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私の大冒険~In カープキャンプ(沖縄)~
疲れた。すっごく疲れた。
私は、今、大冒険のまっただ中にいる。私が今いる場所は、沖縄だ。
旅の目的は、カープキャンプ、大推しの広輔(田中広輔選手)とのむっち(野村祐輔選手)のお姿を間近で観ることである。
私が普段住んでいる広島から沖縄へは、船を使って行った。
普通、沖縄へ行くには、飛行機を使うが、私は船を選んだ。
理由としては、飛行機は、乗るのに手続きとか、荷物を預けたりと、いろいろと面倒だから。その上、機内に持ち込めても、高いところに置かなければいけなく、私の身長では、そこに届かない。一人では、到底ムリ。船なら、そういう面倒くささはないだろうということだ。
あと、もうひとつは、『旅草』という、漫画のような大長編を予定している、小説を書いていて、それは、船で海を渡って世界のいろんな島や国を巡る話(けっして海賊ではない)なので、「せっかくの機会だから、私も旅草になって航海しよう」と、海路を選んだ。
沖縄へ行く船が出る、鹿児島の港は、広島からは近い方なので、都合が良かった。
18時に出航する船にでて、19時(翌日の)に到着する、長時間の船旅を経て、沖縄の地に足を踏み入れた。(事前に立てていた計画がまる潰れで大変だったけど、船に乗って航海は滅多にしないことだから、貴重だった。私の真の画力も知れたし)
で、いざバスにのってカープキャンプの球場へ! そのバスも、いつも広島の路面電車にのってる感覚でのったら、全然ちがくて、それも大変だった。
そしてついに、お目当ての球場にたどり着いて、ナマの広輔をこの目に!
姿だけでなく、声も聞こえて、カッコよかった!(♡´∀`♡)
キクりんや他の選手とボールをとる練習をしていた時なんかは、笑顔も見せて、仲むつまじかった。
広輔、キクりんの他にも、新井監督とか、赤松コーチとか、投手だと、大地や九里、森下投手や栗林投手とか、知ってる顔をたくさん見ることができた。
大地と栗林投手は、ほんのすぐ目の前まで、来てくれて、その声も聞けたし、これだけでも来た価値はあった。
で、問題がのむっちだ。いつもの私のリサーチ不足が、また災いした。
のむっちは、沖縄にはおらず、宮崎の方にいるらしい。それが判明するまでけっこう探しまくった。
つくづく、私はのむっちと縁がない。
広輔は、これまでにも何度かその姿を見ることができたけれど、のむっちは、まだいまだ一度もない。会うためにと球場に足を運んでも、どれも外れていまだだ。
ここまで縁がないと、本当に存在しているのかどうかも怪しく思えてくる。
私の中では、のむっちは、ツチノコと肩を並べるほどの希少な存在、もしくは、アルセウス並みの伝説級の存在にある。
そんな幻の存在をこの目で拝めるチャンスなんて、今回をのがせば、もう二度と起こらないだろうから、広島に帰る前に宮崎の球場に行ってみようと思う。
沖縄キャンプほど時間も取れないけど。
でも、私ののむっちとの縁の無さを思えば、宮崎に行っても会えない可能性は、ゼロじゃない。そしたら、本気で幻認定するとしよう。
今では、私の根幹となっている「好きなものを大事にする」みたいな価値観は、のむっちが書いた著書本を読んで初めて知ったもので、今の私があるのは、のむっちのおかげでもあるので(もちろん広輔も)、会ってみたい気持ちがある。
会うと言っても、生身のその姿見るだけだ。じっさいに対面するとなると、日和りまくって口が開かなくなるだろう。