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6年間見てきた生徒の最後の【定期演奏会】♫

本日、生徒の最後の定期演奏会でした。

本当であれば会場に行き見るはずだった晴れ舞台。


しかし、コロナの影響により急きょ、ライブ放送に変更。


残念。

でも、LIVE放送を見れるという事でQRコードを教えてくれました。


ふと今、、普通の流れで文を書いていますが、ここまでくるには実は大変な道のりがありました。



ここから先は、この生徒をA君とします。

A君との初回授業。


ほとんど目を合わせてくれず、返事も首を動かすだけ。

質問をしても答えず、挙動不審。


2回目以降

もかわらず、、、、


それからも、A君からの発言を引き出すため、答えやすい質問や授業とは関係ない話題をふるもほとんど変わらず、、、。


正直、

1ヶ月で辞めちゃうかな🥲

と思っていたところ、3ヶ月が経ち半年が過ぎ、まさかの1年経過!

学年の切り替え時に退塾する生徒もいるので、このタイミングで辞めるのかな?と思いきや、そんな様子もない。

私は、途中で気づきましたが、A君はおそらく吃音症でした。

保護者様の認識はなく、それとなく聞いても、人と話すのが苦手で引っ込み思案とのこと。


しかし、接していて症状をみていると、やはり吃音だなぁ、、、と思いました。
(※医者ではないので断定は出来ませんけど。)


中々、話や質問をしてくれない事に、なんか寂しいな〜。と思っていましたが、

でも辞めずに続けてくれてる!

しかも、

成績はどんどん上がっている!


ならば、私の授業は好きなはず❣️

(こーゆー所私めっちゃポジティブなんです(笑))


話さない、いや、話せないなら、

私が話せば良い👍

笑ってくれないなら、

自分の話に、
自分で笑っちゃえば良い😄✨


と思い授業をしていくと、


少しずつ、ほーんと少しずつ、A君の様子が変わって行きました。


苦笑いから始まり、

私「わかった?」

A君「はい」又は「もう一度説明して下さい」


聞いた事に対する返事くらいですけど、


会話が出来る様になってきました!

そして、顔も少し柔らかくなってきたんです☺️


そして、2年目にして


A君から、「質問しても良いですか?」と。


これは嬉しかったですね♡

「もちろんだよ!何でも聞いて!!」って思わずテンションMAXで言ってました(笑)


質問は計算問題かなんかの、本当に些細な問題1問だけで、その後の授業はいつもと同じ様子。


でも、「質問しても良いですか?」と聞くとき相当緊張したと思います。


彼にとって、大きな一歩です🦶✨


3年目になると、「学校の授業でわからなかった所教えて欲しいです」とか「次、学校でこの単元やるので予習したいです」

とか言えるようになり、

いつの間にか、自然な笑顔に(ᵔᴥᵔ)✨


だいたいの生徒は2、3ヶ月、遅くても半年あれば、↑上記の会話をするようになるのですが、A君は3年かかりました。


そこから、3年後が現在、今なんです。


ステージ上のA君は、堂々としていて立派でした✨

無口で余分な事は語らない、言われた事は文句ひとつ言わずコツコツとやる。

そんなA君。

部活も朝練と放課後練習があり体力限界な時もあったと思いますが、嫌な顔、ふてくされた態度1度も見たことがありません。


本日まで本当に頑張りました。


お疲れ様❗️
最高のステージと感動をありがとう😊✨✨


塾以外の場所での姿を見れるって言うのも本当良いもんですね♫

今夜良い夢を見れそうです🌙✨


ここまでお読み頂きありがとうございます♪

tome館長、画像使わせて頂きありがとうございます😊


素敵な時間をお過ごしください(ᵔᴥᵔ)♡


サポートありがとうございます♡ このnoteが少しでも皆様のお役に立てれば幸いです(ᵔᴥᵔ)♡