原神 七聖召喚 サイクルモナ解説
こんにちは、彼方っていいます。
先日、原神の追加コンテンツとして七聖召喚というカードゲームが追加されました。
今回はその七聖召喚で強力な構築を組めたので紹介しようと思います。
なるべくカードゲーム用語は控えめにして七聖召喚で初めて/久しぶりにカードゲームを触る人でも読みやすいように書くので最後までお付き合い頂けたら嬉しいです…!
・はじめに
・そもそも七聖召喚って?
七聖召喚とは、3枚のキャラクターカードと30枚のアクションカードでデッキを構築し相手のキャラクターを全て倒すことを目指すカードゲームです。
各プレイヤーはターン開始時にダイスを8個振ります。
これらは他ゲームで言うところのPPやマナにあたり、ダイスをコストとして使うことでキャラクターで攻撃したりアクションカードを使用したりできます。
ダイスロール→攻撃やアクションカードの使用を交互に繰り返すゲームです。
キャラの攻撃、キャラチェンジ、任意のターン終了宣言を契機にターンチェンジします。
手札を消費して任意の元素ダイスに変換できるのでシビアなリソース管理が求められたりプレイ順からのダイス読み、元素反応など斬新な要素も多くかなり楽しいです。
・サイクルモナって?
キャラを何度もチェンジさせてアドバンテージを重ねていくデッキです。
主に最強カードであるモナを起点としてサイクルしていきます。
キャラチェンジで得られるアドバンテージは後述します。
・有利対面と不利対面
環境が固まってないので明確な有利不利はありませんが、「ディルック」や「重雲」のような爆発で単体高火力を出せるキャラがいる編成には少し不利がつきます。
逆にそれ以外のキャラのみの編成、あるいは爆発で召喚物を出すタイプのキャラを起点とした編成にはかなり有利です。
・構築について
・デッキ
構築は画像の通り、キャラ編成は刻晴、ジン、モナです。
キャラの並び順がめちゃくちゃ重要なので絶対に画像のまま使ってください。
・採用カード
キャラクターカードは主に
・元素反応
・元素爆発の強力さ
・他キャラとの噛み合わせ
を見て編成してます
モナさえ入っていればあとは推しキャラなりなんなり入れてそれに合ったキャラを編成しても十分戦えます(モナが強すぎるので)
・モナ
このデッキのキーカード
元素スキルは欲求水3で2ダメ+1ダメカット+水元素付与するコスパ、場持ちの良さが魅力。
また、元素爆発も水4ダメに加え次回味方が使用するスキルのダメージが2倍になる効果付きで自身の元素スキル、後述する「モナ」の固有スキルとの噛み合わせが抜群
「モナ」のキャラチェンジをクイックアクションにする固有スキル、これが「モナ」が最強たる所以
本来、キャラチェンジは攻撃と同様の扱いでチェンジすると相手にターンが回ってしまうが「モナ」から他キャラにチェンジする場合、チェンジしても相手にターンが回らない
簡単に言えばモナだけが後出しジャンケンできるようなもの
水元素の反応も優秀で特に蒸発、凍結、感電が強力なので自由枠ではそれらの反応を狙っていきたい
・刻晴
火力枠
感電反応が優秀なのと単体で火力を出すことも出来る点、また後述する元素スキルが構築のコンセプトに合っている点を重く見て採用
この枠はある程度火力出て反応が優秀なキャラなら誰でもいいです
「刻晴」は元素スキルを発動する度、《雷楔》というトークンを手札に加える
《雷楔》はそのまま効果を使ってもデッキコンセプトに合っていて強い上に手札に加わるので元素調和(ダイスの色調整)に使用することもできる
というか、元素調和に使うことの方が多い…
七聖召喚は択が多いのでこういった小回りの利きやすさは他にない刻晴の魅力
また、待機キャラにも大ダメージを与える爆発も非常に強力で感電反応、及び後述する「ジン」との相性も◎
・ジン
吹き飛ばし枠
待機キャラを触るカードが少ない現環境で待機キャラを引きずり出すギミックは絶対に必要であり、それを1人でこなせる優秀なキャラ
主に「風圧剣」で待機キャラを引きずり出したりチャージの溜まっている敵キャラを無理矢理チェンジさせて時間稼ぎをする役割を持つ
七聖召喚はルール上攻撃するのに元素の一致したダイスが必要なので対面がある程度ダイスを消費したあとジンにチェンジし「風圧剣」を打つだけで動きが止まることもしばしば
拡散で水元素、雷元素付与状態を維持して戦うと効率よくHPを削れる
爆発も強力で発動時2点回復+毎ターン風2ダメ+継続回復を付与できる
ジンは主に最後に場に出るキャラなので回復が腐らない上に拡散反応で効率よく敵全体のHPを削ることができる
吹き飛ばしだけを見ると「スクロース」等で代用可能だがジンのほうが爆発が強力な点、「刻晴」と武器種が一致している点よりジンを採用
また、過負荷でも同様にキャラを吹き飛ばせるのでこの枠は炎元素のキャラクターでも○
ただし炎元素のキャラを採用する場合、「刻晴」を「フィッシュル」のような継続して雷元素を付与できるキャラにするか「香菱」の採用を検討するべき
・抵天の雷罰
「刻晴」の専用装備カード
キャラの専用装備カードは腐りやすいので基本的に採用しないがこの構築は「刻晴」でしか火力を出せないため泣く泣く1枚採用 0でも○
自由枠
・旅道の剣
こちらも主に「刻晴」の火力上げ
2コストで常時+1ダメ、「ジン」にも装備できる点が魅力
あると便利ってだけでなくてもやっていけるので1枚採用 0〜2
3コスト武器は白3コスと重い上に同じキャラで複数回スキルを使うデッキではないので不採用
+1ダメージだけで十分です
・幸運の冠
絶対ノリと勢いで作ったカード
ラウンド1回制限でいい感じに調整してる感出してるけど書いてあることおかしい
しかも黒2コストなので余ったダイス適当に消費して装備できます
「モナ」に装備してスキル打つだけで4点もHP差付けながら水元素付与できる
このデッキで1ラウンドに2回スキル打つことなんてほとんど無いのでこのデッキのために作られたカードですこれは 2確
・璃月港口
ぶっ壊れバグカード
今は環境が固まってないので何やっても勝てるけど固まってくるとどれだけこのカードを早く着地させられるかで勝負が決まりそうなので下方修正してほしい
このカードおかしいよ 2確
・望舒旅館
待機キャラを継続回復できるカード
サイクルするメリットを直接生み出している大黒柱
待機キャラのHPが10でも使用回数を消費しないのでラウンド1で着地させても弱くないのが◎
どうしても終盤は腐ってしまうので置くタイミングは意識する必要がある
後述する《西風大聖堂》と枚数を逆にしても○
1〜2
・西風大聖堂
優秀な継続回復カード
ラウンド終了時に出撃キャラがダメージを受けていない状況のほうが稀な為腐りにくい
対面性能意識するなら増やしてもいいかも 0〜2
・パイモン
白3コスでかなり重いものの何故かダイスが1つ増えるわけのわからないカード
初手《パイモン》、《望舒旅館》でゲーム終わります
初動で置ければ最強、複数枚引くと重かったり終盤役割無いデメリット見ても引くメリットのほうが大きいので2確
中華製イビルオーラかよ
・田饒舌
無条件でチャージを2増やせるカード
なるべく早いタイミングで引く必要はあるものの、何故か黒2コスだしチャージMaxだと別のキャラにチャージするしで使い手に配慮されすぎなユニバーサルデザインカード
サイクルするメリットを間接的に増やしてくれる 2確
・劉備
このデッキの核
サイクルするメリットの70%くらいはこのカードの効果受けられるって理由かもしれない
多少条件はあるもののチェンジするだけで即チャージ獲得は美味い話すぎて流石にフィッシング詐欺疑うレベル
《劉備》下でチャージ0の「刻晴」を《雷楔》で即場に出したときにもチャージ乗る挙動がめっちゃオシャレです
しかも何故か1コスト 2確
・最高の仲間!
2コストと書いているものの黒2でダイス2個生成なので0コストって読むらしい
本来ダイス2つを任意の元素に中和するのには手札を2枚消費する必要があるが《最高の仲間!》だと1枚消費するだけで万能元素を生成できる
ダイス含むリソース管理が本当にシビアなこのゲームでこのカードを減らす理由がないので2確
入れてない人はバカです
・シフト交代の時間
キャラチェンジをアシストするカード
同様の効果で支援カードの《アカツキワイナリー》も採用候補だが支援カードの枠がカツカツなのと後々アドが取れるとしても序盤の2コストを軽率に使いたくないという理由でこちらを採用
2確
・権謀術数
説明不要 2確
手札に来たら必ず一番最初に打ちましょう!!!
引いたカードでより良い択が生まれる可能性があるので
先ドロー、重要です。
・お任せください!
キャラチェンジをアシストするカード②
モナの固有スキルを他キャラにも付与できる
《お任せください!》と後述する《星天の兆》や《白亜の術》を組み合わせることで元素爆発奇襲をすることが出来る点も魅力
奇襲が出来ない点、及び《アカツキワイナリー》不採用理由と同じ理由で《キャサリン》は不採用
・鶴の帰郷
七聖召喚で1番面白いカード
一手先を読む必要があるが1コストとは思えないほど高いパフォーマンスを発揮する
このデッキでは主に「刻晴」を対象に取り攻撃後に「ジン」にチェンジするのに使う
《鶴の帰郷》でチェンジしたカードももちろん《劉備》の効果の対象になる
キャラクターカードの並び順が重要なのもこのカードに起因している 2確
・星天の兆
使用後即チャージできる優秀なカード
初めてこのカード見た時白2じゃなくて黒2なの意味わかんなさすぎて3度見した
余ったダイス2つでチャージ1つ作れます←!?
入れない理由探す方が難しい 2確
・白亜の術
《劉備》との噛み合わせが良すぎるカード
1コストで最大2チャージ即獲得できる圧倒的スペック
このカードの最大値を出しやすいのがこのデッキの最大の強み 2確
・モンド風ハッシュドポテト
現環境の即時回復料理で1番優秀
正直無くてもいいが1コスト余る状況が割とある点、《望舒旅館》の回復先を調整できる点、シンプルに対面性能が上がる点を重く見て1枚採用
料理カードは強いけど採用しすぎるとリソースが足りなくなりがちなのは注意したい 0〜2
・マリガン(手札入れ替え)
無条件でキープしたいカード
・《望舒旅館》
・《パイモン》
・《劉備》
・《田饒舌》
・《権謀術数》
これらのカードは引くタイミングが早ければ早いほど強力なのでキープします。
場合によってはキープしたいカード
・《西風大聖堂》
・《白亜の術》
《西風大聖堂》は後攻かつ他にリソースを確保できるカードを複数引いているならキープ、《白亜の術》は《劉備》、《田饒舌》とセットならキープします。
・プレイングについて
プレイングの解説をする前にキャラチェンジするメリットについてまとめておきます。
①ダメージを分散できる
②元素付与されたキャラをひっこめることで元素反応を不発にできる
③ダイス事故が起こりにくいのでリソースを維持しやすい
主に挙げられるのはこの3つです。
この構築では①、②の恩恵を受けやすい「モナ」や《鶴の帰郷》等を利用して《劉備》や《白亜の術》等で「モナ」や「刻晴」の強力な元素爆発を早い段階で使用することを目的としています。
もちろん、耐久を意識してる構築なので耐えようと思えばある程度耐えられますがその間に相手のチャージは溜まるしこちらのキャラに元素付与もされてるのであくまでも問題の先送りでしかないということは意識するべきです。
受けるだけでなく攻めるとこで攻めないと勝てません。
対戦で最も強く意識して欲しいのはキャラを誰1人として落とさせないことです。
1体落とされるだけで致命的、人数不利になると勝ち目はほぼないです。
多めに積んである回復ギミックを利用してゲーム中盤までは味方が絶対に落ちないように立ち回ってください。
「刻晴」をめちゃくちゃ大切に運用してください。
この構築の火力は「刻晴」に頼りきりなので「刻晴」が落ちると火力不足でジリ貧になって負けます。
《幸運の冠》や《鶴の帰郷》、《望舒旅館》の当て先は基本的に「刻晴」にします。
迷ったら「刻晴」下げときましょう。
また、対面のチャージ数は常に意識します。
(今はどうだかわかりませんが)いずれ《星天の兆》を積んでない人のほうが珍しいようになるはずなので爆発まで@1でダイスが5あるいは6残っている場合、絶対に「ジン」にチェンジして吹き飛ばしましょう。
「刻晴」か「モナ」が落ちるくらいなら「ジン」を落とした方がまだマシなので最悪そこで受けても大丈夫です。
・最後に
かなりプレイングが難しいデッキなのでもう少しプレイ面は掘り下げたかったのですが環境が固まってない上にレートポイントなどもなくどの層のプレイヤーと対戦したかもわからないような状況なので詳しく書けず申し訳ないです。
難しい択等ございましたらTwitterのDMやリプライ等にスクショを送ってくれれば一緒に考えます。
七聖召喚は作り込みヤバくて課金要素なし、プレイも非常に出やすいゲームになってるので是非遊んでみてほしいです!
アチーブメントやレベル報酬で石貰えます!
サイクルモナでアチーブメント取れたよ〜みたいな人が出てきたら1番嬉しいです。
質問やアドバイス等ございましたらTwitter(@KanataNatsuzora)までお願いします!
それではまた