
「自分の未来と周りの未来」— 視野を広げることで見えてくるもの
最近、私の父が家に来てくれ、息子と三世代でスパに行き、のんびり過ごす機会が多くなりました。
そして、スパでリラックスした後は、妻も交えて食事をするのが恒例になっています。
それにしても、父が息子を見る目が、本当に優しい。笑
まるで、全てを受け入れるような眼差しで、じっと孫を見つめる。
私が子どもの頃にも、こんな風に見られていたのだろうか? と思うと、何とも言えない気持ちになります。
そして同時に、「自分に子どもができることは想像していたけれど、親が祖父になることは考えていなかったな」なんて思うのです。
1. 「自分視点」と「他者視点」—見えている世界が違う
ビジネスの場でも、「自分が成長すること」「自分が成果を出すこと」はイメージしやすい。
しかし、「周りの人がどう変わっていくか」「業界全体がどうなるか」といった他者視点の未来予測は意外と抜け落ちがち です。
たとえば、こんなことはないでしょうか?
✅ 自分が昇進する未来は想像するが、後輩が育って自分を追い越す未来は考えていない
✅ 自社の成長は考えるが、取引先の事情や市場の変化を深く考えられていない
✅ 競合との差別化は考えるが、競合自身がどう進化するかは意識していない
こうした「視点のズレ」は、ビジネスの意思決定にも影響を与えます。
2. 「自分はこうなる」という想像だけでは、未来を見誤る
「自分がこうなりたい」という目標を持つのは大切なことです。
ただ、ビジネスでは「自分がどうなるか」だけでなく、「相手がどうなるか」も同時に考える 必要があります。
例えば、マーケットの変化を考えずに、自社の成長だけを見据えている企業 は、突然市場のニーズが変わったときに対応できません。
これは、親が「自分の子どもを育てる」という視点だけを持っていて、「自分が祖父母になる」という視点を持っていないのと似ています。
✅ 「競合がどのように進化するか」まで考えられるか?
✅ 「取引先や顧客の未来」を意識した提案ができるか?
✅ 「自分が変わるだけでなく、周りも変わる」ことを前提に行動できるか?
未来は「自分視点」でしか考えられないものではない。
「自分だけでなく、周囲の変化も含めて考える」ことが、ビジネスにおいても重要な思考だと言えます。
3. 「親に孫ができる想像がない」=「自分の変化にしか目が向いていない」
「自分に子どもができることは想像するのに、親に孫ができることは想像しない」
この現象は、ビジネスの中でもよく起こります。
たとえば、「自社の成長」は考えるが、「取引先の変化」「市場の変化」「業界全体の進化」を考えない企業は、変化に適応できず取り残される 可能性が高い。
✅ 自分の会社の未来だけでなく、業界の未来も考える
✅ 自分の成長だけでなく、周りの人がどう成長していくかも想像する
✅ 市場の流れがどう変わるか、競争環境がどうなるかを予測する
この視点を持つだけで、戦略の立て方や意思決定が大きく変わるはずです。
4. 未来を見据えるために、意識すべきこと
では、どうすれば「他者視点の未来」を意識できるのでしょうか?
具体的には、以下のような行動が有効です。
✔ 市場や競合の動きを定期的にチェックする(自社の成長だけでなく、業界全体を俯瞰する)
✔ 顧客の変化を意識する(今のニーズだけでなく、将来のニーズも考える)
✔ 社内の後輩や同僚の成長を意識する(自分の成長だけでなく、組織全体の成長を考える)
✔ 「もし自分が相手の立場だったら?」と考えるクセをつける
この視点を持つことで、ビジネスの意思決定がより広い視野を持ち、長期的に成功しやすくなる はずです。
5. まとめ—「自分の未来」だけでなく、「周りの未来」も想像しよう
🔹 人はつい、「自分視点」で未来を考えがち
🔹 ビジネスにおいても、「自社の成長」だけでなく「市場や競合の変化」も考えるべき
🔹 自分の変化だけでなく、周りの変化を意識することで、より適切な判断ができる
「自分が親になる未来」は想像できるのに、「親が祖父母になる未来」は想像しづらい。
それと同じように、自分が成長する未来は見えても、業界や周りの人の成長は見落としがち です。
しかし、それを意識するだけで、見える世界は一気に広がる。
ビジネスでも人生でも、視野を広く持ち、「周りの未来」にも目を向けてみることが大切なのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!
各種お問い合わせは下記からお気軽にお願いいたします!
📍個人事業主登録はLINKから!
・弊社にご登録いただいている方にのみ開示の、高単価案件が多数ございます!
・個人事業主支援サービスは業種問わずご利用いただけます!
- 詳細はLINKにてご確認ください!
📍フルコミット営業募集
・KANATAでは、フルコミットで働ける営業職を募集しています!
興味のある方は、是非LINKからご連絡ください。
📍その他、弊社へのお問合せはLINKから!