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日記が書けなかった頃


私は日記が書けませんでした。

小学生くらいの頃は
書き記しておきたいと
思う出来事があまりなくて

それに
書いておかないと、忘れる
から書く
という必要もなくて
(なぜなら、全部記憶していたから❗️)

日記は『夏休みの宿題』の中でだけ
書くことをしていました。
でもそれは「報告書」のようなもの

今日は何をした、あーだこーだ
っていう報告。
最後にちょっと所感をつけておくだけ

思春期になり、
自分の感情が揺さぶられることが
増えてきて
やっとそれを書き残したい
と思う場面が登場しても

それをそのまま
書くことはためらわれました

そもそも、
『日記って、誰に向けて書くの?』
という疑問が
アタマの中にあったから。

自分の立ち位置がよく分からず
主語の自分がわからなくなっていたのだと
思います

そんなことを、思い出していると

私はここで 何するひと?

という問いを
幼い時からずーっと問い続けて
いたんだな

氣づきます

まぁ、今も
形を変えて 同じ問いを
し続けているのですけど、ね

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