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わたしのひとりごと #8 なむあみだぶつ

苦しいときには、手をあわせて「なむあみだぶつ」と唱える。

ただそれだけ。一途に他力を信じる。

苦しんでいるときというのは、言葉の力で生み出されたフィクションの世界に入り込んでいて、ただの幻に惑わされて、自分はダメなヤツだと信じ込んでいる。

自分がどうとか、未来がどうとか、そんな思案はかなぐり捨てて、「なむあみだぶつ」と唱える。

余計なことは一切しない。他力にまかせる。それだけでいい。

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