2023年ツールドおきなわ140kmマスターズ ギリギリ完走(1/2)
本記事にあたって
一般人のおじさんが備忘録的に書いているものになります。
着を争う方が書いてるような参考になる情報や情熱は無いと思うのでご了承ください。
1.参加理由
2015年のツールドおきなわでラインのロードレースの楽しさを知ったが、モチベーションが続かず、ここ数年ロードレースやヒルクライムから遠ざかっていた。しかし2023年はもう一度自転車頑張ってみようと色々レース参加。
過去成績は2015年140km50位以内、2017年は140km完走ギリギリ。
目標は過去の自分の成績を上回ること。
2.事前練習
上半期はまだ、ニセコクラシックのためにそこそこ頑張っていたのだが7月末に猛暑の中エンデューロに出て30分で熱中症リタイヤしてから体調を崩しそれからずっとダラダラしてたのが敗因。9月末の赤城山ヒルクライムでサボってた割には頑張れたのだが、それからまたサボり、10月中旬になってまた焦りだす。慌ててタバタで追い込む。付け焼刃なら高強度かな?と思って試したけどL4やSSTを淡々とやるよりもやはり時間効率は高いように思った。
以下は今年5月からのCTLの推移(STRAVA調べ)
上期に比べて下期のモチベの落ちっぷりが出てる。
3.レース時スペック
年齢:40 身長:173cm 体重:63kg レース時もたぶんそれくらい
FTPは250w程度。このおきなわの走行データを見てintervals.icuが言うには253wらしい。
自分的に一番成績が良かった2015の時は体重60kgで推定FTP265wは有ったと思われるので、体重でもパワーでも以前より劣っており、それよりも上の成績は望むべくもなかった。
(2017は今回と同じくらいのパワーで体重は65kgあったからそれよりはマシ)
自転車:
フレーム:BMC Teammachine SLR01(2014)
変速:6870Di2
クランク:FC-9000Withペダリングモニター(50-34)
ホイール:
フロント:ZONDA(C17) タイヤ:コンチネンタルGP4000s2 23cクリンチャー
リア:PrimeカーボンクリンチャーRP-50(2017)(C19)タイヤ:コンチネンタルGP5000 25cクリンチャー
チューブは前後とも普通のブチル(たしかIRCだったような記憶)
コンピュータ:Edge840solar
セーフティライト:RAPID-X2(点滅で使用)
4.前日沖縄入り
前述通り、好成績を望むことが出来ないのは始まる前から分かっているため、金曜入りや試走などは諦め、土曜入りにする。代わりに火曜帰りにしてレース後のツーリングや沖縄グルメ爆食をしようという考え。煩悩が強い。
土曜は普通に受付すると受付時間に間に合わないので、時間外受付(20:00まで)を事前申し込みしておく。これによって土曜入りでもなんとか間に合う。
土曜の食事は朝6時頃にマイプロテインのリーンクッキー(195kcal)を食べた後、現地までひたすら何も食べずに我慢する。
カーボローディングは現地で行いたい、沖縄で旨い沖縄そばを食べたい。東京で無駄カロリーを摂取したくはなかった。成績を狙ってる人なら有り得ない行動かもしれないけど沖縄には楽しみに行きたいしね…
飛行機が遅れ現地到着の時点ですでに14:30。レンタカーを借りて走り始めたころには15:00になっていた。そこからレンタカーで名護まで移動しつつの沖縄そば食べる旅が始まる。
あらかじめYOUTUBEで下調べしたおいた沖縄そばの旨い店に立ち寄る。
そのエネルギーをトレーニングに費やせよ、っていうセルフ突っ込みは正直あるw
1杯目は大、2杯目は特大で、カーボローティング、もとい欲望のために3杯食べること目標だったけど2杯でさすがに満腹。
でもイオンで当日朝の買い出しするとともにデザートにブルーシールをキメる。
あとは宿泊先のペンションに行って就寝。安いから取ったけど激坂の上にあるという宿。また、部屋の快適性はかなり低い(特に敷布団)
(ゴール後に車取りに来るのが大変ですでに鬱。ゴールから33km離れていて、なおかつ最後の3kmが平均斜度8%ある)
入眠は悪くなかったけど夜中1:00頃に雨の音で目覚めてからなかなか寝付けなくって、結局朝まで起きていた。
走ってないのに前日よりトレーニングレディネスが下がっているという状態。つら…
なお雨の強さはこんな感じ。
夜が明けてもかなりの雨。DNSしたい気持ちがかなり沸いていた。沖縄までわざわざ走りに来たのでなければ、DNSしていたと思う。
7時過ぎてすこーーしだけ雨が緩やかになったのは少しは良かった。準備をして出る。(それでも結構降ってるから出たくない気持ちと戦う)
5.レース前
会場までの移動でトラブル発生。Di2のリアメカが変速しない。
焦りながらも会場に行けばメカの人が居るかもと思い診てもらう。最初変速しなかったが、スプリンタースィッチで変速してからなら通常のシフトレバーでも変速するようになった謎。直してもらえて助かりました。
しかしスプリンタースィッチ付けてなかったら変速出来ないままだったかも。
スタート前、数年前によく一緒にツーリングしてた自転車仲間でブリジストンの社員の人に会う。ホイール交換のニュートラルサポートカーに乗ってるらしい。「パンクしたら言って」って冗談で言ってくれるけど、自分はホイール貰える位置にはいられそうもないwでも数年ぶりに話せて心が和んだ。
自分のスペック的に好成績なんて望めなかったことと、大雨で自分がリムブレーキだというのもあり、あまり集団内で走りたくなかったもあって列の最後尾に並ぶ。自分の後ろにはあと5人くらいしか居ない位置からのスタートとなった。
スタート順は140kmマスターズ(自分の出たクラス)がラストで、さらにそのほぼ最後尾なので、最後尾中の最後尾からのスタートということになる。遅れたら後ろからはもう誰も来ない。
走行データはこんな感じ。
6.スタート~与那の登り~下り
スタート前が一番寒い。早く走りたい気持ちでいっぱいである。スタートしてからは最初の普久川ダムの登りまでですでにシューズは浸水していた。それでも前に上がらないとタイムアウトは免れないので位置を上げないといけない。
登りまでに位置を上げたいと思ってたけど、あまり平坦で高強度を入れると後が苦しくなるためちょっと上げる程度で登りに入る。
登りに入ってからはほぼ100%の努力度で登ることになった。実力ないのに少しでも完走確率高めるのには長い登りで色々考えてる余裕はない。
STRAVAセグメント「TdO普久川ダムの登り」 20:33/258w/4.1倍
たかが4.1倍かもしれないがFTP4倍の自分としてはFTP超で登っていたことになる。いきなり脚を使ったがこの登りで位置を上げないと後々の展開がもっと辛くなるのではないかという感じもあるので位置を上げるために踏むしかなかった。
普久川はKOM後に斜度が一旦緩み、その後関門直前に急に斜度が上がるのがいやらしい。いったん斜度が緩んだからといって休むと、その後の急坂で前とあれよあれよと離れてもう前とジョイント出来ないということになる。今回も普久川の登りでだいぶ集団から離れた気がする。
そして、その後登りで得た数十秒を下りで簡単に失う。自分的にはいつものパターン。
2015年に最初におきなわ出たときに、下りが課題、って思ったけどそれは8年経った今でも克服できていない。自分にグリップを体感して調整するスキルがあるとは思えないんだよな…練習しようにも、限界を探ると練習で事故る気がする。
正直レースとしては最初の登りで終わってるのであとはどうグルペットでゴールに向かうかという問題になっていた。
だけど、グルペットもなかなかペースが合わない。
こっちが追いつくグルペットは自分達よりも遅いのだし、後ろから来るグルペットは基本無いのだから。これが、140kmマスターズ、最後尾スタート故の辛さかよ…と思ってたけど、それでも、徐々に終結してやや集団っぽくなっていた。でもペース合わなかったりでまた切り離してたり離されたりするけど。
人数が多ければいいというわけでもない、よね。上手く回らないと。
回ってるなら5,6人でも別に良い気はする。
一旦、ここで分割します。
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