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5cロマノフの話


カナタです。

今回はZweiLanceと一緒に触っていた5cロマノフの解説記事になります。

今回は僕が普段書いている有料記事の中身がどんなものなのか目安として知っていただくために、全文無料の投げ銭方式での記事となっています。

無料の記事だからと言っても現環境で勝てないようなデッキを紹介する気は微塵もございません。
個人的にかなりの自信作でCSで勝てるだけのポテンシャルがあることを約束します。

もし今回の記事を読んで他の記事も読んでみたいと思えたなら是非購入していただけたなら幸いです。


それでは解説に移っていきたいと思います。


既存の【5cロマノフ】との違い


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既存の【5cロマノフ】の構築のテンプレは大体このようなものになっているかと思います。

動きとしては、

①《ナウ・オア・ネバー》から《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を場に出し、《邪眼教皇ロマノフⅡ世》の効果を起動。

②《邪眼教皇ロマノフⅡ世》の効果で墓地を肥やしながら《ナウ・オア・ネバー》や蘇生呪文で《邪眼教皇ロマノフⅡ世》をチェイン。

③十分山を掘ったら《砕慄接続グレイトフル・ベン》を蘇生し墓地をマナに変換。

④《砕慄接続グレイトフル・ベン》の効果で《Disアイ・チョイス》を踏み倒し効果で《蒼龍の大地》を唱え、《水上第九院シャコガイル》を場に出してフィニッシュ。

大まかな動きとしてはこのような流れになっています。


ぱっと見平均4ターン目くらいに決めれそうな雰囲気が出ていますが実際はそんなに甘くありません。
その理由は多色の多さと《邪眼教皇ロマノフⅡ世》に依存しているところにあります。

このデッキは3ターン目にブーストを打ち、5ターン目に《ナウ・オア・ネバー》から展開します。
つまり、単色をマナに埋めるターンが2回存在することになります。

上記のリストは単色が13枚、残りのカードは多色となっています。
これでは2ターン連続で単色を埋めるの難しいです。

しかし、重要なコンボパーツである《Disアイ・チョイス》と《蒼龍の大地》が多色であるため、デッキ内の多色カードをあまり減らすことができないという現状があります。

《フェアリー・ミラクル》から動くことが出来ればこの問題は解決できそうですが、《天災デドダム》から動かない場合は手札に《ナウ・オア・ネバー》+《邪眼教皇ロマノフⅡ世》の2種を素引きで揃えなければならないことになります。

《ナウ・オア・ネバー》+《邪眼教皇ロマノフⅡ世》に依存しているというのも弱く、この2種類が揃っていなければ大きな遅れを取ることにもなります。
手札を整えるカードも《天災デドダム》くらいしかおらず、多色の多さも相まって4ターン目に動くための要求が高いものとなっています。

決まった時の爆発力こそ高いものの、不器用さを抱えたデッキというのが【5cロマノフ】というデッキです。


この問題点を解決するため、デッキの動きの要求値を下げるためにはどうしたら良いかを考えました。

そもそも4ターン目に《砕慄接続グレイトフル・ベン》が出たら概ね勝つのではないかという結論に至りました。
《砕慄接続グレイトフル・ベン》はEXライフ持ちであるため、ターンを渡したとしても生き残った状態でターンが返ってくることが多いです。

それならば《Disアイ・チョイス》や《蒼龍の大地》が必要ないため、浮いた枠を《邪眼教皇ロマノフⅡ世》以外のサブルートに回すこともできると同時に多色枚数も減らすことができるのではないかと考えました。

こうして出来上がった構築はこちらです。


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単色の枚数を18枚まで増やしました。
緑の枚数が17枚と気持ち少なめですが3ターン目にブーストできれば問題ないのでこの枚数でも良いと考えています。

デッキの動かし方の選択肢も豊富で、

ブースト→《ナウ・オア・ネバー》→《邪眼教皇ロマノフⅡ世》

《神秘の石柱》→《法と契約の秤》or《インフェルノ・サイン》→《邪眼教皇ロマノフⅡ世》

ブースト→《ナウ・オア・ネバー》→《悪魔龍ダークマスターズ》

《神秘の石柱》→《インフェルノ・サイン》or《法と契約の天秤》→《悪魔龍ダークマスターズ》

主に4パターンの動きを想定して組まれており、手札によって上記の動きから選択して動くことが可能です。

また今回はフィニッシュ手段として《無双と龍機の伝説》や《神の試練》を駆使ししての2ターン以上のET+《地封龍ギャイア》で詰める方法を採用しています。

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《砕慄接続グレイトフル・ベン》で墓地の呪文がマナゾーンに変換されてしまうためこのような動きをするのは難しいように思った方もいるかと思います。

そこで活躍するのが《ソーシャル・マニフェストⅡ世》です。

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《砕慄接続グレイトフル・ベン》ととても相性が良く、増えたマナをバズレンダで利用してマナに送られた呪文を再利用することができます。
バズレンダ2回くらいなら余裕で発動でき、このカード1枚から2ターン以上のETを獲得するのも容易となっています。


他にも通常の《5cロマノフ》には採用されていないカードも多数採用されているため、各種カード解説で詳しく解説していきます。


各種カード解説


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《天災デドダム》 4枚

皆様ご存知最強の初動です。

手札を減らさずブーストできるだけでなくこのデッキに必要な墓地の質も上げることができる非常に優秀なカードです。

初動だけに留まらずいつプレイしても強いので文句なしの4枚採用です。


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《神秘の石柱》 4枚

初動兼墓地肥やしです。

《天災デドダム》ほどのアドバンテージを稼ぐことはできませんが、マナゾーンから直接墓地に送ることができるため、初手で埋めがちな《砕慄接続グレイトフル・ベン》や《龍風混成ザーディクリカ》などを墓地に送ることができます。

手札に《ナウ・オア・ネバー》がなく、《法と契約の天秤》《邪眼教皇ロマノフⅡ世》があるときは、《天災デドダム》ではなくこのカードから動いたほうが強い場合もあります。

デッキと嚙み合った初動なため4枚採用しています。


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《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》

9枚目の初動兼マナ回収です。

後述する《神の試練》による無限ETループで必要なカードを回収するために積んでます。

上面も優秀で存在するだけで相手のEXライフを剥がすことできます。

1枚入れるだけで器用な動きができるため採用しています。


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《天命龍装ホーリー・エンド/ナウ・オア・ネバー》 4枚

デッキの核です。

主に《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を場に出してコンボをスタートさせます。
このカード自身が《邪眼教皇ロマノフⅡ世》をチェインさせる役割があるため《邪眼教皇ロマノフⅡ世》の効果で捲れても強力です。

《邪眼教皇ロマノフⅡ世》がない場合は《悪魔龍ダークマスターズ》によるテンポロスを狙うことができます。

また、シールド・トリガーを持っているため受け札としての役割も持っています。

デッキの核なので4枚採用しています。


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《ルソー・モンテス/法と契約の天秤》 2枚

5コストの蘇生札です。

このカードのおかげで《ナウ・オア・ネバー》以外の3→5のマナカーブを実現することが出来ました。

《砕慄接続グレイトフル・ベン》を蘇生することができませんが、《龍風混成ザーディクリカ》を蘇生して《灰燼と天門の儀式》を発動すれば《砕慄接続グレイトフル・ベン》に繋げることができるため、さほど問題はありません。

上面のランダムハンデスも強力で、【ジョー星ルピア】や【ドギラゴン閃】のような対面にも墓地を肥やしながら妨害することが出来ます。
後手2ターン目から墓地を肥やせるため【ドギラゴン閃】相手に《インフェルノ・サイン》や《灰燼と天門の儀式》を有効トリガーにすることもできます。

今回の構築では2枚の採用に留まっていますが《インフェルノ・サイン》と差し替えて3枚目の採用もありだと思います。


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《インフェルノ・サイン》 1枚

5コストの蘇生札その②です。

《法と契約の天秤》と比較してシールド・トリガーである点を評価して採用しています。

《ルソー・モンテス/法と契約の天秤》にもこのカードにもそれぞれの強みがあるためどちらか好みのカードを採用すると良いです。


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《灰燼と天門の儀式》 4枚

《砕慄接続グレイトフル・ベン》を蘇生するためのカードです。

【ドギラゴン閃】対面を意識したときに、墓地が無くても受け札として機能する《襲来!鬼札王国!》が一般的に採用されていますが、墓地にクリーチャーが1体でもいればこのカードのほうが受け札として優秀です。

このカードは蘇生したクリーチャーにブロッカーとバトル効果を付与することができるため、実質2面止められるカードになります。
ブロッカーを付与してくれるので《龍装者バルチュリス》をキャッチできるという《襲来!鬼札王国!》にはない強みもあります。

デッキの性質上墓地を肥やしやすいため受け札として機能しやすくなっています。

受け札としてもコンボパーツとしても優秀なので4枚採用しています。


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《邪眼教皇ロマノフⅡ世》 4枚

デッキの核その②です。

このカードをチェインさせて、《砕慄接続グレイトフル・ベン》による超ブーストを狙っていきます。

確実に引きたいカードなので4枚採用しています。


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《龍風混成ザーディクリカ》 4枚

このデッキのチェインパーツ兼置きドロソです。

《ナウ・オア・ネバー》からこのカードを出した後に《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を出せば、チェインに失敗したとしても盤面を取りながらリソースを確保できます。

チェイン中にこのカードが沢山墓地に落ちるため複数体蘇生して盤面を並べたくなりますが、墓地に1枚は必ず残しておきましょう。
これは後に説明するフィニッシュ方法で1枚使うことになるからです。

パワー6000なので《無双と竜機の伝説》で破壊されてしまいますが、逆に墓地に落ちるため各種蘇生呪文で再利用できるためトリッキーな動きが可能です。

道中でもフィニッシュでも使用するため、4枚採用しています。


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《ソーシャル・マニフェストⅡ世》 2枚

従来の【5Cロマノフ】には採用されていなかったカードです。

フィニッシュパーツでありながら雑に使ってもマナから呪文を使えるため、チェインパーツとしても優秀なカードです。

特に《無双と竜機の伝説》との相性が良く、マナ13枚からET2ターンを取得することができます。


手札:《ソーシャル・マニフェストⅡ世》(《砕慄接続グレイトフル・ベン》が場にいる場合はマナでもok)
マナ:《神秘の石柱》《無双と竜機の伝説》《龍風混成ザーディクリカ》 何かしらの蘇生呪文 マナゾーンが13枚以上

①13マナタップして《ソーシャル・マニフェストⅡ世》を召喚。バズレンダ2回発動。
②1回目の効果で《無双と龍機の伝説》をマナから発動。ET1ターン獲得。③2回目の効果で《神秘の石柱》→《龍風混成ザーディクリカ》を墓地に落とす。
④3回目の効果で蘇生呪文→《龍風混成ザーディクリカ》を蘇生して効果で《無双と竜機の伝説》でET2ターン目。

1回目のEXターンで《地封龍ギャイア》を出して殴れば大抵の対面は勝つことができます。
13マナ必要ですが《砕慄接続グレイトフル・ベン》を出していれば簡単に達成できます。


ETを取得する過程で山札が無くなりそうであれば3マナ多くタップして《神の試練》を唱えましょう。
これで山札が無くなっても負けることはありませんし、3ターン目のETを取得できます。

フィニッシュ時に使えれば良いため2枚採用しています。


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《悪魔龍ダークマスターズ》 2枚

サブルートとして使います。

《邪眼教皇ロマノフⅡ世》がプレイできなくても《ナウ・オア・ネバー》や《法と契約の天秤》からこのカードを出してあげることで大きくテンポを取ることが出来ます。

また、チェイン中にこのカードが捲れた場合はこのカードを蘇生した場合の方が強いこともあります。
無理にチェインして失敗するリスクを背負うよりは一旦このカードでテンポを取って次のターンに動くことでリスクを軽減できます。

《メガ・マナロック・ドラゴン》と合わせて妨害クリーチャーを3枚採用していますが環境に合わせてこのカードの3枚目と差し替えても良いです。

また、青魔道具に対して勝率を伸ばしたいなら《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》に差し替えましょう。


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《メガ・マナロック・ドラゴン》 1枚

【5cコントロール】に対してプレイできれば大きくテンポロスを狙えるカードです。

1枚しか積めないためゲームに絡みにくいように見えますが《邪眼教皇ロマノフⅡ世》で山を掘れるためそこそこの頻度でゲームに絡みます。

このデッキは1ターンで大きなアクションを起こせるデッキのため、このカードで稼いだ時間でゲームが終わることもあるため非常に相性が良いです。

《無双と竜機の伝説》との相性も抜群でパワー7000なため破壊されないばかりか、ETを含めて殴ることで相手のマナを全てフリーズすることができます。

《ジョー星ルピア》のようなこのカードが刺さらない対面が多い場合は《悪魔龍ダークマスターズ》と差し替えましょう。


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《砕慄接続グレイトフル・ベン》 3枚

このデッキの核その③です。

基本的にこのカードの蘇生を目指して動きます。
《邪眼教皇ロマノフⅡ世》で肥やした墓地を一気にマナに変換して大量のマナを得ることが出来ます。

《Dis アイ・チョイス》のようなディスタスと合わせて使われることが多いかと思いますがディスタスとのシナジーを使わなくても十分に強いカードです。

このカードはEXライフによる場持ちの良さでターンを渡しても盤面に残ることがほとんどです。
ターンが返ってくれば、《地封龍ギャイア》で蓋をしたり《ソーシャル・マニフェストⅡ世》からの《無双と竜機の伝説》や《神の試練》でETを獲得できるため、盤面に出るだけでゲームの主導権を握ることが出来ます。

ゲーム中確実にプレイしたいカードですが、《邪眼教皇ロマノフⅡ世》で山を掘れることもあり、3枚の採用に至っています。


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《地封龍ギャイア》 2枚

メインフィニッシャーです。

圧倒的なロック性能を誇っており、現環境はこのカード出されるだけで沈黙するデッキも多数存在します。
そのため最近の【5cコントロール】にはこのカードを除去するためのカードが採用されることも多くなってきています。

しかしこのデッキはETを獲得しながらこのカードを出して殴るため除去する隙を与えません。

ET2ターン以上+《地封龍ギャイア》+過剰打点を返せるデッキは現環境に存在しないため、これさえ決ってしまえばゲームに負けることはほとんどありません。

フィニッシュ時にゲームに絡めば良いため2枚の採用になっています。


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《無双と竜機の伝説》 1枚

このカードも【5cロマノフ】に採用されているのは珍しいのではないかと思います。

《ソーシャル・マニフェストⅡ世》との相性の良さも勿論ですがこのカードの強みは雑にETを取得できることです。
例えば、7マナの状態で次のターンに《砕慄接続グレイトフル・ベン》を召喚できるとします。
その場合にこのカードで無理やりEXターンを取得し、《砕慄接続グレイトフル・ベン》を召喚することができます。

条件つきでEXターンを取得する《神の試練》では出来ない芸当をやってのけるのがこのカードの強みです。

また、相手ターン中に《ソーシャル・マニフェストⅡ世》等でこのカードを唱えた場合に3ターンのEXターンを得る方法があります。
それは相手ターン中にEXターンを取得した場合にEXターン→通常ターンの順番で解決されるため、通常ターンに《龍風混成ザーディクリカ》で唱えることが可能になり、3度目のETを取得することができます。
【ドギラゴン閃】相手に稀に狙えることがあるので頭の片隅に入れて置きましょう。

《神の試練》と違う用途で使えるだけでなく緑の枚数や単色の枚数との兼ね合いで1枚の採用となっています。


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《神の試練》 1枚

リソース確保兼ET製造カードです。

中盤で使えばリソースを確保でき、終盤で使えばETを取得することができます。

必ずしも狙わなければいけないということではありませんがこのカードを使った無限ETループがあるので紹介しておきます。

山札:0枚(神の試練効果で敗北回避済み)
手札:《ナウ・オア・ネバー》《龍風混成ザーディクリカ》
手札か墓地:《神の試練》
マナ:5マナ以上

①《ナウ・オア・ネバー》を唱え《龍風混成ザーディクリカ》を場に出す→EXライフが不発になるため手札に戻る。
②《龍風混成ザーディクリカ》効果で《ナウ・オア・ネバー》→もう一度《龍風混成ザーディクリカ》を場に出してEXライフ不発で手札に戻る。《ナウ・オア・ネバー》は山札へ
③《龍風混成ザーディクリカ》の効果で《神の試練》を唱える→山札の《ナウ・オア・ネバー》を手札に加えてET取得。《神の試練》は山札へ

これを毎ターン繰り返す。

無限ET取得後は《地封龍ギャイア》を出して雑に殴れば相手は死にます。

《無双と竜機の伝説》が盾落ちした場合はこのループを使うことになるため覚えておきましょう。

《無双と竜機の伝説》と合わせて2枚あれば片方が盾落ちしても大丈夫なため1枚の採用になっています。


基本的な動き方

大まかな動かし方としては

3ターン目 《天災デドダム》《神秘の石柱》等でマナブースト

4ターン目 《ナウ・オア・ネバー》や《法と契約の天秤》で《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を出す。
→《邪眼教皇ロマノフⅡ世》で各種蘇生呪文や《龍風混成ザーディクリカ》等で《邪眼教皇ロマノフⅡ世》をチェイン。
→《灰燼と天門の儀式》で《砕慄接続グレイトフル・ベン 》を蘇生してマナを伸ばす。

5ターン目 増えたマナから《ソーシャル・マニフェストⅡ世》のバズレンダで複数回ET取得し、《地封龍ギャイア》で蓋をして勝ち。

大まかな流れとしてはこんなものを意識していただければ良いかと思います。

このデッキの難しいところは《邪眼教皇ロマノフⅡ世》をどこまでチェインさせるかです。
コツとして毎回無理して《邪眼教皇ロマノフⅡ世》をチェインさせるよりは一度《悪魔龍ダークマスターズ》や《メガ・マナロック・ドラゴン》でターンを稼ぐことも意識することかと思います。

毎回《邪眼教皇ロマノフⅡ世》の効果で蘇生呪文や《ナウ・オア・ネバー》が捲れるわけではありませんので途中で止まってしまうことも勿論あります。
そうならないようにするために《悪魔龍ダークマスターズ》や《メガ・マナロック・ドラゴン》を蘇生して時間を稼ぎ、その間に《砕慄接続グレイトフル・ベン》を出すことを狙っても構いません。

この《悪魔龍ダークマスターズ》や《メガ・マナロック・ドラゴン》でターンを稼ぐ行為は《邪眼教皇ロマノフⅡ世》引けていない場合でも応用することができますので意識してプレイしましょう。

最終的なゴールは《砕慄接続グレイトフル・ベン》ですがそこに固執しすぎないようにすることが大切ですね。

この手の山は何度も一人回しして慣れることでうまく回せるようになるためひたすら練習あるのみですね。

後日ZweiLanceチャンネルで実際にプレイしている動画も上がりますのでそちらも参考にしていただけると幸いです。


各種対面プレイング


基本的に自分に動きを通すだけなのでどの対面に対してもあまりやることは変わりません。
ちょっとした要点だけ書いていきます。


【5cコントロール】 有利対面

こちらが先に《砕慄接続グレイトフル・ベン》が着地できることが多いため有利対面です。

《メガ・マナロック・ドラゴン》をプレイできれば大幅なテンポロスも狙えるためこちらも有効です。

ただし、こちらの《砕慄接続グレイトフル・ベン》よりも先に《悪魔連結王ドルファディロム》が着地してしまうと苦しい戦いを強いられるので、相手が8マナ溜まる前までには盤面を作ることを意識しましょう。


【4cネバーループ】 《微有利対面》

《悪魔龍ダークマスターズ》の着地を優先的に狙う対面ですね。
一度こちらの《悪魔龍ダークマスターズ》が着地してしまえば大きくテンポを崩すことができます。

相手も《解体事変》や《悪魔龍ダークマスターズ》でこちらのテンポを取ってくることがありますが、こちらのデッキには7枚の蘇生札が入っているため、手札の抱え方やトップで解決できることが多いです。

《地封龍ギャイア》で蓋ができる対面ではありますが、《sss級天災デッドダムド》で処理される可能性があるため、盤面にクリーチャーを残さない状態でプレイしましょう。


【青魔道具】 5割~微有利

盾で受けることを意識しましょう。
《灰燼と天門の儀式》を駆使して盤面を減らして耐えぬきます。
《凶鬼卍号メラヴォルガル》で相手自身の盾も減っているためターンが返ってくればこちらの盤面で押し切ることが可能です。

相手が《卍新世界卍》をなかなか貼れていない場合は《無双と竜機の伝説》を使って無理やり殴り切るのもアリです。


【ジョー星ルピア】 微不利~5割

この対面も早期の《悪魔龍ダークマスターズ》の着地を狙う対面です。

《悪魔龍ダークマスターズ》の着地後は《龍風混成ザーディクリカ》と蘇生呪文で横に盤面を広げて早期に殴り切りましょう。

《ルソー・モンテス》のハンデスが有効に働く可能性のある対面なので後手を取った場合は積極的にプレイするようにしましょう。


【ドギラゴン閃】 微不利

盾で返せないと厳しい対面です。

先行なら《天災デドダム》《神秘の石柱》でブーストを行い、後手なら《ルソー・モンテス》で墓地を肥やしながらハンデスしてテンポロスを狙います。

《ナウ・オア・ネバー》と《灰燼と天門の儀式》のどちらも受け札として機能するように手札と墓地を整えておきましょう。
特に《砕慄接続グレイトフル・ベン》を蘇生できれば逆転できる可能性は高いので優先的に墓地に落としたいカードです。


終わりに


僕なりにかなり自信のある山なので誰か代わりに使ってください!
触っていただければ強さを実感できるはずです。
入賞したら一報いれてもらえると筆者が喜びます笑

また、今回の記事を読んで他の記事も読んでみたいと思った方がいたら下記のURLから購入して読んでみてください!

もしこの記事が良いと思いましたら、いいねやRTでの拡散よろしくお願いします。

それでは他の記事でまたお会いしましょう!



PS, こちらは先週のcsで僕が使った山です。こちらもオススメのデッキなので是非読んでみてください。


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