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大学院入試勉強(英語編)

さて,自己紹介の次に,大学院入試について記憶が鮮明なうちにここに記しておこうと思います(自分がこんな情報欲しかったなって思うものを忘れないうちに示しておくことでいつか役に立つと信じて笑)

大学院入試,いやぁ,つらかった.終わってすぐに思ったのは意外と辛かったなということ.というのも文系の大学生で大学院に進学するのはごく僅か.少数派も少数派なのです.大学入試などと違い一人で淡々と勉強を進める必要があること,これが意外にも辛かったような気がします.
さらに公務員や教職の人などを除いて多くの人は(少なくとも僕の周りは)4年生の前半(というかもう始まってすぐ)には就職先が決定している人が多く大変焦ってました.

ただ,大学院に行って研究したい!と思っている人からすれば,このくらいは覚悟の上なのかもしれないので,こんな感想は置いといてどのような勉強をしたかなどを忘れないうちにメモしておくことにします(いつか誰かの役に立ってくれたらいいなぁ).

僕自身が勉強を始めたのは大学3年の夏過ぎくらいでした.3年生の春あたりになんとなく大学院に行きたいなぁと思い始めて本格的に勉強を始めたのは夏過ぎでした.春先は授業とその復習がほとんどで,夏以降はそれに加えて読書会などを行なっていました.勉強時間は3年夏から4年の頭は一日あたり1時間から多い日で3,4時間くらい.直前は流石に使える時間を全て勉強に費やしていました.正直初めは何から始めたら良いのやら.全然道が見えませんでした.とりあえず専門の知識がないとなぁと考えていたので専門科目の勉強を始めました.というのも,僕が受けた大学院の受験は大まかに以下の3つから構成されていました.

  1. 専門科目

  2. 英語

  3. 面接

僕が知っている限りではほとんどの大学がこの3つだと思います(外大や東大は第二外国語が必要になったと思います).この中でとりあえず専門科目の知識がないと話にならないかと思っていたのでとりあえず専門書を読み始めました(各分野で何を読んでいたのか,面接についてなどは長くなりすぎるのでまた次回に).しかし,今思ってみると英語の勉強から始めておけばよかったなと思います.正直な話,専門的な知識は英語を十分に勉強していれば後から容易に身につけることができます.というのも,専門書は英語で書かれていることが多いです(もちろん日本語で書かれている良書もありますが,圧倒的に英語の方が多いです).僕は英語の知識が乏しかったので専門書を読むのにかなり苦労しました(今も苦労してます).そのことからも,英語の勉強をもっと早くにやっておくべきだったなと思います.

今回は英語の勉強に焦点を当てているので,英語の勉強について詳しくお話ししたいと思います.
英語の勉強は主に以下の3つを中心に行なっていました.

  1. 単語暗記

  2. 英文解釈

  3. 過去問

上から順に話すと,まずは単語.僕の受けた大学院はとにかく基礎的な単語の複数の意味を十分に理解していれば読めるものだったと思います.そこで,大学入試の際に使った単語帳を引っ張り出して,その復習を始めました.僕は鉄壁を使っていたので,それを使いましたが,単語王,シス単など何でもいいので大学入試レベルのものを再度やり直すというのはやってよかったなと思います.
それに加えて,院単を使いました.正直院単は最後の一ヶ月くらいで軽く目を通した程度なのでマスターしたかというとそうでもないですが,目を通しておいてよかったなと思います.「大学入試レベルのものなんてマスターしてるよ」って人はこっちをやっておくとより語彙力の強化になるので良いと思います.

英文解釈は大学院への英語という参考書を使っていました.僕個人としてはこれが一番読解力の向上につながったと思っています.というのも,大学院入試の英語は基本的に大学入試よりも難しく複雑な英文が多いです.専門書の一部から抜き出して出題されることが多いためか複雑かつ抽象的な内容が多く,構造を取り違えると大きく読み間違える可能性があるため,構造を丁寧にかつ正しく取ることができるようになるというのは必要な能力だと思います.上に挙げた参考書はかなり複雑な文をかなり丁寧な解説がされているので,頭の動かし方(どのように英文に向き合うのか)を掴めるものになっていました.これがのちに効いてきたのかなと個人的には思っています.

最後に過去問です.僕は先輩からもらったものも含めおよそ7年分(各年度夏・冬の2つ)の過去問を解きました(専門のことはまた別の機会に).僕個人としては,まず受ける大学を決めた時点でネットなどで過去問を探して,見つけられたものを一年分解いてみるというのが重要かなと思います.というのも,上の対策は僕の受けた大学院の英語が基本的なレベルだということがなんとなく分かったからこその対策です.もっと難解な英語が出される大学院ではもっと時間を割く必要があるかなと思います.なので,とりあえず歯が立たないかもしれないが,一年解いてみる.そこからどのくらいのレベルなのかを考えて対策を立てるのがいいのかなと思います.

今回は勉強の開始時期と英語の対策についてやっていたことを書き記してみました.まとめると以下の通りです.

・勉強を始めたのは3年の夏過ぎから(早いのだろうか?)
・英語は「単語」「解釈」「過去問」の3つをひたすらにやっていた
・過去問はとりあえず解いてみるべし(そこから学べるものがあるはず)

次回は専門科目について書いてみたいと思います.
ここまで読んでくださった方,ありがとうございました.次回もよろしくお願いします.


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