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いじめについて

お知り合いの方がシェアしていた動画を見た。
https://vt.tiktok.com/ZSRdQ8vrC/?k=1
朝からそれで心がめちゃめちゃ動いたので、
ちょっと重めのテーマだけれど、いじめについて
私の思うことをつらつらと。

45年も生きてると、いじめにあったことだってある。
まぁ、私の場合はたぶん軽〜いものだろうから、
すごく厳しい環境の中にいる子達の気持ちは本気でわかってあげられないのかもしれない。

それを前提で聞いてほしい。

私は中学校の時。
ある日の朝、いつも行動を一緒にしていた友達グループから突然ハミられた。
まぁ、単純な無視ってやつ。
更衣室に行くのも、トイレに行くのも何でもかんでも一緒に行動していた二人が、急に。
私が見えなくなってしまったかのように。

話しかけても目も合わず、聞こえないふり。

クラス中を見ても、女子は小さなグループが点々と。
なかなか入れてもらえそうにない。
仕方なく、違うクラスの親友の元へ走る。
しばらく休み時間はそこで過ごすようになった。

原因は…わからない。
同じようになんとなくハミられている女のコ二人の事をアンケートで先生に向けて書いたからなのか。
それくらいしか思いつかないケド…

その頃の私も未熟で、どのグループにも入れていない女のコ達を引っ張ってグループを作る行動力も心の強さもなかった。
だから、必死に大きめのグループに気に入られるように愛想笑いして、話し合わせて、なんとか入れてもらえるようになってから、「彼女たちも入れてあげてよ」とポロッと言うのが精一杯だった。
それがあの頃の一番の後悔。

ーーーーで。
卒業式が終わり、高校受験も終わり、
合格発表の日。
みんな、結果を伝えるために中学校へ戻る。

数日前に卒業式した友達と再会。

私を急に無視して何ヶ月も過ごしていた女子二人。
「合格したん!? おめでとーーー!」とハグ。
・・・は?
何これ。
さっぱり意味がわからなかった。
そしてわからないまま家に帰った。
彼女たちの気持ちの真相はわからないけれど、
たぶん、卒業式でゲームは終わってたんじゃないかな…と。

あの頃、あの学校というスペースが全てだと思い込んでいた私にとって、あの頃の何ヶ月は、必死に必死にもがいた日々。
何が起こったか理解する暇なんてなかったし、
余裕もなかった。
いくら考えても原因はわからず、自分に何か悪いところがあったのかと自問自答の日々。


でもね、今、そんな真っ只中にいるあなたに伝えたい。
『世界はとてつもなく広いよ』
一歩、違う世界に踏み入れるだけで、関わる人が
いっぺんに変わる。世界中には色んな人がいて、色んな意見の人もいて。
長く付き合うかどうか、頼っていくかどうか、
一緒に楽しんでいくかどうか。

そこは自分で決められる。

自分を見てくれる人も、認めてくれる人も、
こんな広い世界の中には絶対にいるから。

まずはそこから一旦逃げてみて!
一歩でいい。
たった一歩でも違う世界に足を踏み出せたら。
見える世界はきっと変わる。

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