【家にお医者さんが来てくれるサービスを利用した話①】
それは夕方突然にきた。
排尿時の猛烈な下腹部の痛みと違和感
「膀胱炎」それはもう私とは古い付き合いであった
なお1ヶ月前にもやったばかり。
慢性化するとはいうが、最近のヤツは以前と違って少々凶暴なのだ。
予兆もなく、突然ものすごい悪化した状態で現れる。
以前はなんとなく嫌な感じから始まり、すぐさまスポーツドリンクを飲みまくって飲みまくって出しまくったら事なきを得ていたのに、
最近のやつは、気づいた時にはもう手遅れ。
先日のもそんな状態で、もう居ても立っても居られない状態だった
膀胱炎のひどいのになったことある人ならわかるけど、『たかが膀胱炎』て感じじゃないのよ、あの切迫感は。
日は運悪く土曜日の夜。
せめて日曜なら休日救急診療所が開いていたのに…
そして運悪く旦那は旅行中。
さらに不運は続く。
もう本当に居ても立っても居られなくなり、車に飛び乗り区の休日救急診療所へ。
道中ですでに我慢の限界が来て、診療所までもつか…!と脂汗を流しながら猛スピードで診療所に着いた。
え、どうみても駐車場のチェーンかかってる。
どうみても電気が消えてる。
一縷の望みに賭けて電話をかける。もちろん出ない…
頭は完全にパニック。とにかくひとまずなによりお手洗いに行きたい。気分が悪くなってくる。
近くでスーパーマーケットかホームセンター…!と頭の中で地図を巡らし、近くのカインズホームへ向かった。
ちなみにコンビニではダメなのは、もしかしたらトイレから出られず篭る可能性があるから。
その時時刻は20:10。
カインズに着いたが駐車場が妙に空いている。
閉店間際だからか…?と思ったが、余裕もないのでとりあえず駐車場に入る。
そこではた、と気がつく。
(カインズ20時までだ…!!!)
自己嫌悪している暇はない。次!!
近くのカーマは21時だ!こっちは間違いない!!
光の速さで駐車場を出てほんのすぐ近くのカーマへ。
ちょっとまって電気消えてる。
(おそらくコロナで時間短縮)
(↑もうこの辺でほぼ何も考えられなくなってる)
ならばこの際一時しのぎでもいい!その裏のコンビニだ!
コンビニに着いて、ネパール人らしき店員さんのいらっしゃいませ〜の声にも振り向かずトイレを目指す。
『コロナ感染予防のため、トイレの使用を中止しております』
詰んだ。
店員さんゴメン!いまは何も買ってる余裕ない!
入り口→トイレ→出口と3秒くらいでコンビニを出て、もう一つ頭に浮かんだコンビニへ
着いた。
トイレ使えた。
ありがとうセブンイレブン。
(特に買うものなくて仕方なくポテチを購入)
とにかく落ち着いて、これからどうするか考えるべく、とにかくいつでもトイレに篭れるように、自宅に戻った。
スマホ片手にあれこれ救急診療、救急病院を探してるのだが、もう身体がつらすぎてまったく手につかない。もうなんでもいい。どこか診てくれるところ…!!!
そこで思い出したのが、以前コロナ禍で、呼んでも救急車が来ないとか話題になった時に、不安になりスマホに保存しておいた「家にお医者さんが往診に来てくれるサービス」
口コミも良さそうだし、体調もどんどん悪化してるし明日まで待てる気も全くしない。
そして不運の続きというか、翌日はイベント出店、しかも初めての場所、しかも飲食はウチだけ、つまりウチがキャンセルしてしまったら、昼ごはんをあてにしてくれていた方がいたら昼食難民になってしまう。
もう頼むしかない…!
わたしは電話番号をタップした。
→②へ続く