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第一子高齢出産の記録.その4

これはだいぶ前にあるブログサービスで書いていた、長女出産のときの記録です。

2007年1月15日のブログ

(※この時すでに、出産から一か月が経過しています)

子宮口9.5センチでいきみはじめたものの、
いきみってのがよくわからない。
「いきみたいときにいきんでいいんですよ」って言われるんだけど
いきみたいってのがよく分からない。

そういえば、便秘のときの絞り出すような感じと聞いたことがあったから、
それをやってみたけど、やっぱりそれでいいのか分からない。

「いきみかたが分からない~!」って言うと
「それで合ってますよ。上手にいきめてますよ」と言われたけど
やっぱり「分からない~!」ってうなってた。

そういえば私が出産したのはLDR。
陣痛室と分娩室がいっしょになってるので、移動の必要がなし。
これはよかった。
子宮口が開いてから「分娩室に行きましょう」なんて言われたら
「絶対無理です!」って言ってしまいそう。

あと、私は150cmと小さいので、分娩台のグリップに届かない。
「私の規格に合わない~!」と小ネタを挟みながらいきんでいた。

35歳という高齢のせいなのか、一回いきむと疲れ果てて
次のいきみまで息を整えるのにだいぶかかるのよ。
その間にベビーが戻っちゃうみたいで
できることなら一回のいきみをながーくできたほうが
ベビーも苦しくないしいいらしいんだけど・・・

なんどもいきんでから、母が
「いきみの間が長くなると、赤ちゃんが苦しいよ」とつぶやいた。
あ、そっか。そりゃイカン。
で、気力と体力を振り絞ってながくいきんだ。

いきみ始めてから約2時間くらいかな、
「頭が出たよ!」と聞こえたと思ったら、ベビーの泣き声!
それからすぽんと体も出る感じがして
もう一回ベビーの元気な泣き声が聞こえた。
なんと、体はまだ出てきてないのに泣いたらしい。
こりゃ元気な子だ。
なんだか涙がじんわり出てきた。
夫も泣いてたみたい。私よりも。

やっと出てきたベビーと対面。
びーびー泣いて、真っ赤な顔で、羊水まみれでどろどろだし
むくんでるのか目も腫れまくり。
でも、かわいい!!!
ガッツ石松みたいな顔だけど可愛いのよ。

夫はへその緒を切ってた。
立ち会いすら躊躇していたのに。

ベビーを抱かせてもらって記念撮影をしている間、
なんだかおすそのほうが変な感じ。
切開した部分を縫合していたらしい。
いつ切ったんだろ?お産の痛みでさっぱり分からなかった。

こんな感じで産まれたうちのベビー。
3005gあったんだから小さいほうではないんだけど、
それでも私にとっては小さくて可愛くて。
それにしても、この子が入ってたのかな?私の中に?
出産したのは私なのに、実感はまったく沸かないってことに
われながら不思議な感じがしたのでした。

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