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くじらとわたし
くじらのモチーフに作品を作り始めたのは小6の頃
オリジナルの風見鶏を作ると言う図工の時間だった
ニワトリだとなんだか変哲もない面白味に欠けるモチーフだと思い
鯨を選んだのかきっかけ
人と違うものを作ることが楽しかった
その部分は今も変わっていない
小6当時はまだ、なぜ鯨が良いのか良く分からなかったけれど
今は理由が分かる
くじらには私はこんなイメージを持っている
孤高で、神秘的、雄大、近寄りがたい神聖さ、偉大な感じ、低い音で唄う
深海を泳ぐ、群れない、イルカとは違う(明確な違いは大きさ位らしい)
鯨の流線形のフォルムは生物界の中でも、とてもシンプルなのに
そぎ落とされた中に美の形を感じる
私のイルカのイメージは、
陽気、フレンドリー、人間と遊びたい、好奇心旺盛、高音域で楽しく歌う、南国のエメラルドグリーンの海を泳ぐ、
イルカにはなぜか心惹かれない
人の顔色をうかがいがちな私は
ぶれることのない芯の通った心や
近寄りがたくて唯一無二の神秘的な存在に憧れを抱いている
鯨がまさにそのピッタリの存在
いつかくじらと一緒に泳ぎたい
小6から鯨グッツを秘かに収集中