![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76844596/rectangle_large_type_2_bbb4bd9784effa34d0dc32d1d851ace8.jpg?width=1200)
【有料記事】赤白黒<ライオネル.star>
カナタです。
今回は最近調整していた【赤白黒<ライオネル.star>】の有料記事となります。
環境大きく変える可能性がかなり高いデッキだと自負しており、今回は有料とさせていただきます。
【墓地退化】や【JO退化】は有利対面となっている他、最近流行の兆しを見せている【マッド・デッド・ウッド】に対しても有利に立ち回れます。
【赤単】や【赤緑アポロヌス】に5割以上の勝負ができることも大きな特徴となっています。
また、「タマシード」を軸とした構築なため、これからも強化されることが約束されています。
いつもは有料記事を出す場合は、結果を出してから投稿するのですが、今回は新弾発売直後ということで、試験的に結果を出す前に投稿しています。
これはそれだけ「結果を出せる自信がある」という裏付けでもあります。
まだ実績はありませんが、これから色々な方々に使用していただき、結果を更新できればと考えています。
これから勝ちたい方や、「タマシード」や《「正義聖帝」<ライオネル.star>》を使ってみたい方は、是非購入していただけると幸いです。
追記
4/24 小山CS 3位(しろ)
4/24 KCCデュエマCS 準優勝(ひいらぎなる選手)
構築経緯
きっかけは第171回のⅤDuelの生放送を視聴していた時でした。
タマシードを軸とした《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》(以下《ユニバース》)を使用しているプレイヤーを見かけました。
参考動画(対戦は1:00くらいから)
後日フェアリーchでも紹介され、動きを再確認しましたが、視聴当時は「面白いデッキだな~」くらいの認識でしかありませんでした。
参考動画
しかし、最新弾で収録される《「正義聖帝」<ライオネル.star>》(以下《ライオネル.star》)と組み合わせることで強烈なシナジーを形成することに気づきました。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76848285/picture_pc_f9d37c9c59d05fc440cfa8d70d18f6e5.jpg?width=1200)
「タマシード」と「進化クリーチャー」を同時に踏み倒せるこの能力は、多大なボードアドバンテージを生み出します。
踏み倒す効果は「各ターン1度」と明記されていますが、《バングリッド7》と同じ挙動なため、複数体いればその分だけ展開可能です。
これにより、《禁断英雄 モモキングダムX》の解放スピードを大きく加速させることができます。
また、《スロットンの心絵》とも多大なシナジーを形成し、このカードの展開力はより強力なものとなります。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76849347/picture_pc_84bc430b2ead57899782486cf2ea8c1b.jpg?width=1200)
《ライオネル.star》から踏み倒すことで「進化クリーチャー」を踏み倒すストックを2回増やすことができます。
これによって《禁断英雄 モモキングダムX》の解放スピードを大幅に加速させつつ、大量展開が可能になります。
また、《ユニバース》の踏み倒しも可能なため、大量展開からの突然のEWもザラにあります。
以上の観点から新弾発売後に猛威を振るう可能性あるデッキであると判断し、調整を開始しました。
リストと環境における強み
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76993247/picture_pc_3e2c080689e7fdf44edc6632f116d910.jpeg?width=1200)
上記の画像が完成したリストとなります。
「タマシード」1枚1枚がそれぞれ強力で、プレイしていくうちに着実にアドバンテージを得ることが出来ます。
基本的な動きとしては、《ライオネル.star》で「タマシード」を展開しながら《禁断英雄 モモキングダムX》の下にカードを置いていきます。
《禁断英雄 モモキングダムX》の下にカードを置く効果は任意なので、相手の盤面を見て、好きなタイミングで解放することが可能です。
盤面をコントロールしきったら、盤面の「タマシード」を《ユニバース》で吸収してEWを狙いましょう。
「環境を大きく変える可能性がある!」と冒頭で豪語しましたが、その理由についても各種カードの解説をする前に説明していきます。
筆者がこのデッキが環境を大きく変えると考えている理由は主に2つです。
①ケアが難しい「シールド・トリガー」
普通のデッキでは考えられないほど「シールド・トリガー」が採用されています。
その数驚異の19枚。
デッキの半数近くを占める割合となっています。
ここまで「シールド・トリガー」が採用されているのは、現環境では「盾を殴る」デッキが多いからです。
【赤単】【赤緑アポロヌス】【JO退化】【墓地退化】【5cVolzeos】【鬼羅.star】と、ざっと上げるだけでもこれだけの数が挙げられます。
しかし、ただ闇雲に「シールド・トリガー」を採用しても、これらのデッキに勝つことは出来ません。
どのデッキもある程度、「シールド・トリガー」をケアして殴ることができるからです。
《竜魔神王 バルカディア・NEX》《∞龍 ゲンム・エンペラー》《アルカディアス・モモキング》《ジャミング・チャフ》《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》・・・
これらは一例に過ぎず、他にも「シールド・トリガー」をケアできるカードら環境に多数存在します。
それだけ、「盾を殴るなら万全の態勢で殴る」というのがどのデッキにおいても共通認識となっています。
「シールド・トリガー」をケアして殴ることなんて当たり前なんですけど、「ケアの質」は環境全体を通して高いと思います。
しかし、ケアが難しい受け札が存在しています。
それが「タマシードによるシールド・トリガー」なのです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76856854/picture_pc_fac5df58ed4a2aad0a6ffe07a0e1c2fc.jpg?width=1200)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76856873/picture_pc_bdb5e1c4d846e9b53de7790def3bdae3.jpg?width=1200)
クリーチャーや呪文による「シールド・トリガー」をケアできるカードは、多数存在してます。
しかし、「タマシード」そのものの使用を制限するカードはまだありません。
そのため、「タマシードによるシールド・トリガー」が19枚も採用されていれば、これらを搔い潜って殴り切るのは難しいのです。
さらにこの「タマシードによるシールド・トリガー」が相手ターン中の《禁断英雄 モモキングダムX》の解放を容易にしています。
これらのカードは全て「レクスターズ」であるため、無論、《禁断英雄 モモキングダムX》の効果に対応しています。
相手ターン中の《禁断英雄 モモキングダムX》の解放に耐えられるのは《Volzeos-Balamord》くらいで、並大抵のクリーチャーを全滅させることが可能です。
まとめると、
「タマシードによるシールド・トリガー」はケアが難しい。
《禁断英雄 モモキングダムX》によるカウンター。
これらの要素が重なることでデッキの防御力を底上げしている。
ということになります。
②「受け札」を「展開札」に変換できる
19枚も「シールド・トリガー」を採用していれば、「一般論」で考えれば自分から強い動きを仕掛けるのは難しいです。
理由としては自分の動きを通す際に「シールド・トリガー」は腐り札となってしまうからです。
これは極端な例ですが、《終末の時計 クロック》を引いたら真っ先にマナに埋めますよね?
このように「受け」としての役割を持っているカードは、自分の動きを通すことには使えないことが多いです。
ただしこれは「一般論」の話で、このデッキにおいては異なります。
「タマシード」が全て「展開札」になるからです。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76858318/picture_pc_bbf85554e2fd9ce43f7712f70bfb7a15.jpg?width=1200)
《ライオネル.star》は、文明問わず「タマシード」が出た時に「進化クリーチャー」を踏み倒すことが出来ます。
これにより19枚も採用されている「シールド・トリガー」を展開札に変えることができます。
受け身のデッキでありながら、受け札を腐らせることなく使えるというのは、他のデッキにはない大きな強みであると考えています。
各種カード解説
【タマシード】
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76861477/picture_pc_12aa88d22fa0e0ed6cbfd7eef74006ac.jpg?width=1200)
《ゲラッチョの心絵》 4枚
受け札になりつつ手札が減らない「タマシード」。
雑に使っても1ドローで確実にアドバンテージを得ることができ、2コストというくっつきの良さも相まって、非常に使いやすいカードとなっています。
「シールド・トリガー」として見ても、堅実に1体足止めしてくれる優秀なカードです。
タップ対象を相手が選ぶ点がネックに見えますが、《禁断竜王 Vol-Val-8》のような「ジャスト・ダイバー」持ちをタップできる点が強く、【墓地退化】対面では重宝するカードとなっています。
また、【赤単】相手に先行2ターン目にプレイできれば、《ブンブン・チュリス》や《ブルース・ガー》を実質的に除去することができます。
光の「タマシード」であるため、《ライオネル.star》の踏み倒し先になり、どんな状況でも腐らず使えるため、4枚採用しています。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76898318/picture_pc_6cbfd610c80e4ac282131c6a6045b032.jpg?width=1200)
《カーネンの心絵》 4枚
リソースを稼げる「タマシード」。
今回の構築では「進化クリーチャー」と「タマシード」しかデッキに採用されていないため、0ヒットということはありません。
体感的には6~7割の確率で2ドローすることができます。
《ライオネル.star》からプレイすると後続の「タマシード」と進化クリーチャーを確保しつつ、そのまま展開することが可能で、こちらとも相性が良いカードとなっています。
初動となりつつ、中盤以降も腐らず使えるカードなので4枚採用しています。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76899510/picture_pc_5dd5a72e41f9283b6e310caf216a804b.jpg?width=1200)
《SMAPONの心絵》 3枚
「タマシード」となった《ホーリー・スパーク》です。
「タマシード」であることが非常に重要で、召喚や呪文を唱える行為が封じられていても、《ホーリー・スパーク》として機能するため、確実に1ターン貰うことが出来ます。
【墓地退化】対面では特に有効な「シールド・トリガー」で、《龍魔神王 バルカディア・NEX》《∞龍 ゲンム・エンペラー》《The 邪悪 奇成ギョウ》のどれが出てきても機能します。
光の「タマシード」であるため、《ライオネル.star》での踏み倒しに対応しており、タップキルによる盤面制圧が出来るのも大きな特徴となります。
《ライオネル.star》の能力で「進化クリーチャー」が複数並ぶため、このカードから一気に盤面を処理できます。
《魔王と天使<アブゾ・ドルバ.star>》とも相性が良く、このカードを埋めることで確実にターンを稼ぐことができます。
非常に強力なカードではありますが、【JO退化】と【赤単】相手には有効トリガーとならない場合があるため、3枚の採用となっています。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76905747/picture_pc_321f35f222bba4a7db069e58b62888cf.jpg?width=1200)
《スロットンの心絵》 4枚
現在存在する「タマシード」の中でもずば抜けて強いカードパワーを誇っています。
使い勝手としては「進化クリーチャー版の《ドラゴンズ・サイン》」といったところでしょうか。
このカード自体が進化元になるので、盤面に進化元が存在しなくても「進化クリーチャー」を踏み倒すことができます。
手札に「進化クリーチャー」が無くても、最低でも1ドローできるので、腐りにくいカードとなっています。
《ライオネル.star》と組み合わせることで、連鎖的に「進化クリーチャー」を展開する動きが、このデッキの最も強い動きとなっています。
①《ライオネル.star》の出た時の能力で《スロットンの心絵》を踏みたおす。
②「タマシード」を出したので《ライオネル.star》の効果を使い、「進化クリーチャー」を踏み倒す。
③《スロットンの心絵》の効果を使い、さらに「進化クリーチャー」を踏み倒す。
この時にさらに《ライオネル.star》を踏み倒し、効果で《スロットンの心絵 》を踏み倒せば、大量に進化クリーチャーを並べることができます。
《スロットンの心絵》は《ライオネル.star》で踏み倒すことが出来ない《ユニバース》を踏み倒すことが可能で、大量展開からそのままEWすることもザラにあります。
勿論、《スロットンの心絵》は「シールド・トリガー」ですので、相手ターン中にもこの動きは可能です。
これさえ踏ませれば、どんな状況でも逆転できるだけのカードパワーを誇っており、このデッキの防御力をより強固なものとしてくれています。
デッキの核となる「タマシード」であるため、4枚採用しています。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76908717/picture_pc_257ed5a10b67e427fd2da87bb0df127f.jpg?width=1200)
《ロマネス仙鬼の封》 4枚
現環境で最も環境に適応している「シールド・トリガー」といっても過言ではないカード。
「シールド・トリガー」で「多色カードを破壊する」という今までにないテキストですが、これこそが現環境に刺さっている主な要因です。
①《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》を破壊できる。
②【墓地退化】の《龍魔神王 バルカディア・NEX》《∞龍 ゲンム・エンペラー》《The 邪悪 奇成ギョウ》を破壊できる。
③「進化クリーチャー」の下に存在する《未来王龍 モモキングJO》を直接破壊できる。
これだけの役割をもてる受け札は今までになく、普通であれば耐えることすら難しい盤面を返すことが可能です。
今までは不可能に近かった「【墓地退化】を盾で受けて勝つ」という、とんでもないゲームプランが可能になりました。
また、【マッド・デッド・ウッド】は「D2フィールド」盤面に残ることを前提としたデッキなので、このカードを抱えているだけで有利にゲームを進められます。
相手の盤面に多色カードが無くても、コスト5以下のクリーチャーなら破壊できるので、堅実に除去として使えることも評価が高いです。
また、《禁断英雄 モモキングダムX》を召喚するための、赤色の確保としても採用されています。
現環境では、このカードを踏ませるだけで耐えられることもかなり多いため、4枚採用しています。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76910861/picture_pc_ea02983de3819aed16658fe87bd036af.jpg?width=1200)
《ヴィオラの黒像》 4枚
確定除去と蘇生を同時に行える、「シールド・トリガー」持ちの「タマシード」。
《禁断英雄 モモキングダムX》を召喚するための、黒色の確保としても採用されています。
このデッキ唯一の確定除去の「シールド・トリガー」で、【墓地退化】をはじめとしたあるゆるデッキに有効的なカードとなっています。
《オンソク童子<ターボ.star>》(以下オンソク童子)であらかじめ蘇生先を捨てておくと、このカードのバリューがあがるので覚えておきましょう。
また、【5cVolzeos】相手には捨てられてしまった、《ユニバース》を蘇生して逆転することもできるので、積極的に狙っていきましょう。
このカードも現環境で有効的な受け札となることが多いので、4枚採用しています。
【進化クリーチャー】
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76912881/picture_pc_ff5927256c827753a2346e4d0c88f655.jpg?width=1200)
《禁断英雄 モモキングダムX》 4枚
設置しておくだけで、常に相手の盤面を壊滅できる可能性を秘めているカード。
「レクスターズ」をプレイするたびにこのカードの下にカードを貯めれることを利用して《ユニバース》によるEWを狙っていきます。
下に送る効果は任意なため、好きなタイミングで禁断解放することができます。
下のカードが4枚の状態にしておき、劣勢な盤面になった時点で禁断解放による盤面リセットを行いましょう。
デッキの赤と黒の枚数がそれぞれ11枚ずつしか採用されていないので、2ターン目の着地は難しくなっています。
しかし、着地後の解放スピードがかなり速く、すぐに6枚まで到達するので、そこまで気になりません。
色が揃っていなくても、《ライオネル.star》で踏み倒すことも可能です。
デッキの核といっても過言ではないカードなため4枚採用しています。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76915056/picture_pc_b63d08e1cab23f9d7232aa975385da0b.jpg?width=1200)
《「正義聖帝」<ライオネル.star>》 4枚
このデッキの主役とも呼べるカードです。
「タマシード」と「進化クリーチャー」を同時に展開して、膨大なアドバンテージを得ることができます。
このカードが絡むだけで1ターンに大量の「レクスターズ」を展開できるた、《禁断英雄 モモキングダムX》の解放スピードを一気に速めてくれます。
「タマシード」を出したときに「進化クリーチャー」を踏み倒す効果は、相手ターンにも発動するので、各種「タマシード」を踏ませた場合にも、展開することが可能です。
存在するだけで、「タマシード」に付加価値を与えることが出来るのです。
踏み倒せるのはコスト6以下の進化クリーチャーなので、《ユニバース》は踏み倒せないので注意しましょう。
デッキの核であり、どの対面でも確実にプレイするため4枚採用しています。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76919616/picture_pc_0994684f869aca5e4f708886225edf94.jpg?width=1200)
《魔王と天使<アブゾ・ドルバ.star>》 3枚
今までほとんど使われることのなかった「スター進化」クリーチャーかと思います。
《禁断英雄 モモキングダムX》を召喚するための黒色の確保のほか、《スロットンの心絵》で踏み倒せるカードとして採用されています。
シールドを引き換えに、-9000出来る効果は「シールド・トリガー」で《スロットンの心絵》から踏み倒した場合に、《未来王龍 モモキングJO》を確実に破壊できるため、【JO退化】に対して有効です。
失ったシールドは、攻撃時に手札から仕込むことで回復可能です。
多種多様な「シールド・トリガー」が採用されているこのデッキと、かなり相性の良い効果です。
相手から攻撃された後の切り替えしとしてはとても優秀で、《禁断英雄 モモキングダムX》と合わせて使うことで強固な盤面を作ることができます。
カウンター要因として使うことが多いことや、黒の枚数調整として採用されているため、3枚の採用となっています。
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76921487/picture_pc_4d8090be9cf9c12a62a0351f20d011a4.jpg?width=1200)
《オンソク童子<ターボ.star>》 3枚
2コストにして手札交換が可能な「スター進化」クリーチャー。
どうしてもリソースの確保が《カーネンの心絵》に依存しているため、低コスト帯で他に山を掘れるカードとしてこのカードを採用しました。
2コストということで、他のカードとのくっつきが良いので思い他使いやすいカードとなっています。
《ゲラッチョの心絵》と相性が良く、4コストで手札交換とタップキルを同時に行うこともできます。
赤単色なので《禁断英雄 モモキングダムX》を召喚するための色確保としても重宝しています。
赤の枚数調整と、中盤以降で1度使えれば良いカードであるため、3枚採用しています。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76923006/picture_pc_aa06187c545d5de0d784aa46d3172c26.jpg?width=1200)
《無限銀河 ジ・エンド・オブ・ユニバース》 3枚
このデッキのフィニッシャーとなるカードです。
盤面の「タマシード」や《禁断英雄 モモキングダムX》を巻き込んで「メテオバーン」の条件を達成します。
このデッキにはマナ回収や墓地回収が採用されていないので、このカードの扱いには少々慎重になる必要があります。
このデッキには《ユニバース》が盾落ちする他に、《禁断英雄 モモキングダムX》の下に落ちることがあります。
《ユニバース》が全て回収できないゾーンに行かないように、気を使いながらプレイすることを意識しましょう。
フィニッシュ以外で使うことがないカードですが、回収できる手段が少ないため、少し多めの3枚採用となっています。
5/5日更新 最新版構築
![画像21](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77948383/picture_pc_7f59b642158abddda4f0f6db34bf4398.jpg?width=1200)
《ユニバース》3枚→4枚
《オンソク童子》out→《ボルシャック・モモキングNEX》4枚
《魔王と天使<アブゾ・ドルバ.star>》out→《グーゴル<ZENOM.star>》3枚
《SMAPONの心絵》3枚→0枚
《デュザメの黒像》1枚→NEW
フィニッシュに必要な《ユニバース》を4枚に増やしました。
フィニッシュが《ユニバース》に依存してるため、
・1枚目の《ユニバース》をマナに埋めてしまった際にフィニッシュまで遠のく
・盾落ちや《禁断英雄 モモキングダムX》に吸収されてしまった際、デッキ内の《ユニバース》が無くなり、フィニッシュそのものが難しくなる
等の問題点が存在し、「勝ちに近い盤面を形成していても勝ちきれない」という、矛盾した状況を生み出すことが多々ありました。
そのような状況を無くすため、《ユニバース》を4枚採用にして「フィニッシュを確実なものとする」ことを目指しました。
キルターンが早くなったことで、相手に有効札を引かせる前に勝ち切ることができるようになりました。
《SMAPONの心絵》は【墓地退化】以外に対して有効的な受け札にならないため不採用としました。
また、《オンソク童子》や《魔王と天使<アブゾ・ドルバ.star>》を不採用とし、以下のカードを採用しました。
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77888673/picture_pc_aa31352458daea267940faafe74f51d5.jpg?width=1200)
《グーゴル<ZENOM.star>》 3枚
《魔王と天使<アブゾ・ドルバ.star>》の代わりに採用されたカード。
《魔王と天使<アブゾ・ドルバ.star>》と比べて、詰め性能が高く、コントロール寄りのこのデッキとは非常に相性の良いカードです。
相手のバトルゾーンに出る「クリーチャー」だけでなく、マナに置かれるカードもタップされてしまうため、非常に高いロック性能を誇っています。
これにより、《ユニバース》が着地するまでの時間を大幅に稼いでくれます。
後述する《ボルシャック・モモキングNEX》と相性が良く、展開するための的を作ってくれます。
プレイできるとかなり楽にゲームをすることができるため、3枚採用しています。
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77889952/picture_pc_f62fa26b0ed755f5809a770636af1dc6.jpg?width=1200)
《ボルシャック・モモキングNEX》 4枚
中盤以降で腐りがちな《オンソク童子》よりも単体でカードパワーが高い、《ボルシャック・モモキングNEX》を4枚採用しました。
デッキの大半が「レクスターズ」で固定されているため、雑にプレイするだけでアドバンテージを稼ぐことができます。
「レクスターズ」が盤面に出る回数が増えるため、《禁断英雄 モモキングダムX》の禁断解放の速度を上げる事ができます。
《ゲラッチョの心絵》や《グーゴル<ZENOM.star>》によってタップされたカードに攻撃することで「レクスターズ」を捲りにいくことができます。
![画像20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77891196/picture_pc_49972e4be9da9d96ed172d44757bfad7.jpg?width=1200)
《デュザメの黒像》 1枚
5枚目の《カーネンの心絵》的な立ち位置として採用しています。
リソースの確保の他に墓地に落ちてしまった《ユニバース》の回収等の役割も担っています。
《禁断英雄 モモキングダムX》をプレイすると、山札の減りが速くなってしまい、このカードを何度もプレイすると、LO負けの恐れがあります。
そのため1回プレイできれば十分と考えて、1枚の採用に留めています。
各種プレイ解説
【墓地退化】
有利対面
《ロマネス仙鬼の封》、《SMAPONの心絵》、《ヴィオラの黒像》等の相手の大型クリーチャーを退かせる受け札が多く、相手の盤面を返しやすいです。
盤面を返しきれなくても《SMAPONの心絵》でターンが返ってくれば、《禁断英雄 モモキングダムX》で全壊を狙えます。
盤面を消し去ったあとは、《魔王と天使<アブゾ・ドルバ.star>》で盾を作って《ユニバース》着地までの時間を稼ぎましょう。
【鬼羅.star】
有利対面
【鬼羅.star】側は《ジャミング・チャフ》や《奇天烈 シャッフ》が全く刺さらないため、こちらの受け札をケアすることができません。
できるだけ早く《禁断英雄 モモキングダムX》を設置し、禁断解放のカウントを進めておくのがベスト。
【鬼羅.star】には受け札が《緊急再誕》しか採用されていないことが多いので、《禁断英雄 モモキングダムX》の解放後はジャスキル打点さえ組めていれば、そのまま勝つことが出来ます。
こちらにジャスキル打点がない場合は、禁断解放直前の下4枚の状態に留めておき、盾で返すようにしましょう。
【マッド・デッド・ウッド】
有利対面
《ロマネス仙鬼の封》をハンドキープすること。
2枚目以降の《ロマネス仙鬼の封》を引いても全てキープ。
相手の《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》さえ起動させなければ、負けることはないため、常に破壊できる状態を維持できるようにしましょう。
《メヂカラ・コバルト・カイザー》が盤面に存在すると、《ユニバース》のEWにラグが生じてしまうため、《禁断英雄 モモキングダムX》の禁断解放や、《ヴィオラの黒像》等で除去できるようにしておきましょう。
【JO退化】
有利対面
【JO退化】はキルスピードがかなり速く、こちらの盾次第のゲームになることが多いです。
【JO退化】が動く前に《禁断英雄 モモキングダムX》を設置できると、かなり勝率が上がりやすいです。
《スロットンの心絵》を踏んだ場合に《ライオネル.star》から面を広げることができれば、禁断解放でしのぎ切ることができます。
《魔王と天使<アブゾ・ドルバ.star>》もキープしておくと、《スロットンの心絵》で踏み倒せた場合に、-9000で《未来王龍 モモキングJO》を破壊することができるため、有効的です。
《ロマネス仙鬼の封》も有効で相手の《未来王龍 モモキングJO》を直接破壊できます。
《禁断のモモキングダムX》に進化していても、直接破壊できる点がかなり偉く、有効トリガーになる場面はかなり多いです。
【5cVolzeos】
微有利
最終的にこちらの盾を殴ってくるのでいつでも勝ちの目があります。
《禁断英雄 モモキングダムX》のカウントを進めておき、「シールド・トリガー」のタマシードを踏ませた時に備えておきましょう。
《Volzeos-Balamord》は破壊することが出来ませんが、そもそもすでに攻撃していたり、《ゲラッチョの心絵》や《SMAPONの心絵》で寝かせることができるので、そこまで問題ありません。
《オンソク童子》や相手の《Volzeos-Balamord》を利用して、《ユニバース》を墓地に送り、《ヴィオラの黒像》から蘇生してEWを狙うようにしましょう。
こちらから展開しても《百族の長 プチョヘンザ》で盤面が崩壊するだけなので、自分からは動かず盾で受けてからゲームをすることを意識してください。
【赤単】
微不利~5割
《スロットンの心絵》を踏ませることができるかのゲームになります。
こちらのタップ系の「シールド・トリガー」は有効トリガーにならないことが多く、少し受けの要求が高いです。
逆に《スロットンの心絵》と《ライオネル.star》から、さらに《スロットンの心絵》を連鎖させて「ブロッカー」を増やせれば、相手の攻撃を耐えきって勝つことができます。
【赤緑アポロヌス・ドラゲリオン】
5割
《スロットンの心絵》か《ヴィオラの黒像》のどちらかを踏ませるゲームです。
《ヴィオラの黒像》だとこちらのマナが減ってしまうため、《オンソク童子》で進化クリーチャーを墓地に落として置き、マナが無くてもゲームできるようにしておきましょう。
《スロットンの心絵》から《ユニバース》を出してブロックすることで、相手の《超新羅星 アポロヌス・ドラゲリオン》を破壊できるので覚えておきまよう。
【青魔道具】
不利対面
《卍新世界卍》を2枚張られると、こちらの受け札でしのぎ切ることがせきません。
《禁断英雄 モモキングダムX》の禁断解放で盤面を全て破壊することができても、《月下卍回 ガリュミーズ》で蘇生されてしまいます。
盾で返すプランは諦めて、《ライオネル.star》と《禁断英雄 モモキングダムX》を駆使して盤面を広げて殴り切るプランを取りましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
「結果を出せる自信がある」とか言っておいて結果出なかったらどうしようかと少し不安でしたが、全国で結果を出してるみたいでほっとしてます。笑
質問等あれば気軽にTwitterにDMをいただければお答えします!
それではまた次の記事でお会いしましょう!