同じように見えて、実は違いがあるんです。
『天然丸太平均台』で使用しているのは杉の絞り丸太です。
よく座敷の床柱として使用されていて、木の表面に凹凸があるので、ご覧いただくと「見たことある」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この絞り丸太には「天然もの」と「人工もの」があるんです。
さて、ここでクイズです。
次の写真はどちらが「天然もの」の絞り丸太でしょうか?
正解は…「①」が天然ものです。
人工ものは、立木にプラスチックでできた箸状のものを針金で巻き付け、その状態で2~3年成長させるそうです。
伐採までの間に、とても手間暇がかかっています。
天然ものは、人の手を加えていない、自然のシワをもったものなのですが、元々は突然変異のようなもので、なかなか手に入らないものでした。
しかし、近年は林業に携わる方々の努力によって、安定供給が可能となっているそうです。
林業家の方々が手塩にかけて育てられた丸太に、【金沢粋屋】の職人が熱い思いと、丁寧な手仕事を加えてたものが、『天然丸太平均台』です。
形あるものより、形のないもの。
お金で買えるものより、お金では買えないもの。
そんなものの大切さを、子どもたちに伝えていければと思っています。
金沢粋屋(かなざわいきや)
奈良県桜井市橋本92-1
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