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英語を話せるようになった体験

個人的な話ですが、私は14歳から英語圏に住んでいるので、(途中日本で就職したこともありますが)正直、私の日本語レベルと英語レベルは同じくらいかなあと思います。

今だから笑える話ですが、親や留学エージェントと色々話し合い、ESOL(English as a Second Language)のある学校への留学を決めた訳ですが、その学校の校長先生の方針で、すぐに普通のクラスに入れられました。校長先生の言い分では、「若いから普通クラスに入れた方が、すぐ英語を覚える」とのことだったらしいですが、ニュージーランドに留学して半年間、授業で起きてることを98%くらい理解出来ず、なんと言うか私の中では「無の半年間」でした。(苦笑)

ただ不思議な話、ぼーっとしていても半年すると耳が抜けるような感覚があり、ある日突然単語がわかるようになりました。意味がわかる単語もあるし、わからない単語もありました。ただ、耳に入っても素通りすることはなく、拾えるようになりました。

そして一年後にはほとんど自分の言いたいことは英語でも伝えられるようになり、単語ではなく、文章でも意思を使えることが出来るようになりました。この頃には周りの大人に「あら!あなたキウィアクセント(ニュージーランド訛り)になってるわ!」と言われることも度々ありました。

一年半後には同じ学校の日本人の中でも英語がうまい方の人、な立ち位置になっていました。私の学校や周りの日本人の子は割と高1で私費留学、または高2で交換留学で来ている人たちがほとんどだったので、中学の途中で英語の準備勉強もなしに飛び込み留学して来てる私はかなりスタートが遅かったと思います。ただ、多少は日本でも塾や公文に行っていたこと、あとは若さもあり一年くらいで普通に話せるようになっていました。

勉強方法はまた別記事で詳しく書きますが、正直なところ、勉強したようでしてないような、という感じです。だけど話せるようになっていた。今30代の私がまた別の言語を学ぼうと同じような環境に身を置いても同じようなことは起きないのだろうなと思いますが、14歳、完全な子供の脳ではないけれどまだ柔らかいところがあったのだろうな、と思います。なかなか面白い体験でした。

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