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■自己紹介■私がイラストレーターになった訳
はじめまして。
イラストレーターのkanata(カナタ)ともうします。
私は2019年12月に地方公務員を退職し、
フリーのイラストレーターとして活動を始めました。
今日は、イラストレーターになった経緯について
私という人間のことも織り交ぜながら簡単にお話します。
きっかけ
私が絵を描くのが好きになったきっかけは、幼稚園のお絵かきの時間。
特に何も考えずに描いた絵を、人を褒めない母親に褒められたことでした。
よほど嬉しかったのか、気がつけば、学校に上がるころには、暇さえあればノートやプリントの裏に絵を描くという悪い子になっていました(笑)
こうして、私にとって絵を描くことは日常の一部になっていきました。
進路
それでも、大学進学の頃には経済的な自立を最優先としてしまい、「絵は趣味で続けていければいいか」と軽く考えてしまったため、当時話題となっていた環境問題について学べる大学に入学、卒業後は普通に事務職として就職しました。
経済的な準備は万端、自由を手に入れた!好きに生きていける!と張り切っていたのですが、いざふたを開けてみれば仕事で頭がいっぱいになり、絵の創作どころではありませんでした。
プライベートでも色んなことで自分の思った通り行動ができなくなり、自分の存在意義や価値は一体どこにあるのか分からなくなっていきました。
自分の中の「絵」という存在
描けない時間で絵のクオリティが下がる。絵に対する自信がなくなっていく。自分の存在価値や意義が分からなくなっていく。
そんな折、キリスト教のとある本と出会いました。
フィリップ・ヤンシー著「神に失望したとき」。
内容は、クリスチャンが試練の苦しみで神に祈っても神の加護を信じられなくなったとき、その人は神が自分に何もしてくれないと感じるが、それは本当にそうなのか、著者が若きクリスチャンの挫折に寄り添いながら検証していく、というものでした。
その中の言葉で、ある一説が私の心に引っかかりました。
『「言葉が人となった方(イエス・キリストのこと)」は昇天した時、
本当の意味でのご臨在を、そのからだである教会という形に残された。
私たちの善は、文字通り神の善となる。私たちの苦しみは、パウロが言うところの「キリストの苦しみにあずかること」である。
…(中略)
神は沈黙しておられるのか。
その質問に、別の質問で答えよう。
教会は沈黙しているのか、である。
私たちは神の代弁者であり、この地球で神から指名された声帯である。』
※キリスト教では、教会は「昇天したキリストの体」であると考えます。
クリスチャンはその体の一部として、自身がキリストの代わりに善の業(わざ)を行っているという意識があります。
そうか、人間は代弁者なのか。
与えられた命の喜びを感じながら、楽しんで生きることが使命なのか。
じゃあ、私が喜びを伝えるために使えるものってなんだ?
そう考えたときに、思い当たったのが大好きな「絵を描くこと」だったのです。
新しい一歩
事務職をしながら絵を描き続けることも可能だったとは思います。
ですが、今までできていなかったことを同じ環境下で今後できるようになるとは到底思えませんでした。
まして、これから年数が経つにつれ、責任を取ること、上司や上層部との関わりも増えていく、つまり心労が重なっていく中で、絵を存分に味わいながら生きることなど…そんな未来はとても見えませんでした。
私は、単純で、一度思い込んだら止まれない人間です。
成功する考えもなく、計画もない。
だけど、勝算なんて待ってたら、時間がなくなってしまう。
ただでなくても時間がないのに。
とにかく会社をやめることだけ決めました。
そして、2019年12月に無事会社を退職し、絵を描き続けるための人生を歩き始めました。
これから
退職直後、無計画に始めたイラストレーターですが、ありがたいことに今のところ描くことはやめないで済んでいます。
どんなイラストがいいのか、どんなイラストが受け入れてもらえるのか、未だに分からない部分が多いですが、少なくとも、天使の絵や妖精、神様、ファンタジー系の絵は思いのほかご好評いただいています。
次のイラストたちはなんとなくシリーズになると考えています。
最終的にはオラクルカードにでもできたらいいな、と考えています。
これからどんどんイラストを投稿していく予定です。
少しでも多くの人に見てもらえるたらなと思ってます。
お仕事のご依頼いただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
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