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気づいたらイベントを立ち上げていたという話 ~第1回動物頭のせ集会レポートを添えて~
こんにちは、かなきちです。
先日、「動物頭のせ集会」という集会を企画し、無事第1回目を開催しました。その名の通り動物を頭に乗せた人たちが集まり、可愛さやこだわりについて語り合う雑談系のイベントです。参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。来れなかった方も、2回目以降でお待ちしています。
さて、この記事では、集会の紹介をしつつ、イベント主催には向いていないと思っている自分がなぜ定期イベントを立ち上げてしまったのかから始まり、イベント開催までの話を書いていこうと思います。一言でまとめると「思いついちゃったならとりあえずやってみればいいんじゃない?」です。
1. なぜかイベントを企画してしまった
1-1. 定期イベント立ち上げは想定外
VRChatを始めてから2年経ちましたが、その間にいろいろなことを始めてきました。VRoidのアイテムを作ってBOOTHで売ったり、noteの記事を書いたり、イベントや他者企画に参加したり…。
日々やりたいことは無限に出てきています!何でも気軽に挑戦できるのがVRChatの良いところですが、逆に気軽に挑戦できすぎて何でもやろうとすると無限に時間が溶けてしまいます。特に私は人をまとめたりもてなしたりするのは苦手なこともあって、イベントの主催やキャストは絶対やめておこうと思いながら興味も抱かず日々を過ごしていました。「彼方基地」という個人ブランドを自分の好きなように育てていくことに注力していました。
2025年正月、今年やりたいことを整理して、以下の目標を立てました。
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やりたいこと絞らないと時間がないからね、「Blenderを使用したグッズ作成」と「ワールド作成」に今年は挑戦するぞー、と決めました。一応イベント開催とは書いていますが、場だけ貸すような想定で主導はあまり考えていなかったため、雑談系の定期イベントとは全く性質が違うものになります。
そんな私の考えが変わったのは、1月下旬のこと。
特に大きなきっかけがあったわけではなく、VRChatでたまに動物を頭に乗せている人に会うけどそういう人が集まる集会ってないのかな?と思ったのが始まりでした。
1-2. 楽しいを作ろう
私の特徴と言えば、VRChatではやや珍しいVRoid素体であることと、頭に可愛い動物を乗せていることと思っています。NAGiSAに行くとだいたいこの2つの話題で話しかけられることが多いです。
VRoid関連の集会はVRChatでも複数開催されており、何度も顔を出しています。一方で動物を頭の上に乗せるというコンセプトで開かれている集会は、私が調べる限り存在していませんでした。動物を頭の上に乗せてる子、とても可愛いですよね。もしそのような集会があったら参加するのになーと思うと同時に、企画を他の人に先越されたくないなとも何故か思ってしまいました。
いろいろ想像した結果、大変さよりも楽しさが大きそうだ!やってみよう!となりました。いやそこまで大変さ楽しさ比較していないかも…、うまくいかなかったら辞めるのも自由だし、とりあえず開いてみよーきっと楽しいよくらいの気持ちでした。
1-3. 準備開始
①集会の名前
集会を開きたいと思い立ったのが1月下旬、まず考えたのは、「動物頭のせ集会」にするか、「頭のせ動物集会」にするか…。これ決めるのに1週間くらいかけました。というか一度決めてからも二転三転しました。名前大切だもんね…。
②開催時期
名前だけ考えていたらあっという間に2月に。開催日決めて早くアナウンスした方が良いなと思い、候補日選定へ。2/22(土)が猫の日で休日だったのでここかなと考え、時間は人気の時間帯を避けて少し早めの20時からを設定。
③スケジューリング
開催までの準備期間は3週間しかありません。
2週間前に告知を出したかったため、ワールド選定とポスター作成を急ぐ必要がありました。イベント開催は初めてだったため、以下の記事を参考に準備を進めました。
TLに流れてきた他のイベントポスターも参考にしながら、ポスターに必要情報を入れていきました。グループを作成するために思い切ってVRChat+にも入りました(グループのサムネとアイコン作成が一番辛かった…)。そんな準備をして、実際に告知を出せたのはイベント開催11日前でした。その後VRChatイベントカレンダーに登録したり、フレンドにワールドを見てもらって手直しをしたり。なんとか無事当日までに準備は間に合いました。
ちなみに告知は以下です。noteで見ると少しポスターの上部が見えなくなっちゃっていますね…。普段私のおはツイには15いいねくらいしかつかないのですが、この告知は50件近くのリポストをいただきました。拡散に協力していただき本当にありがとうございました。
🌟お知らせ🌟
— かなきち@VRC (@c839rei) February 11, 2025
新しく"動物頭のせ集会"を企画します🎉
動物を頭に乗せている子たちをたくさん集めて一緒に集合写真を撮りたい!という欲望が形になってしまいました…!
2月22日開催予定になります。イベント開催側は初ですがどうぞよろしくお願いいたします。Groupはツリー参照。 pic.twitter.com/CsYkjl9j19
④ワールド準備
そもそも当初は既存のワールドをお借りする予定でした。その際に一つこだわりがあって、頭に付けれる動物が置いてあることを条件として探していました。頭に付けれる動物が置いてあれば、頭に動物をまだ乗せていない人でも気軽に集会に参加して体験してもらえるからです。
しかし、ワールド探すぞ!と意気込んで15分くらい探し回ったところで、「自分で作った方が良いな」と思い方向転換しました。
ちなみに私はライブハウスのワールドを絶賛作成途中で、一度も自作ワールドを公開したことがありません。なので自分で作った方が良いという発想は結構アホかもしれませんが、なんとか無事間に合いました…。集会用なのでシンプルなワールドです。
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2. 第1回の集会を開催したよ!
2-1. 集会の様子
集会レポートというからには写真をたくさん並べて雰囲気が伝わるようにしたいのですが、初めてのイベント主催であたふたしていてあまり写真を撮れていなかったのです…申し訳ない。なので写真は集合写真だけ載せておきます。動物を頭に乗せた子が集まって写真を撮ったらとても幸せだろうなーと思っていたけど、本当に幸せでした🍀
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イベント開始直後、まだ誰も来ていない最初の3分間はすごく長く感じました。「誰か来てくれるかな……」と少し不安になりましたが、その後、初めましての方もフレンドも次々に来てくれて、本当に嬉しかったです!
記念すべき1人目の方が乗せていたのはまさかのスライム!兎さんを乗せている方は3人いましたがそれぞれ個性が光っていました。VRChatの自由さ幅広さを感じます。自分の動きに動物を合わせたり、作者さんに見せたり…。可愛さが溢れて癒しの50分間でした。本当にありがとうございました。
2-2. 反省点
集会が終わって自身で振り返りをしました。以下が反省点です。
①主催として自己紹介をしておけばよかった
自己紹介もそうだけど、主催っぽいことほぼしてないんですよねぇ。私もいち参加者のような感じで会は進んでいったんだけど、どうだったんでしょうか?周りから見ないと分からない部分かも。
②写真をもっとたくさん撮っておけばよかった
せっかく自分でイベントを企画したので、写真はたくさんとっておきたい!次回は忘れないようにします!
③ハッシュタグを事前に決めておけばよかった
第2回開催の告知の際にアナウンスします。
2-3. 今後について
思い立ってとりあえず開催してみた訳ですが、こういう系の集会は単発じゃないよなぁと思うので第2回も開催します!日付未定ですが4月に開きたいと考えています。隔月開催だと1回来れないだけで4ヶ月空いちゃって寂しいので、基本は1~1.5ヶ月に1回開催できればと思っています。
ただまずは次回を成功させるところから。こういうことが得意ではない私がやっているので、次もうまくいく保証はありません。上手くいかなかったり辛くなってきたらそこで閉めるか誰かに引き継ぐかしようと思っています。
あとは誰か協力をお願いします!
参加者が今回の規模なら会自体は一人で回せるのですが、ワールドやグループ周りは今のところ最低限の状態で、「もっと良くできるはず」と思うと、一人では手が回りきらないのも事実です。
またもう1つの理由、というよりこっちがメインの理由なのですが、誰かと一緒にイベントを作りあげたいという単純な想いがあります。一人で進めるのは彼方基地としての活動で満ち足りているため、動物頭のせ集会は他の人と協力して考えて作る楽しさを感じたいと思っています。私は凄い主催じゃないので、だからこそ一緒に運営してくれる人がほしいし、参加者の皆さんからも「こうしたらもっと面白くなりそう!」という意見もたくさん聞きたいです!続けていけば面白いことも増えると思いますが、一人で続けることは無理が多いのです。よろしくお願いいたします。
もちろん、参加していただけるだけでも本当に嬉しいです!
もし気になったら、VRChatのグループ「動物頭のせ同好会 (MFMF.9710)」をチェックしてみて下さい。
それでは。またねー。