ブログもSNSもなかった時代 ~『愛の妖精』を発見して驚いた話~
最近、サークルのBBS(掲示板)が楽しいです。
なんだか、懐かしい。
そこで話題に上がったので、学生の頃に夢中になっていた、
インターネットの世界をふと思い出しました。
今日は、それについて少し書きたいと思います。
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今はSNS全盛で、思った事を口に出さなくても、
スマホでサクっと書いて、世間に発信する事ができます。
すごい世の中になったなと、シミジミ思います。
1. 当時、スマホはなかった
私の学生の頃は、スマホはありませんでした。
頑張って手に入れたパソコンから「ヤッホ~!」や「グー」で、
無差別に検索し、面白そうなサイトを読むのが主流です。
ブラウザも「ネスケ」と呼ばれた物を使っていました。
当時はブログもなく、サイトは全てホームページです。
HTMLを直打ちした究極のテキストオンリーのサイトがそこにあり、白背景に黒字のサイトとか、いっぱいありました!
そして、ホームページを作るうえで、
「とほほのWWW入門」には、本当にお世話になりました。
noteも白背景に黒字ですが、
こんなにもオシャレで見やすいサイトではありません。
太字の調整とかもめんどくさいので、
そのまま見やすさも考えず、私はサイトを作っていた気がします。
そのような中、どういったサイトが人気だったかというと、
文字と、たまに派手な画像と音声で面白さを伝える手法です。
良く見たサイトが
「ほぼ日」「侍魂」「愛の妖精ぷりんてぃん」。
ほぼ日は、今も現役で頑張っています。
昔は、手帳まで売るとは思いませんでした。
ロフトで販売されたとき、感動して買った記憶があります。
あとの二つは、残骸しか残っておりませんが、
特に妖精のホームページはすごかったです。
「愛の妖精ぷりんてぃん」は、
現在、ニコニコ動画に残骸が残っており、
今見ても、その異色な雰囲気と、シュールな笑いは、
何かこみ上げてくるものがあります。
なぜだか、月末によく見ていました。
↓↓ ✨注意✨ 愛に溢れた音声が出ます ↓↓
本家サイトは、知らない間に、方向性が変わってしまったので、
耐性のある人以外はGoogleで検索しない方が無難です。
当時は「バズる」という言葉は無く、
盛り上がった事を『祭り』と呼び、楽しんでいました。
ここまでぶっ飛んだサイトを作る人は、
いなかった気がいたします。
愛にあふれたサイトのお祭り状態は、大変面白かったです。
自分が妖精になったかのような錯覚を覚えました。
2. 掲示板の登場
その中に、CGIで作った「掲示板」を設置してる人もいて、
そこに書き込むと、返信をくださる方もおられました。
当時、Googleもまだ無名で、
書き込んでも検索されることが少なかったため、
気兼ねなくコメントを残していた気がします。
当時の掲示板は、
時間をかけて書き込んでいたのを思い出しました。
なぜかと言うと、編集機能はありませんし、
場合によっては削除も出来ないので、
考えてからコメントしていました。
ですので、「燃える🔥」事は少なかったです。
完全な匿名の世界でしたが、健全な世界でした。
3. 発信が自由になって良かった
昔は、なかなか伝わりませんでしたので、
「愛の妖精ぷりんてぃん」のように、
これでもかと、愛を伝える必要があります。
とても便利な世の中になりました。
スマホ一つでネットに繋がるとかビックリです。
当時の私に「ネットは面白くなるから、深く勉強しておけ!」と言いたいぐらいです。
早く伝わる分、変なニュースも伝わるのが早くなりました。
その代わりに、面白いニュースや、
明るい話題も、一緒に伝わってきます✨
昔を懐かしみつつも、
皆さんが書いているnoteを楽しみながら、
ネット界隈を過ごしていきたいと思います。
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