長瀬有花さんの魅力10選~長瀬有花の楽しみ方~
この記事は「RIOT MUSICアドベントカレンダー2022」に寄稿したものです。皆さんの記事はこちら。
私の推しは脱力系アーティスト長瀬有花さんです。
今年の長瀬有花さんは強かった。
バースデーライブ「Alook」から始まり、コンセプトライブ「SEEK」、「AFA SINGAPORE 2022」参加とライブだけでもこんなにたくさん。(年末のコミケでClub Nagaseも開催予定)。
他に特筆すべきは1stアルバム「a look front」の発売、そしてTikTokにおける「とろける哲学のバズ」でしょう。
とろける哲学のバズは本当に嬉しかった!
推しは絶対いつかバズると信じていました。
2022年の長瀬有花さんの活動についてはストライカーさんがまとめて下さっているので、ぜひ御覧ください。
さて、本記事では長瀬有花さんの多様な魅力を語ります。
「SEEK」に代表されるように、有花さんは多様な媒体で自身の世界観を展開しています。あるときは次元を超えて、あるときはTikTokやYoutube shortで。それぞれの媒体で異なった表現がされています。
そして、それこそが長瀬有花さんの魅力なのです!
「長瀬有花さんを最近知ったよ!」という人に向けて、どこでどんな表現がされているのか、長瀬有花さんの魅力は何なのか紹介していきます。
①オリジナル曲
まず、聞くべきはオリジナル曲でしょう。
オリジナル曲は有花さんの魅力に溢れています。
どの曲も長瀬有花さんの世界観を表現しているだけではなく、有花さんがその曲を乗りこなしている感覚があります。曲自身がちゃんと有花さんのものになっているんです。ながせはつよい。
個人的に好きなのは、有花さん自身を語った曲である「オレンジスケール」や脱力系アーティストとしての本領を発揮した「とろける哲学」などです。
また、有花さんは音楽を投稿する際に、概要欄に一言コメントを残すのですが、オリジナル曲はその質感がとても良いんです。個人的に好きなものをいくつか紹介します。
②カバー曲のセンス
自身が好きなものを表現すること――それが有花さんの世界観構築の根幹を為しています。
特にカバー曲の選曲は有花さんが一般的なVtuberとは少し外れた独特のセンスをもっていることの証明でしょう。
私はそのセンスが大好きです。
(ちなみに、私は学生時代に相対性理論に狂わされた一人です)。
最近のカバーだと「歌うたいのバラッド/斉藤和義」が投稿されたときは感極まりました。
歌うたいのバラッドは、歌う意味や理由を体現した普遍的な一曲だと思ってます。それを推しである有花さんが歌ってくれたこと、これ以上嬉しいことはなかったですよ。
歌うたいのバラッド/斉藤和義
また、カバーの選曲について、今年公開されたインタビューで有花さんはこのようなことを言っていました。
有花さんのカバー曲を振り返ると、インタビューで言っていたようなことがなんとなく伝わってきます。
カバー動画や後述するTikTokといい、有花さんは本当に試行錯誤を繰り返してきました。自分のブランディングをしっかりと考えられるところが有花さんらしいし、そういうところが本当に魅力的です。
ミュージシャンが演奏家であるなら、アーティストは自身をプロデュースできる人間だと思ってるんですよ。
有花さんを観測していると、彼女は真摯に自身のブランディングと表現に向き合っていることが伝わってきます。
③癒されるショートアニメ
有花さんのYouTube Shortは少し独特です。
毎週月曜日にショートアニメが投稿されるんですが、これが本当に良いんですよ。有花さんが日常で出会った「ちょっとした出来事」がゆったりとした語りで見ることができます。彼女のパーソナリティを知ることができ、癒やされる。最高です。
④週初めに脱力できる「たれながせ(弾き語り配信)」
有花さんは毎週月曜日に定期配信しています。長瀬有花を垂れ流す枠(仮)、通称「たれながせ」。
有花さんが一人でギターの弾き語りを行う配信です(アーカイブはなし)。
この配信、女子高生が弾き語りをしている空気感そのままなんですよ。クラスメイトの女の子が放課後に弾き語りをしている情景を見ているようでどこか懐かしい気持ちになります。
そして、配信日が月曜日です。有花さんのゆったりとした雰囲気で月曜日の憂鬱な雰囲気を吹き飛ばしてくれます。
「今週もほどほどに頑張っていきましょうね~」
これが配信最後の常套句です。これだけで一週間頑張れますね。
⑤作業のお供「ながせの部屋」
毎週金曜日から24時間配信されている作業用配信。
良い感じの音楽や有花さんのカバーが24時間流れています。
国内外で流行っている作業用ラジオの長瀬有花バージョン。
私もよく作業のお供で使わせてもらっています。
⑥TikTokで踊り歌う長瀬有花
今年大バズした「とろける哲学」を生み出したプラットホーム、TikTok。
そこで有花さんは別の顔を見せてくれます。
TikTokで特徴的なのはダンス動画。2022年12月時点でとろける哲学の振付動画は3万いいねを超えています。
独特な振付で踊る有花さんはキュートでとても可愛らしい。オリジナル曲が投稿されるたびに新しいダンス動画を見る楽しみがTikTokにはあります。
また、TikTokでは弾き語りにも力を入れています。その幅はオリジナル曲からカバーまで様々。ギター少女が好きな私としてはこのコンテンツが本当に好きで、アコースティックギターと有花さんの声の相性はぴったりです。
⑦グッズのかわいさ
有花さんのグッズは普段遣いできるものから手に入れやすいものまで各種様々です。
最近の個人的ベストバイはオルゴール。
レトロな雰囲気をもつ有花さんだからこそ似合うグッズで自宅でゆっくりとオルゴールサウンドを聞くことができます。
⑧ゆか写んぽ
有花さんには「ゆか写んぽ」というコンテンツがあります。
グッズで販売されている有花さんが写ったフレームカードを持ち歩いて、有花さんと写真撮影するというコンテンツです。ハッシュタグの命名は有花さん。
個人的に次元を超える有花さんだからこそ、醸し出せる質感とコンテンツだと思っています。リアルの世界にいるVtuberって独特の雰囲気があって私は好きです。
そして、不思議と有花さんはどんな姿であっても、有花さんなんです。これが次元をゆらゆらと漂流するアーティストの本領発揮というところでしょうか。
今回のアドベントカレンダー企画でゆか写んぽについてさそうさんが紹介して下さっています。ぜひ御覧ください!
⑨有花さんが好きなもの
有花さんのセンスに圧倒されることがあります。
有花さんの好きなアーティストは相対性理論とサカナクション。
これらのアーティストはカバー曲も数多く出ており、ライブでも良くカバーされます。
また、最近の配信で度々名前が上がるのが吉澤嘉代子さん
吉澤嘉代子 5th ALBUM『赤星青星』全曲ティザー
有花さんが言及するまで知らなかったのですが、とても良いリリックを書くシンガーソングライターさんでついspotifyをフォローしました。
また、最近はmekakusheさんと川本真琴さんのツーマンライブに行ってましたね。
他にも、趣味は廃墟巡りと駄菓子の袋を収集すること。たせながせは駄菓子を食べて袋をファイリングするところから始まります。
また、最近の配信では初見さんがコメント欄に現れるたびに、有花さんの個人情報を一つ紹介していました。そこで披露された好きな漫画が「ウソツキゴクオーくん」なのは解釈一致すぎて……。
⑩Twitterの有花ワールド
有花さんのTwitter好きなんですよ~。
日々の癒やしになっていてツイートを見るたびにほっこりします。
日常のちょっとしたことに面白さを見出すセンスが本当に好きで、有花さんの目には世界がどんな風に見えているのか気になります。
彼女のレンズを通して見える世界はきっと私たちと違って見えてきっと輝いているのでしょう。その価値観に触れられるTwitterは魅力的です。
番外編:世界がながせに染まるまで
2022年は対外的に大きくなった年でもありました。
年初の1stライブ「Alook」のMCにて「世界がながせに染まるまで」活動を続けると宣言した有花さん。
有花さんの魅力は徐々に大きくなっていくその存在にもあります。
有花ワールドは世界に広まりつつあるのです。
7月にはAFTER HOURSにて少年時代をカバー。
楽曲のアレンジは堀江晶太さんが務め、有花さんの声の魅力がたっぷり詰まった珠玉の一曲。Spotifyでずっと聞いてます。
AFTER HOURS - 少年時代 (井上陽水)
今年は海外ライブも行いました。
シンガポールで開催される東南アジア最大級のポップカルチャーイベント「AFA SG」にRIOT MUSICから出演。
このメンツの中に有花さんがいることに驚きです。
そして、これからMOTTO MUSICにて有花さんのカバーが収録予定。
音楽系Vtuberとしての活動の幅も広がりつつあります。
来年の活動が本当に楽しみです。
まとめ
以上が長瀬有花さんの魅力10選となります。
このようにまとめてみると、長瀬有花さんのコンテンツの豊富さに驚かされます。プラットホームだけでもYoutubeとTikTokとTwitter等々……。
そして、そのどれもに試行錯誤の跡が残っています。
TikTokで「とろける哲学」がバズった際には、バズをなんとかものにしようとする彼女の姿がありました。何回もとろける哲学に関する動画を投稿したり、初めてのTikTok配信をしてみたり。そのひたむきな姿にますます惚れ、私はより応援しようと思えました。
そして、有花さんのコンテンツの姿勢からは長瀬有花の世界観を表現をしたいという熱い気持ちが伝わってきます。有花さんが表現したいこと――有花さんが試行錯誤して見出した「長瀬有花としてのコンテンツ」が様々なプラットホームに散らばっています。ファンにとってそのどれもが美しく楽しめるものです。
もし、noteを読んでいる方で有花さんのオリジナル曲しか知らなかった人はぜひTikTokや配信を見てみませんか?
きっとあなたも長瀬有花さんの世界観の虜になるはずです!
私も「世界がながせに染まるまで」彼女を応援し続けます。
最後に、メリークリスマスイブ、有花ちゃん!!!
最終更新:2022年12月25日