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元バスケ部がスラダンの映画を語りたい

こんにちは。@kanayan3828でTwitterにいる者です。
今回は会社関係なく、プライベートでどうしても語りたかったことがあり書き殴ってます。

映画はあまり頻繁にみるほうではないのですが、本当にグッとくる映画を見ると鳥肌立つし、涙がでるんです。(大きい音で鳥肌たってるかもなので本当に生理的かも)
先日ノリで深夜1時30分にみたスラダンの映画が良すぎて、記録を残すためにこのnote書いています。

私は高校時代バスケ部だったので、目線は終始バスケ好きの目線です。ストーリーには全く触れてないです。

なのでネタバレはほとんどないですが、書き殴りなので読みにくいところあるかもです。しかも自分がかきたいことを書いているので、バスケに関する単語の解説がなかったり途中説明諦めてたり…1ミリでもネタバレしたくない方・読者置き去りでも許してくれる方はぜひ。

とにかくリアル。試合シーン3秒で泣いた

3DCGアニメの映画を始めてみたけど、圧倒的リアル感に泣きました。
お酒を嗜んで深夜にみているという最悪なコンディションでしたが、試合シーン3秒で高校時代の思い出がフラッシュバックして、「あぁ…戻れないあの日々」といって泣けた。決してアルコールのせいではないです。
2Dでは得られない、3DCGアニメだからこそ得られる世界観に引き込まれました。

どれだけリアルだったか語りたい

このnoteのメインですが、どれだけリアルだったか語りたいのです。

1.子どものシュートフェイク
2.ユニフォームの汗染み
3.ボールマン越しから見える景色

1.子どものシュートフェイク
これをみたとき相当リアルを追求しにきているなと感じたのですが、子どものリョータがゲームしているシーンの中で、シュートフェイクからブレイクする場面があります。そのときのシュートフェイクがリアル
めちゃめちゃ顎あがってる感じが「小さい子のシュートフェイクってそうだよね!」となりました。
このレベルで再現してたらこの先どんだけすごいんだよ、と序盤から期待値がバク上がりしたシーンの1つです。

2.ユニフォームの汗染み
ゴリが倒れたシーンでユニフォームの汗染みがアップされたときに「そう!ユニフォームってピタッとなるんだよな!」と恐らく他の人と全く違うところに目がいきました。
ユニフォームの素材ってほんと汗かくとピタッとなるんですよ。平成の人間なので今は違う気もしているのですが当時それが嫌でたまらなかったです…
その感覚わすれてたけど映画みて思い出しました。

3.ボールマン越しから見える景色
これが1番衝撃うけました。
ボールマンの主観のカットがめっちゃリアル。ディフェンスとの距離感も、見える視野の広さとか。他にも、センターの面の取り方やそれに対してのディフェンスのつき方、センターがシュートいくときのステップなど、足を置く場所1つ1つまで正確。リアルを追求すると腹に決めないと絶対描けない世界がそこにはありました。(リアルさは相当こだわっていたようです。)

あとどっかの俯瞰のシーンで、ちゃんとディフェンスが1線・2線動いてて感動しました。ヒキでみんなよく見てないだろうに…そんなところまで、適当ではなく的確に動かしているんです。
アニメでこんなにリアルな描写するんだ…それが衝撃でした。

このような細かい部分まで丁寧に再現されていることで、今までのアニメ以上に共感し没頭した気がします。
高校時代リョータと同じポジションだったので、ボールが運べない時のプレッシャーや、プレスできたときの焦りとかめっちゃ伝わってきました。ダブルチームでこられたときは真ん中で抜くことがベストですが、それができた時の「いいぞ!」の感覚はもはや目の前でゲームしている人への感情でした。

こんなリアルな動きを再現するには絶対誰かの動きをスキャン?してると思って、初めてエンドロールちゃんとみたら、そんな感じの方々がやはりいらっしゃいました。そうじゃなきゃ描けない内容です。

音や名言の演出もよかった…

試合終了間近の無音と名言の出し方がよかった。

無音の使い方が最高。
試合間近、音楽で煽るようなことはせず無音。さらにゴール決めても無音。
「ここの名シーンを音を出さずに表現するのか!」と。音楽がないと緊張感保った状態で画に引き込まれるので、より集中しながらみることができた気がします。

試合中流れる音楽もかっこいい。かっこいいといえば、最近バスケ×かっこいいみたいなイメージを持っているのですが、個人的に昔のバスケってシュータくんのイメージなんですよね。その頃と比べて、あんなかっこいい音楽があうようになったとは…10年+αは、ときのながれを感じます。

シュータくん

あと、名言の言い方。
漫画では、1つのコマでアップにして「これが名言です!」という表し方するので映画もそんな感じかなと思ったら…あれだけの名言たちが、日常に溶け込んでいる。誇張がなくヒキの画面でサラッと。
全くスラダンに知らない人たちに「この物語の名言はなんだと思いますか?」って聞いても出てこないんじゃないか、というくらい溶け込んでいました。
しかしそれがまたリアル。日常の「いい言葉だな〜」と同じ感覚で名言たちをきくのは新しい体験でした。

ちなみにヒキの画面ってリアル感・日常感が増す手法でよく使われるらしいです。最近ドラマ「silent」のプロデューサーさんもあえてヒキの画面で家具を写して、主人公が家にいる日常感を表現しているといってました。こちらの感情をハックされている感じが非常に気持ち良いです。

最後に

あのリアル感が気になりすぎて調べてしまいました。(以下記事めっちゃ参考になりました)

私は原作を楽しむタイプなので、あまりアニメ化や映画化など積極的に追わないタイプでしたが、今回のスラダンで原作の素晴らしいストーリーに「リアルな描写(3Dと動き)「リアルな時間の感覚(上の記事参照)がプラスされたエンタメにハマりそうです。今までの映画体験では得られない新たなエンタメとして楽しんでいる感覚です。

スラダンの世界にいた観客の1人として40分間試合をみてみたいなと。実写だとどうしても役者とキャラで違うし、2Dアニメだと3Dほどのリアル感が生み出せないし。まさにその間のエンタメでした。
それはまさにメタバースの世界かなぁと期待が高まりました。(なんかポジショントーク感あるなw)

という感じでラフに感想書いてみました。ほんと自分のためのログになった…
来年から参戦するB1チーム決めたので、来年もバスケ楽しみますぅー


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