見出し画像

埼玉県寄居町ってどんなところ?

 Hello! オーガニックファーム菜の音、農園主Kです。

朝、今日は随分と寒いと思ったら、軽トラはガッツリ凍っていました。
朝の収穫でもトンネルは真っ白!

 午後からは雨雲が出て今シーズン初雪が降りました。

 今日の記事では、我が農園がある埼玉県の寄居町についてちょっとだけ紹介させていただきたいと思います。


埼玉県寄居町ってどんなところ?

 埼玉県大里郡寄居町は県北西部に位置し、秩父盆地の東端に位置する自然豊かな町です。つまり、田舎っていうことですw
 隣接する市町村は、農産物生産量県内1位の深谷市、有機農業で有名な小川町、日本一の暑さで有名な熊谷市(最近はそうでもない)、長瀞町、東秩父村、美里町があります。

魅力:

  • 豊かな自然: 秩父山地のふもとに位置し、雄大な山々、清流、緑豊かな田園風景が広がっています。

  • 歴史と文化: 古くから交通の要衝として栄え、歴史的な建造物や史跡が数多く残っています。

  • 観光: 寄居城跡、鉢形城跡、道の駅寄居などの観光スポットがあります。

  • 農業: 米、野菜、果物などの農業が盛んです。

  • 温泉: 寄居町には、日帰り温泉施設があります。

アクセス:

  • 電車: JR八高線、東武東上線、秩父鉄道 寄居駅

  • 車: 関越自動車道 花園IC

寄居町は、自然と歴史、そして温泉を楽しめる魅力的な町です。

ちなみに、スタバはありませんw

寄居町における農業とは?

 埼玉県内1位の農産物生産量を誇る”深谷市”の隣に位置する寄居町は、当然農業が盛んです。
 中でも、有機農家は多いと思います。これには、有名な有機農家、または有機農業研修先の影響が強いと思います。
 例えば、隣の小川町には「霧里農場」があり、すでにご逝去されましたが、代表の金子美登さんは有機農業界では世界的にも有名な方です。多くの研修生を輩出し、長野県佐久穂町ののらくら農場、萩原紀行さんもその一人です。 
 また、寄居町にも「皆農塾」があり、脱サラ農業志望の多くの農家を輩出し周辺に影響を与えています。私の師匠もここ皆農塾の出身です。

ただで手に入る資材を活用する

 本日は資材集めの一日になりました。
 午前中は直売所に出荷後、「廃菌床」を頂きに椎茸農家さんのところへ。2月から順次片付けに入るとのことで、先月交渉して廃菌床をいただく約束をしていたため、昨日連絡が来ました。

 とりあえず第一弾で、軽トラ1杯分の廃菌床を頂いてきました。

 廃菌床はキノコの栽培が終わった菌床のことで、受け取り手がいなければ産業廃棄物になります。
 菌床は、おが粉(おがくずのもっと細かいもの)を固めて作り、ここにキノコ菌を打ってキノコを栽培します。これを畑に撒くことで、高炭素資材を入れたことになり、土中の微生物が活発化します。また、キノコ菌が良い活躍をしてくれます。

 午後は自宅から車で5分の知り合いの方のところへ、落ち葉を約2000リットルと、竹を頂いてきました。

大量の落ち葉。すべて集めたら一体どのくらいあるのだろう。


フレコンバッグ1000L×2個。これでもうイッパイ。


 これらは温床作りに使います。竹で枠を作って稲わらで囲み、大量の落ち葉などを入れて踏み込みます。微生物の発酵により発熱するため、ここで夏野菜の育苗をします。
 そして、使い終わった温床は翌年の育苗培土として使うことができます。

 今日手に入った「廃菌床」、「落ち葉」はすべて無料です。しかし有機農業にとってはとても大切な資材です。いろいろな方の協力を得て、営農が成り立っています。本当にありがとうございます。

本日の出荷・収穫

 朝はいつものように直売所へ出荷。からし菜がなくなってしまったため、少し少なめでした。
 サニーレタス6、大根5、人参2。

 収穫は明日の直売所分の根菜類と、メルカリ出品中の人参が売れたため人参は多めの収穫でした。
 夕方雪が降ってきて、寒かった…

雪で土が白くなるのを見るのは初めてのこと。

 今日もお疲れ様でした!

いいなと思ったら応援しよう!