人ひとつマークみたいなのがあって。名前がまだ書けないし読めない子達がいるから,その子たちが自分の持ち物をちゃんとロッカーに戻せるように,1人ひとつ自分のマークみたいなのがあって。なんかそれも,あとで聞いたのか何で知ったのかわかんないんですけど,結局男の子用と女の子用で分かれてて。だから女の子が車に興味があっても,車のマークになることは絶対にないみたいな。で,しかも色も分けられてるし,なんかそうやって,なんだろう,子どもの頃の好きになるものとか興味を持つものが,最初から制限されてるみたいな。
あやか:うん。
みゆう:それがなかったら,もしかしたらその子は別のものに興味を持ってその道で進んだかもしれないのに。それってどうなんだろう〜とは思いましたね〜。
あやか:確かに…
うめ:小さい頃に,周りの大人からの「女の子らしさ」と「男の子らしさ」の刷り込みじゃないけど,それがあるような感じはする。
あやか:私は結構中学校とかになっても「女子はこういうことやりたくないよね」みたいな感じで男子に,重いものを持つやつとかは男子になりがちだったし,逆に細かい作業とかは「こういうの女子得意でしょ」みたいな。
みゆう・うめ:あ〜笑
あやか:みたいな感じで回されたりとかして,笑 確かにそういうのが得意な男子もいるし,得意な女子もいるけど,実際そうじゃないこともあるじゃん。女の子だけど,女の子だけどって言ったらアレだけど,一般的に家事は女性って感じがするけど,実際そんな,みんながみんな最初っから料理できるわけじゃないし,掃除好きなわけじゃないし。逆に男の子だからっていって重いもの持てるとか全員が全員背高いから,ほら,高いとこに手が届くとかでもないじゃん?
そうなのに,そういうものっていうのが結構学校とか家族とか,大人から刷り込まれてる感じはある。女子だからできないとか,女子だからできるみたいなのが。そういうものっていう概念が植え付けられてるのかな,って思った。
みゆう:確かに…
あやか:そのマークとか,好きなものの話も含めて。それで今私が思ったのは,「リケジョ」のくくり。あれなんなん!?ってずっと思ってて笑
理系を選ぶ女の子が少ないのかもしれないけど,「リケジョ」っていう特別扱いみたいなのされるのが,嫌だな〜って思って。
大学入試とかでも工学部とかって女子枠みたいなのちょっとやり始めたりとかしてるぐらいなんだけど。その,理系に進む女性を増やしたいっていうのは確かにわかる,けど,その新しいくくりっていうか,ラベリングっていうか,なんかレッテルじゃないけど,そういうのあるのってどうなん?って思ったりする。
みゆう:女子枠があることで,何がどう良いのか,私はちょっと,自分が文系だからっていうのもあってあんまり想像つかないな〜っていうのがあるんですけど。結局,なんか別に女子だから理系に進めないわけでもないし,進もうと思ったら進めるのに,特別に枠を作るのって必要なんかな〜って。結局それって国の思ったようにしたいから作ったみたいな,大学の思ったようにしたいから作ったみたいな感じなんかなって,自分は想像するんですけど…どうなんでしょうね?
あやか:なんなんだろうね?
うめ:1回医学部の入試とかで,ほんとは女性の方が点数高かったのに,男性を入れたみたいな。入れたとかいうニュースがあったから,ちゃんと女性もとりますよみたいな感じで,そういう不正なことはしませんっていう意味も込めての,女子枠?笑
あやか・みゆう:あはは笑
みゆう:わかんないけど笑 でもそうだとしたら,
あやか:なんだそれって感じだけど笑 他の学部では普通に起こってるんかいって笑
みゆう:なんかもう,起こってることがおかしいじゃなくって,その先に行っちゃってますよね?笑 いや,しないのが当たり前じゃんって話ですよね笑
うめ:でもよく聞くのはやっぱり,理系は圧倒的に男子が多くて,女子のいる場所がないみたいなのは,友達も言ってたのを思い出して。人数比で言うともう8:2?男子が8,女子が2とかで,もうすごい,ほぼ男子,みたいな環境で勉強してるって言うのは聞いたから。
みゆう:でも文系っていうか,国際(学類)って逆じゃないですか?真逆…男女比が真逆…
あやか:国際,女子多いよね〜
うめ:そう,国際は女子がすっごい多くて,男子が肩身狭そうにしてる。
みゆう:あはははは笑
あやか:それはそれでなんなんだろうねって感じだよね笑 別に国際…って英語でしょ〜?英語っていうか語学とかって,別に女子だけが興味持つって分野でもないしさ,なんなんだろうね?
みゆう:なんでしょう…でも男子は,理系に入らなきゃいけないみたいな,なんか刷り込みみたいなのがあるのかな〜って。この間なんかたまたまSNSで,アメリカの話があって。アメリカの男子高校生とかは,男だから理系に行かなきゃいけない,そうじゃないと稼げないみたいな。そういう風に思って理系に進む人がいるみたいな,それが多いっていう話を聞いて,なんか…なんだろ〜って。ちょっとモヤモヤして。
あやか:就職ね〜
みゆう:就職に影響する,みたいな。
うめ:高校大学だと男子の方が数学とか理科とか得意なイメージあるけど,なんか小学校の頃って,女子の方が数学できて,勉強もできたみたいなイメージがあって。どこで逆転したんだろう,とか,なんで小さいときは,これも刷り込みだけど女の子の方が勉強できて,大きくなると男子の方が理系科目に強くなるじゃないけど,そうやって思われちゃうんだろうっていう。どこでその逆転してるのか,今めっちゃ気になった。
あやか:でも受験?受験なのかな?高校受験を経て?
みゆう:あ〜
あやか:でも私も,一応教職(の授業)を理科でとってるんだけど,「え,理科?珍しいね」って絶対言われる。人に。
うめ:でも私最初聞いた時,珍しいなって思っちゃいました笑
みゆう:あはははは笑
うめ:これも,女子だったら,国語とか英語の先生になるのかなって勝手に思ってて,で理科って聞いた時に「お!」っていうのが,驚きじゃないけどそれがあって。
あやか:でも実際私も,女の理科の先生って会ったことないから,珍しいのか〜とは思ってた。
うめ:私はいました。
あやか:いた?
うめ:はい。
みゆう:私もいました。中学の時。
あやか:あ,高校ではいたか。高校ではいたけど,中学校まではずっと男の先生だったから,あの,授業担当とかもね?小学校の担任の時も,男の先生が多かったから,「珍しいのか〜?」みたいな感じではいたけど。
みゆう:ま,でもやっぱり男性の人の方が多いかな〜とは思いますね。私の個人的な話っていうか感情の話なんですけど。なんか,理系の科目を持ってる女の先生が結構,今まで中・高といて,周りはすごい男性の人ばっかりで。集会とかでズラッと並んだ時に,理系の先生の列みたいなのがあって,数学の先生の列みたいなのが最初あって。ほんとにその先生1人だけ,女の先生1人で他みんな男の先生みたいな状況。だけどその先生はすごい,もうなんかめっちゃ気が強かったり,すごい強い人で,すごいかっこいいなって思って。なんだろ…周りの環境を別に,なんだろ,恵まれてるじゃないけど,性別の違いで行き違うこともあったりするのかなって個人的には考えることもあって。でもそうやって強気に出てる先生かっこいいなっていう笑 こうなりたいなって思いました。高校生の時は。
周りをあんまり気にせず,自分のやりたいようにやるみたいなところは,すごい他の女子を勇気づけるじゃないけど,存在自体がそういう対象になってたのかなって,今考えたらそう思います。
あやか:確かに。身近なところにいるとね,「あ,こういう生き方もありなんだ」って思うかもしれない。
うめ:なんか我が道を進んでる感じがする。
みゆう:そうそう!そうなんです!!なんかうまいことまとめていただいて笑 そういう風にみんな生きていけたら良いな〜って思いますね。
あやか:確かにね〜
みゆう:やっぱ男性社会で,女性は生きづらいみたいな話も聞きますし。
あやか:あるよね,
広告から考えるルッキズム
あやか:ちょっと話ズレるかもしれないけど,Doveの広告見た?
みゆう:見ました!
あやか:Twitter(現X)で,Doveの広告が、なんかね〜中顔面何cmとかって書かれてるの。
みゆう:スペ何とか。
あやか:そう,スペ110とか。美容系とか,ルッキズムのことなんだけど。それに対して「こんなの気にしなくていいよ!」みたいな感じで書かれてるの。でもそれ見たらさ,結局これが美の基準なんだって思っちゃうじゃん。「そんなの気にしなくてもいいよ」って言われてもさ,
みゆう:これです。
あやか:そうそうそう。顔の大きさとか人中とか,Eラインとか。
みゆう:こんなやつがいっぱい。でこれがこういうところ(駅の階段)にこうやって掲示されてるみたいな。これがちょっと物議を醸してるじゃないけど。
うめ:ん〜
あやか:しかもこれを気にするのがさ,高校生女子あたり,大学生とかな気がして。男の子で,って言ったらあれだけど,Twitterとかで男子で「中顔面が〜」とか「スペ110」とか言ってる,,自分に対してね?自分に対して言ってる人ってあんまりいないけど,女の子って結局痩せてる方が綺麗とか思っちゃうし。それをひっくり返そうとしてるはずなのに,それを知らなかった人まで巻き込んじゃってるみたいな感じがして。今の女の子っていうか,特に高校生とか,中高生とかでそういう美の基準に囲まれながら生きてたら,すごい生きづらいだろうなって。
うめ:私今の話全然知らなくて。初めてそういう基準があること知って,確かに言われたら気になるかも。今まで気にしたことなかったけど,言われたら気になるなって。
みゆう:いや,そうですよね。私は元々知ってたから,知ってた側の反応だったんですけど,なんか知らない人からしたらそりゃそうだよなって,今。…これでも,ほんとに,ほんとにやばいっていうかなんか,
あやか:結構極端じゃん。
うめ:さっき見せてもらった写真だと,なんか駅の階段のところとかに,貼ってあるようなイメージだったから。まあ通勤,通学してる高校生とか,20代の人とか女の人とかも見るわけだし,自然と目に入ってきちゃうから気にせずにはいられなくなっちゃう感じがして。
みゆう:しかも別にDoveって,他の人も言ってるようなツイートあったんですけど,別にDoveってこの,なんだろう,「気にしないでいいよ」みたいに言ってるやつにあんまり関わってないみたいな笑 肌の洗顔料だったりの商品出してるのに,人中とか関係なくない!?みたいな笑
あやか:そう笑 なんかニキビとかだったらまだわかるよ,「ニキビね」と思うし肌のくすみぐらいだったらわかるのにさ,なんで急にここで中顔面とかさ笑
うめ:整形しないと変われない笑
あやか:なんで〜?って笑
みゆう:もうDoveの及ぶところじゃないですよね笑
あやか:そんな顔洗ってさ,顔ちっちゃくなるんだったら全然やりますけど?って笑
うめ:みんなやる笑
みゆう:あはははは笑
あやか:「Dove使ったら顔ちっちゃくなった〜🎶」
みゆう:あはは笑 魔法ですよもうそれ笑
みゆう:でもほんとに,友達の話で,妹がいる友達の話で,メイクをする年齢が,年代が,自分たちの時よりも若くなってるみたいな。
うめ:それはもう,めっちゃ感じる。
みゆう:正直私たちの,っていうか私の時はそんなんよりも「SNOW」とかが流行って。
あやか・うめ:あ〜〜〜!!!!
うめ:なんかメイクしなくても,カメラを自分の顔に向けたらもうメイク完了✨みたいな。
あやか:ここ(画面)で生きてたもんね笑
みゆう:なんかもうそれで納得してたし,なんならもう変形されすぎて,大体みんな同じような位置に目があるみたいな。
あやか:そうそうそう。
みゆう:だったから,そんなになんか,自分の顔をメイクしようと思った年代がほんとに小学生とか中学生とかではなかったんですけど,今はもう小学生でも,
うめ:「すっぴんで外歩けない」とか。どういうこと?みたいな。
あやか:小学生,日焼け止め塗ったらまだいい方みたいな。
みゆう:そうですよね!
うめ:日焼け止めすら塗ってなかった笑
みゆう:わかります!真っ黒こげでした笑 いや〜なんかそれって結局ルッキズム?やし,SNSに触れるのも早くなってるから,いろんなものを見るし情報が入ってくるし。
あやか:なんか,こっちがアイドルとかの情報だけを見たいってなっててもさ,だんだん「このアイドルのメイク方法」とか「このアイドルの目の大きさがいい」とかっていうTikTokとかTwitterとかも結構回ってくるから,そういうところで,メイクすることが悪いとは思わないけど,「メイクしなきゃ」っていう方向になっちゃってるのかなって。なんて言ったらいいんだろうね。憧れがどんどん膨張しちゃってるみたいな。「こうじゃなきゃダメ!」みたいになってるのかなってなんか思っちゃった。
みゆう:それもまたなんか女の子特有,女性特有の,周りから求められてるっていうか,直接的に求められてはないかもしれないけど,「そうしなきゃいけない」みたいな風になってるのかなって。メイク,,
あやか:メイクもね。「化粧しろ」って感じもあるけどさ,化粧濃かったらまた言われるじゃん。
みゆう:あ〜!確かに!
あやか:こっちはさ,メイクするにしろしないにしろ,好きな自分でいるために化粧するなりしないなりっていう選択をしてるのに,結局外野に挟まれて,結局同じようなメイクにさ,収束しちゃってる感あるから。なんのためのメイクなの?って思う。服装とかにしても,ダイエットにしても。
うめ:メイクは私あんまりしない,,てか今もしてない。
あやか:そっか。興味ない?
うめ:興味ない,です。全然興味なくって。結構K-POP好きで,アイドル,女性のアイドルが好きで結構見るけど,別にメイクには惹かれない。
あやか:あ〜,そっか。私は化粧品とかコスメの,あのキラキラが好きなの!
みゆう:あ〜!
あやか:別に化粧がめっちゃ好きかって言われたら微妙だけど,コスメを集めたいがために化粧してるみたいなところはちょっとある笑
みゆう:あ〜確かに,キラキラしたのっていいですよね。私も好きです,キラキラしたもの。でもなんか,キラキラしたもの好きで買ってても,「この年代にそのブランドはイタい」みたいなの見ちゃって。好きなコスメのブランドみたいなメーカーがあったんですけど,結構キラキラしてて,ちょっと言ったらおもちゃみたいな?見た目の方に特化してるのかなっていうのは確かに思うんですけど,それはなんかもう「20代とかで使ってるのはイタい」みたいなの見ちゃって。
うめ:高校生はメイクしたらダメだけど,大学生でバイト始めたらメイクしなきゃいけないみたいなのあって。その2年間くらいしか使えなくない?20代がダメだったら,
あやか:確かに〜笑
みゆう:そうなんですよ!!
うめ:その2年のためのメイク道具?
みゆう:そういう考えの人もいるんだなって思って笑 まあ好きだから買うけど!って思ったんですけど笑 ん〜なんか,ありましたね。なんだ〜?って思って笑
でもメイクをするの毎朝,私はするんですけど。毎朝毎朝ほんっとにめんどくさいなって思って。めんどくさいな〜と思いながら結局でもしないで出るっていう選択肢はないからするんですけど。なんか,なんだかな〜って。この1時間くらい別のことに使えるのにな〜って思わなくもなかったり。
うめ:働くって言ったらメイクしなきゃいけないイメージあるけど,私バイトの時メイクしてなくて。目だけしか出ないから。
あやか:あ,マスクしてる?
うめ:そう,マスクして帽子かぶって目だけしか出ないから,「これはしなくてもいいや!」ってなって。バイトにもしていかないし,学校にもしていかないし,って感じであんまり興味がなくって。一応できる道具は持ってるには持ってるけど,ほんとにごく稀に,1ヶ月に1回使えばいい方ぐらいな感じで。眠ってます笑
みゆう:眠ってますか笑
あやか:メイクのトレンドも結構さ,変わるの速いから。「ついてけん!」ってなる笑
うめ:私トレンドとかあんまり気にしたことなくって。服とかも気にせずに自分の好きなものを貫いて着るっていう感じだから。服も買わないし,
あやか:でも大事よね,そこが。
みゆう:なんかそうやって,うめさんみたいに貫ける強さが欲しい,私は笑
あやか:結構流されちゃうよね笑 「マネキン着てる!かわいい〜」と思って,自分が絶対好きじゃないのに,人が着てると欲しくなっちゃうのもあるし,いまだに自分がどんなの似合うのかとかってあんまりわかってない。
うめ:確かにそれはあんまりわかってないかもしれない。
みゆう:今の大学生の時期だから好きな服を着れる期間のはずなのに,なんかそうできてないなって確かに思いますね。流行りに乗せられてるというか。前もSOGI POWで「着たい服」みたいな,
あやか:やったね〜
みゆう:やりましたね〜。あの時のことを思い出します,私は。結局人の目を気にした服な気がします私は,今ちょっと時間が経って思うんですけど。
あやか:高校生の時とかはめっちゃ前髪気にしてたよ笑 人目っていうか。前髪,私もだし,周りの女の子もだけど,「前髪だけは」みたいな感じで。それも結局誰かから見られること前提なのかなって。無意識にね。見られてるって意識してるっていうよりも,無意識に「前髪ぐちゃぐちゃだと〜」みたいな感じで思っちゃってたから。
うめ:確かに。胸ポケットから櫛が出てくる女の子とかめっちゃいっぱいいたから〜笑
みゆう:あ,それ私です笑
うめ:私は櫛すら持って行ってなかった。運動部で,水泳部だったんですけど,高校生の時。全部帽子の中に髪の毛をしまいたいから,前髪も伸ばして,一つに結べるようにって思って。だから前髪とか気にしたことないし。めっちゃ風が吹いてる日でも全然私だけ平気で,みんな必死に櫛で前髪を直してたの覚えてる笑
みゆう:え〜笑 でもいいな〜,風を気にせず歩いてみたいなって笑
あやか:だんだん風とか雨とかって小学校の時とかはそんなに気にしなかったけど,中学校,高校って上がるにつれて「最悪!髪崩れた💢」みたいな。
みゆう:なりますなります笑 今もなんならそうですね,私は笑
やっぱり人に見られるっていうか,人に見られてるっていうか他人の目を気にするのって男性よりも女性の方が気にするのかなって私はざっくり今思うんですけど。それってやっぱり昔の価値観がまだ残ってるのかなって。「女性は穏やかで,その場にいるだけで華がある方がいい」みたいな。昔のドラマとかだとあるじゃないですか。なんか「女性がいる方が華があるから」みたいな。そういう価値観がまだちょっと尾を引いてるというか,残ってるのかな〜って思ったりは。
あやか:確かに。同調圧力とかもあるのかなって思った。確かに異性とか大人からの目っていうのもあるけど,友達が気にしてるからイコール自分も気にしなきゃいけないみたいになってる部分はあるのかなって思って。
男子っていうのもアレだけど,男子だったら,美意識高い人もいるし,もちろんそうじゃない人もいると思うんだけど,その割合が結構…なんて言ったらいいんだろ。全員が全員気にしてるわけじゃないし,気にしてるよりも,例えば運動とかそっちの方を優先する人の方が多いイメージ,イメージになっちゃうけど。だから,あんまり気にしなくていい環境があるのかなって思って。別に女子だけが気にしなきゃいけないことでもないし,なんて言ったらいいんだろ。
女の子はこうじゃなきゃいけないみたいな,美しくなきゃいけない,可愛くなきゃいけないっていうのを女性同士,女の子同士でも,女の子から男の子も,男から女の子も?そういう性別間とかで押し付けがなければいいのかな,って。もっと楽なのかなって思った。
うめ:でも「女性は綺麗でいなきゃいけない」みたいなのの刷り込みって,電車とかバスの広告で「脱毛しましょう」とか「髪の毛は綺麗な方がいいですよ」みたいなのとか。それも結構影響してるなって思って。最近だと男性も「髭脱毛した方がモテますよ」みたいな広告も見るけど,でもやっぱり圧倒的女性の方が「肌を綺麗に白くしましょう」とか「脱毛しましょう」とかっていうのを呼びかける広告が多いのも,「女性は綺麗にしなきゃいけないんだ」っていう刷り込みに繋がっちゃうのかなって。
みゆう:私この間SNSでなんか,ある番組の切り抜きが流れてきて,それでほんとにルッキズムのこと話してて。ルッキズムが膨張していくのは,経済と密接に繋がってるみたいな。うめさんが言ったみたいに脱毛とか美容のところが儲けるために,ルッキズムをもっともっと,「綺麗じゃなきゃいけない綺麗じゃなきゃいけない」とかを刷り込んでいってるみたいな,そういう分析してる人いて,新しいな〜って,そうなんだ〜って見てたんですけど笑
あやか:儲かってるって言ったらアレだけど,儲かってるよね?笑
うめ:絶対儲かってると思う。
あやか:そんなさ,「何円でできます!」って言ってたって結局さ,儲かってるわけじゃん,あっちも。じゃなきゃ商売じゃないから。それに化粧品もさ,今までは大学生から大人,それ以上がメインだったけど,今は中高生も買ってるってなったらそれこそ化粧品も儲かってるし。美容室とかも,私が小学生の時は1000円カット?1000円で切れるところとかめっちゃ安いとこ行ってたけど,美容室ちゃんとちょっと高いところ行くようになったっていう人が増えたら,それもまた儲かってるし。
儲けるのは悪いことじゃないし,いいと思うけど,その対象が女性だけ?女性メインになっちゃってるのはどうなのかなっとは思う。別に男性が化粧したっていいし,男性がネイルしたっていいわけじゃん?選択肢としては。だけどそれが,女性だけに絞られちゃってるのがどうなのかな〜っては思う。