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「湘南天狼院」に行ってみた

こんにちは!
夏のせいか食欲が止まりません、遠山です!(じゃがりこをかじりながら)
ふつう逆だよなぁ……?

さて、みなさんは「天狼院書店」をご存じでしょうか。
最近話題のベストセラー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の著者・三宅香帆さんがかつて店長をされていたことでも話題の書店さんです。

現在全国に5店舗あるこの天狼院書店は、「ふつうの書店」とはちょっと違います。
もちろん書店なので本を売っているのはもちろんなんですが、天狼院さんは、「本のその先にある体験(=READING LIFE)」を提供している書店さんなのです。

さて、突然ですが、みなさんが本を手に取るのはどんなときでしょうか。
たとえば「紙の束がほしいから」本を手に取る人はほとんどいませんよね。
実用書なら、その本の中の「知識」を手に入れたいから。
物語なら、その本の中の「世界」に浸りたいから。
そんな本で得られる「知識」や「世界」を、店内で開かれる数多くのイベントや講座を通して「体験」することによって、より深く本を楽しんでもらいたい……それが、天狼院書店さんのコンセプトなのです。

さて、そんな素敵な天狼院書店さんですが、わたしが住んでいる神奈川県にもあります。それが、『湘南天狼院』さん!!
ずーっと気になっていたこちらに、やっと行ってきました~!!

最寄り駅は、小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」

藤沢駅から6分。意外と藤沢~江の島って近いのね。(ふだん遊びに行くときは車の民)
コンコースでは「新江ノ島水族館」のクラゲが出張お出迎え!

さぁ、改札を抜けてふりむくと……

駅舎はまさかの竜宮城!!笑
つい写真を撮っちゃうこと間違いなしですよね。

そんな片瀬江ノ島駅の駅舎を抜けて右に進み、「新江ノ島水族館」の方向へ歩いていきます。
すると数分もせずに辿り着く大きな道路、それが、神奈川屈指のドライブコース・国道134号線です!

神奈川県民ならみんな大好き134。渋滞にハマってもその開放的な雰囲気のせいでつい許しがち。

なお、完全に余談ですが……
わたくしも例に漏れず134号線大好き県民でして、その愛が溢れて1本短編小説を書いております。よかったらお読みいただけますと幸いです。

さて、話を天狼院さんに戻します。
134号線にぶち当たって右に曲がり、まっすぐ進むと……デニーズの向こう側にある商業施設『ENOTOKI』の2Fに、『湘南天狼院』さんはあります。
駅からここまで、所要時間はおよそ5分!

ほかにも色々なお店があります。
天狼院さんの隣のびっくりドンキーが異様におしゃれで気になる。

ちなみに、車の方にもわかりやすく位置を説明するのならば、「新江ノ島水族館」の道を挟んだ向かいにあります!

さっきの看板を背に振り向くと、そこには「えのすい」が!

ロケーション、良すぎですか……?

ワクワクな気分で2階に上がって建物の西側に進むと、入り口はこんな感じ。

海風が思いっきり吹きつけるロケーションなので、ドアは閉めている模様。
このドアを勇気を持って開けると……。

頭上には「天狼院書店」の文字が輝いていました!
やっと来られた~!!

入り口からもう、気になる本がたくさんあります。
特に天狼院さんは「読む」だけでなく「書く」ことにも力を入れている書店さんなので、最初から「文章術」などの本もズラリ。

様々なジャンルの本が少数精鋭でおでむかえしてくれます。
絵本コーナーもセンスが光ってます!

そして、天狼院書店名物「イベント」情報!
このほかにも、お店の入り口には様々なイベントのフライヤーがたくさん置いてありました。
どれもタイトルだけで気になるものばかり……。

そして、お店の奥には20席くらいのカフェスペースになっております。
(本当はこの写真よりもっと奥にも素敵なカフェスペースがあるんですが、お客さんがたくさんいたので撮影は諦めました)

特筆すべきは、カフェのメニュー!
写真を撮り忘れてしまったのですが、ランチメニューの一番上をかざっているのは、『元カレが好きだったカレーセット』……!?
書店ならではの物語性にあふれるメニューに、つい想像がかきたてられます。「この人はきっと今25歳。大学進学を機に青森から上京してきて、住んでるところは下北沢。大学時代おんなじ学部だった神奈川出身で写真好きのカレー好き男子のためにがんばって練習してめでたく付き合えて、大学卒業後に同棲を始めたけど、社会人になると仕事がお互い忙しくてすれ違いばかりで、周りも結婚しだして焦ってきたのに彼といえばそんなそぶりも見せなくて……」と、メニューを見ながら設定を考えだす始末。もちろん全部妄想です!
とにかく、このメニューを見てわたしはお昼を藤沢駅の富士そばで済ませてしまったことをひどく後悔しました。もちろん富士そばも美味しかったんですけどね!今度は絶対食べる!

さて、これだけでもじゅうぶん魅力は伝わるかと思うんですが、なんと湘南天狼院の実力はまだまだこれから。
本のコーナーで本を、そしてカフェコーナーでなんらかのメニューを、それぞれ注文すると……このENOTOKIの屋上にのぼれちゃうんです!
スタッフさんにカードキーでお店の横のエレベーターを動かしてもらい(特別感がすごい)、たどりついた屋上。そこからの景色がこちら!

江の島と相模湾を一望です!

右手にもずーっと海を見渡せます。

右手でよーく目をこらすと、サザンオールスターズの曲で度々登場する茅ヶ崎の「えぼし岩」が見えました。
もう一度言いますが、ロケーションが最高すぎます!

ベンチがあって、ゆったりくつろげました。
(ただし屋根はないので陽ざしには要注意!)

もちろん中に入りたくなったら、そのあとお店のほうに戻って大丈夫。
記念撮影がてら、ぜひのぼってみてくださいね!

その後はまったりと買った本を読んでました。
いや、いちばんまったり読む本ではないのかもしれませんが……。笑
(ちなみにこの本の著者である三浦さんは、天狼院の店長さんです。なんてピンポイントでわたしに刺さる本を書くんだ……!)

そんな素敵すぎる本屋さん・湘南天狼院。
なぜわたしが天狼院さんの魅力を紹介しているかというと、それは……

この天狼院さんで、自著『学園ミリオネア 100万円ゲーム』の朗読公演を開催していただくことになったからです!!!!

↑くわしくはこちらの記事をぜひ!↑

当日はわたしも馳せ参じる予定です。
あこがれの場所で俳優さんたちに自分のキャラクターを演じてもらうなんて、もう、未だに半分くらいドッキリだと思ってます。笑

8月18日現在、チケットはまだ発売中とのこと!
わたしや自著を知らなくても、「湘南江の島で夏休み最後の思い出を作りたい」という方、ぜひお越しいただけましたらうれしいです。

上演後はちょうど江の島の花火も上がります。
天狼院さんの屋上で見られる有料チケットも別途販売するとのこと。楽しみ!

ぜひぜひ、よろしくお願いします!!


お申込みは以下のサイト、もしくはお電話にて!

天狼院カフェSHIBUYA:03-6450-6261
天狼院書店「湘南天狼院」:0466-52-7387


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