初めての担降り
最後の意地だと言って書いてこなかった担降り記事を書くことにした
彼が、河合郁人くんが、人生で初めての自担だったので担降りも生まれて初めてだ
正直、まだきちんと気持ちの整理が完全についてる訳じゃない
だから、読んでて見苦しいところもあるかもしれないけど、読んでくれたら嬉しい
思えば、発表されたその日に、心が折れていた気がする
5人でのレギュラー番組にあまり登場しなくても『グループのために頑張っていることだ』と我慢してきた
それが全部『自分のため』でしかなかったと分かって、絶望したんだと思う
休養中だったメンバーが復帰してから初の現場だったし、久しぶりに直接会える機会だと思っていたから、なおのこと
じゃあ、なんで今更担降りを書いているのかと言えば、今の最推しである男闘呼組/Rockon Social Clubを胸張って好きだと言いたいから
これを書き始めたのは、2024/08/24 男闘呼組の36回目デビュー記念日
せっかくだからと、LIVE BDを見ることに
4人があんまりにもかっこよくて尊くて、気づいたら、祈るような体勢でテレビに見入っていた
その時、以前Twitter(X)で見かけた『推しを神さまにしてはいけない』という言葉を思い出す
私は、4人を神さまにしてしまっている…それが、怖かった
実を言うと、その言葉を見かける前から、自分の4人への感情に対して疑念を感じていた…本気で好きなのか、と
その疑念を晴らして、もっと気持ちよく、胸を張って好きだと言いたい
そのためには、2023年の悲しさを清算しなければ
そう思って、この記事を書き始めた
私が『4人』に出会ったのは、2022年の音楽の日だった
その頃の私はV6ロスに苛まれていた
6人の姿に、勝手にA.B.C-Zの未来を見ていたのもあって、6人は『永遠』だと信じていた
だから、たった1年しかファンをやれなかったけど、とてもショックだった
そんな私には『29年ぶりの再始動』はあまりにも眩しい
だからこそ、私は4人に深入りしないでいようと思った
その奇跡は、29年待っていた人たちのものであるべきだと思ったから
なんて言ってた癖に…寺岡呼人さん、青山英樹さんと共に始めた新バンドRockon Social Clubを覗いたことをきっかけに我慢ができなくなり、LIVEに行った
ますます大好きになった
だけど、もし、4人を好きになっていなければ、私の2023年はどうなっていただろう
河合くんの脱退と並ぶほど、私の2023年を揺るがしたのは、三宅健くんの退所だ
彼の退所そのものというよりも、その後に事務所に起きたことに彼がリアクションしなかったこと
元メンバーだった井ノ原快彦くんが矢面に立つことになって、その流れを受けて岡田准一くんが退所余儀なくされたこと
そんなことが起こっている時、彼は『オキニ』たちとはしゃいでいた
彼の『自分が1番のV6ファン』と言う言葉を信じていた私には、それがどうしようないぐらいショックだった
そこに追い討ちをかけたのが、河合くんの脱退だった
バラエティで笑いをとって、ネタ番組でモノマネを評価されてるのもかっこいいと思う
楽しそうにジャニーズの話をする姿も、大好きだった
でも、私が1番好きだったのは、橋本良亮くんと戸塚祥太くんと五関晃一くんと塚田僚一くんと一緒にいるところ、5人で歌って踊ってるところ
河合くん自身も、それが『本業』だと考えていると思っていた
だから、5人で出るはずの番組を欠席してまで、1人でバラエティに出ていることが寂しくても、『グループのためにしていること』と思って我慢していた
私の寂しさに拍車をかけたのが、河合くんだけ単独の現場がなかったこと
Twitter(X)での私を知ってる人は、よくご存知とは思うが、私はとにかく現場にいく
推しメン、担当のじゃなくてもいく
2022年には生まれて初めて、夜行バスで遠征をしてまで舞台『夜曲』を観にいった
そこまでして観て、本当に良かったと思う素晴らしい作品だった
だからこそ、自担に会えないのが寂しくなった
だからこそ、STARLIGHT TOKYOは本当に嬉しかった
だからこそ、その直前に脱退が発表されたのは、本当に辛かった
舞台『夜曲』を遠征してまで観ようと決心した理由は、五関くんと塚田くんがダブル主演だったこと
私はジャニーズの全てのシンメの中で1番と断言したいぐらいつかごが好き
だから、塚田くんが休養に入った時、ショックと同時に不安だった
よく知らない関西のジュニアの子とかが代役になったら、その子は悪くないのに責めてしまいそうで
その不安は、戸塚くんがぶっ飛ばしてくれた
自分の舞台が終わってすぐで、準備期間がほとんどなかったはずなのに、完璧に演じ切っていた
掛け持ちのお陰で色々な舞台を観てきた私の中でも、トップクラスに印象深い作品になった
河合くんが、脱退すると発表して、私は勝手に合点した
塚田くんが休業したのは、そこに原因があるんだって
小学生ぐらいからずっと一緒だった仲間が抜けると言い出したらショックだろう
その精神状態でできる役じゃなかった、あれは
戸塚くんは、もう一人の仲間である塚田くんのために奮い立ったからできたんだと思う
そういう男気のある人だから、戸塚祥太は
塚田くんを傷つけたのかと思ったら、ますます悲しくなった、腹が立った
私の勝手な憶測なのに、無性にアタマにきた
悲しさと怒りに任せて、我慢してた岡本健一さんの舞台と高橋和也さんの舞台のチケットを買った
前田耕陽さんのも行きたかったけど、日程が合わなかったので断念
この時から、完全に縋ってしまっている
だけど、2つとも観に行って本当によかったと思える素晴らしい作品だったので、後悔はしてない
ただ、岡本さんの方は場所が新国立劇場中劇場だったから、Osloのことを思い出してしまった
主演だった坂本昌行さんよりも河合くんの方が鮮明に思い出せる自分は『河合担』なんだと思い知った
そしてやってきてしまった、河合くん最後のABC座
頑張ってチケット取る元気もなくて、FC枠で取れた1回だけ
その1枚も、後ろから数えた方が早いぐらい後ろの席
席運ないな、と笑っていたら、奇跡が起きた
その日、Kis-My-Ft2の横尾渉くん、藤ヶ谷太輔くん、二階堂高嗣くんが観覧にきてくれた
その3人にちょっかいをかけるために、河合くんがすぐ近くまできた
今まで観たことないほど、近かった
それが、やっぱり嬉しかった
ダンスしている河合くんは、やっぱり美しかった
だから、最後、河合くんが『バイバイ』としか言わなかったことが悲しかった
いつもなら『また遊ぼうね』と言ってくれるのに
もう『また』はないんだと思ったら、泣いてしまった
終演後、我慢できず声を出して泣いてしまい、周囲の人に気を遣わせ、本当に申し訳なかった……
橋本くんも、戸塚くんも、五関くんも、塚田くんも『僕はこれからの彼を応援する、よかったらみんなもしてあげて』と言っていた
その言葉のお陰で、少し前向きになれたのに…
脱退後の河合くんの言動や選択が、どれもこれも思っていたものと違って、どんどん切なくなった
それでも、やっぱり、初めてファンクラブに入るほど好きになった人だから、キライにはなりたくなかった
今でも、なった訳じゃない
三宅くんは、本当に興味がなくなって、何をしても何とも思わない
だけど、河合くんがやることは気になるし、自分が今まで信じてきた河合くんと違うことをするとアタマにくる
それぐらい、まだ執着や未練がある
だけど、脱退する前みたいに、ふとしたことでますます好きになったり、何気なくしたことで好きを再確認することはなくなった
何より、前みたいに信じられなくなった
子どもの頃、伊藤家の食卓を見て三宅くんにキャーキャーした
マイボスマイヒーローの手越祐也くんがかわいくて好きだった
有閑倶楽部の田口淳之介くんがかっこよくて好きだった
一時期、嵐のMonsterをずっと聴いていた
渋谷すばるくんが本当に好きで、生まれて初めて買ったジャニーズのCDは関ジャニ∞の『NOROSHI』だった
Kis-My-Ft2の宮田俊哉くんがデビューしたばかりの頃から今も好きで、オタクとしても尊敬している
だけど、初めてファンクラブに入るほど好きになったのは、A.B.C-Zと河合くんだった
何があっても、それは変わらないし、初めて熱中したジャニーズが、ジャニーズが大好きな河合くんだったから、今の私の幸せがある
それがある限り、永遠に、完全に嫌いになる日はこないと思う
それでも、前みたいに好きでいることは、どうしてもできない
私にとってA.B.C-Zは『絶対』で、V6は『永遠』だった
その中心が、河合くんで、三宅くんだった
V6は解散してしまったけれど、三宅くんが愛している限りは変わらずに『永遠』だと思っていた
なのに、井ノ原くんや岡田くんが大変な時、あの人は蚊帳の外でヘラヘラ笑っていた
そんなの、愛してるなんて言わない
本当にショックだった
それでも大丈夫だったのは、他でもない河合くんがいたから
河合くんのジャニーズ愛ほど信じられるものはないと思っていた
それが、『歌って踊ることを放棄する』という河合くんの選択によって揺らいでしまった
私の世界から2人の『アイドル』が失われた
そんな時、高橋さんの『また4人で一緒に音楽ができて、本当に楽しい、嬉しい、幸せだ』と言いたげな笑顔を見ていると救われた
だけど、高橋さんをどんどん好きになるにつれ、それが申し訳なくなってくる
こんな感情のまま、好きでいたくない
だから、河合くんには(三宅くんにも)、過去になってもらう
河合くんのことは、またいつか、好きになるかもしれないけど
それでも、今はさようならをさせてもらう
男闘呼組/Rockon Social Clubのために、この記事を書き始めたと書いたけれど、もちろん、これからもA.B.C-Zは応援していく
20th Centuryや森田剛くん、岡田准一も
だけど、以前と同じ勢いで応援する元気はないから、かなりスローペースにはなると思うけれど
いつか、以前のように応援できるようになりたいとは思っている
最後に、河合くんへ
ありがとう
貴方を好きになれたから、私はたくさんの幸せに出会えた
その感謝だけは、絶対に忘れないよ
追記(2024/09/03)
岡本さんのバンドAddict of the trip mindsの曲に『幸せな日々』というのがある
「あなただけを いつまでも信じている
あなただけに 裏切られることはない
そんなことを決めつける
私はまともであるのか
貴方には 見破られていたい」
この歌詞を聴いて、何だか、私の河合くんへの気持ちみたいだと思った
三宅くんのことがあった時、初めてそう思った
後に、まるで預言みたいだと笑った
久しぶりに聴いたら、その気持ちを思い出して泣いた