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こども先生Cちゃん

学級閉鎖なんかで生活発表会が
延期の延期…みたいな事態になって、
やっと昨日から合奏の練習が再開した。

まだ休みの子は何人もいる中、並ぶところからやり直し、覚えたはずの打ち方もほとんど忘れてる子どもたち。


それでも記憶を辿ってみんなでやってみた。


うんうん。
久しぶりにしてはみんな、結構覚えてる!
頑張ってるなぁ☺️


そして、みんなでそれぞれ感想を言い合うことに。

「私、最後の所、打つの忘れちゃってた」
「あの子があそこ打つの忘れて打ってなかった」
「こうするの、2回するの忘れてた」

などなど。
「じゃ次はきっといけるね」なんて言いながら
それぞれ思った事を発表していたんだけれど。

私の横に座ってたCちゃんがポツン…と呟いた。

「みんな、できてないトコばっかりいうなぁ😔」
「もっといいトコいってあげたらいいのに」

そしてCちゃんは、自分の番になると
「○○ちゃんがしっかり打てててすごかったです」


……ハッとした。

そういう事だよ。
発表会があるから、真剣に必死に覚えたり演奏しようとするのはしょうがない。
けど。

良いところばっかりでもイイ。
せっかく延期してバタバタなんだから、
この際、楽しんで元気にやればいい。


私も必死で、薄れてた意識。
恥ずかしかった。

ちょっと出来ないトコがあっても、
その記憶、ビデオに残った君たちは
「この時はこんなだったねーーーー💗」
とみんなに思ってもらえるはず。


子どもたちの感性は本当に素晴らしい。
先生も親も、子どもに育てられてるのかもしれない。