ウェブオンリー(キャラオンリー)を初めて主催してみた話。
こんにちわ、文と絵を二次創作しているオタクです。
ウェブオンリー(以降、WOと記載します)の主催を初めてさせていただいた時の内容を覚書として、また今後どなたかの助けになることを願い、書き留めることにしました。
個人の主観や思考がバチバチに入っているので、主催やりたいな!と思ってこの記事を読まれる方は、適当に都合よく摘まんでお読みくださいね。そして自由に真似してください。
私は運よくこちらに書き記した内容で大きなトラブルに見舞われることなく開催を終えることが出来ましたが、これに沿ったからといって安全を保障するものではございませんことをご了承ください。
あと、半年分の記録なので長いです。
開催したイベントのざっくり概要
・キャラオンリー、3L/夢/ノンCPなんでもOK
・イベント会場:pictSQUARE様
・副主催2名
・実施イベ内企画:①イメソン ②記念合同誌 ③コアタイム&記念撮影
└記事内見出しに★印を付けています
・開催期間:夜開始、日付を跨いで丸一日
・会場規模:展示会場50sp×2、記念撮影会場1sp、遊び場1sp
・やりたかった方向性:みんなが楽しめるお祭り
大事なことを簡潔に
記事最後の方に「何故これが大事なのか」を詳しく書いておきます。
・とにかくやりたいことのタスクを書き出してスケジュールを引け
・失敗したくないなら人の手を借りろ
・会場の特性をフルに活かせ
・忙しいのは企画立ち上げまでと直後、そして開催直前
・主催自身が楽しめ ※超重要
▶開始時の主催状況
主催に立つことを決めた時点で私のWO参加経験は、サークル側として4回(この後自身の開催したWOまでに追加で2回参加したので計6回)、一般としても6回とか。
主催経験はゼロでした。
▶開催6カ月前
・他イベントへの配慮、調整【裏方】
さて、やってみようと決めたものの、何から手を付けたらよいものか。
まず、同じキャラクターのキャラオンリーWOを以前開催された主催様へ連絡を取らせていただきました。詳しい内容は割愛しますが、言えば「同じことをしようとしている」わけなので話を通しておくのが筋だと思ったのです。結論、ありがたくも応援のお言葉とご快諾をいただきました。
次に、同じキャラクターの沼で先にCPオンリーが月を跨いで2つ開催されるのがわかっていたので、後者のイベント主催様に1か月遅れで開催してよいものかとお声がけしました。
そしてこちらも、応援しますよと暖かいお言葉を頂戴いたしまして、発表準備。
・主催アカウント作成【裏方】
・イベント会場申し込み【裏方】
とりあえずXが主な棲家なため、主催アカウントを作成。それと同時に会場となるピクスク様へ申し込み。
ピクリエ様とどっちにしようか悩んだものの、主催申し込み時点で「サークル参加費が無料」だったことがここでは決め手として、ピクスク様を選択。
この選択が結果として大正解でした、理由は後述します。
・副主催依頼【裏方】
並行して副主催をどなたかに依頼することにしました。私は絵も描きますが基本的には物書きですのでグラフィック面が弱くなるだろうと考えたからです。
考え抜いたあげく、日ごろから親しくさせていただいているAさんに依頼させていただきました。フラットな視点をお持ちでお人柄がよく、絵師さんで、そしてWOに不慣れな方です。不慣れな方を敢えて選んだのは、私自身が割と要領よく物事を進めてしまいがちな人間なので、そのあたりの意見をお聞きしたかった点が大きかった。
そしてこの時点で私には、お付き合いのある方で主催経験のある方が数名いらっしゃいました。あとはわからないことは調べたら出てくるだろうし、なんとかなるのではないかなと。はい、結構な適当人間です。
私が最後まで主催を務めて思ったのは、副主催をつけたことで安心感が爆上がりしました。一人ですべてをやりきるというのは、なかなかの重圧です。自分のメンタル保護の意味でも副主催を付けるのをお勧めします(ただし人選は慎重に)。
その方と相談しつつ、WOイベント名と基本のバナー案などをまずは決めていきました。
ちなみに、ピクスク様であれば副主催を設定することが出来ます。
[リンク]副主催を設定したい(pictSQUARE)
・WOイベント名決定【裏方】
WOイベント名を決めるにあたり決め手となったポイントは、
・難しくない言葉
・ハッシュタグ
└省略時のゴロの良さ
└省略時の長さ(5文字以内が覚えやすい)
└他で一般の方が使われていない
└同キャラの他WOとワードが被らない
などでした。
どうしても同じキャラクターを愛する人が主催をするわけですから、モチーフやイメージが似通ってしまうのを避ける意図です。
・バナー作成【裏方】
イベント名が決まれば、バナー案を作成していく。
この際お世話になったのはcanvaです。
私の使い方としてはデザインをざっくりとこちらで起こし、結果物をクリスタに取り込んでレイヤー構成していきました。…ほら、バナーとかって何かと使ったりするし、使い回し出来るようにしとこう、と。
バナーが出来上がりBIOの設定も終わったら、主催アカウントの完成です。
・WO企画告知
この話と並行して、申し込んだイベント会場の概要などを作成。数か所のWO様を行脚して学ばせていただきました(自分の居たジャンル以外にも行きました)。
分からぬ点はお付き合いのあったWO主催経験者様にも伺いました、本当にお世話になりました……!
サークル様申し込み情報の項目作成時には、キャラオンリーであることを踏まえて【CP名】【属性(BLとか夢とかノンCPとか)】、これに加えて【イベント内企画で希望はないか】などを答えていただく欄を設けました。前二つはスペース配置時に役立ちますし、3つめは正直何をやるべきかわからなかったのでお知恵を借りることにした次第です。
概要ページは、とにかくわかりやすく漏れが無いよう、詳細に記載しました。後で「そんなこと書いてなかった」と言われるのが一番怖かった。
そんなこんなでページを作り上げ、主催垢で告知。
・匿名箱作成、設置
こうやって少しづつ準備を進めるうちに、私の主催としてのスタンスも固まって来ていました。
「初心者でもサークル参加しやすいWOにしたい!」ということです。
最初の一歩のハードルって、ものすごく高いじゃないですか。そこを精一杯フォローしていきたいなあと。
なので匿名箱を作成し、告知に添え、固定ポストとしました。これは結局閉会まで置きっぱなしとなりました。
・背景作成開始(ピクスク機能)【裏方】
この時点で思い至ったのが、会場背景です。
どうしよう、せっかくだから凝ったのを作りたい、と説明サイトなどを巡ってみても私の技量では難しそう。前述のAさんも不慣れなので、こういった事柄に強い人に助けていただきたい……となり、この時点でBさんに副主催をお願いさせていただきました。
その後は背景決定まで全体イメージや細部を通話で煮詰めて、ご作成を進めていただくことに。
その際お世話になったサイトはこちらです。
[リンク]会場背景の制作例から設定方法まで
[リンク]ぴぽやブログ pictSQUARE(ピクスク)イベント会場背景テンプレートPSD配布
・主催共有場作成【裏方】
・全体スケジュール作成【裏方】
副主催二人入っていただいたら三人で話すのに環境が欲しい。と、Discordでサーバーを立ち上げて、以降はここで企画内容などを共有・備忘として保存していきました。テキストチャンネルが便利。
この時点で本当にざっくりとスケジュールを作成。開催2か月前には背景チラ見せしたいから、ここまでに出来たら…!みたいな。
ここからは参加者さんを呼び込まないと話にならないので、マーケティングを展開していきます。クローズなWOであれば必要ない部分も多いです。
・初心者向けQ&A作成
ありがたいことに私の周りには応援してくださる方が多く、発表後には秒で申し込んで参加表明をしてくださった方々がいらっしゃいました。そんな皆様とは別に参加を足踏みされている方々とお話する機会があり、「初心者でも大丈夫だよ!」なQ&Aを画像資料として作成しました。
参加費はいくらかとか、新刊要りますかとか、サクカとはなんぞやとか、参加に慣れてたらいつの間にか当然の知識となってしまってるような事柄ですね。そういう部分を潰して初心者の方々の不安を払拭するのに努めることにしました。
ここで作った資料をテンプレートとし、以降告知に流用していきました。他のWOと並行される方もいらっしゃる関係上、資料画像だけ見てパッとどのWOからの案内かわかるのが望ましいからです。統一性大事な上に結局は楽なので、一石二鳥。
・他イベントへの調整(再)
この頃、前述した前二つのイベント主催様に「そちらで新作を出された参加者さんが、こちらで同作品を出してよいか」と問い合わせを入れています。
駄目なんてことは無いんですが、一応お話済みであることを周知することが、「連続で参加して新作出せなかったら…」と足踏みされている方の背中を押せるのではないかと思ったからです。
ありがたくも両陣営からご快諾を頂きましたので、その旨告知。
・告知ハッシュタグ追加
この辺りで、告知ハッシュタグを増やしました。
全般的に使えるハッシュタグはそれでいいとして、
・主催からのお知らせタグ(〇〇〇〇_お知らせ)
・お問合せ回答タグ(〇〇〇〇_お問合せ)
を追加。後日遡りやすくなるかな、との判断からです。
ここまでしておいたら慣れている方はタグを追ってくださいますし、結果として後日になって主催からの連絡が検索でまとまるのも主催の立場としてありがたかったです。
これ以降、実は表立った動きが3ケ月前まであんまりない。
申し込みしましたよポストをリポストしたり、期間を置きつつ宣伝してみたり、迷ってる方にお声がけしてみたりな程度です、表立っては。
▶開催4カ月前
・イベ内企画始動【裏方】★
この時期にイベ内企画を練りはじめました。
今回選んだのが、「①イメソン企画」「②記念合同誌」「③コアタイム&記念撮影」の3つです。サークル・一般問わずに参加出来る企画を選んだ形です。
これらを新たにスケジュールに加え、アナウンス日に向けて準備する日々でした。
イメソンはグーグルフォームを利用して情報を収集することに。後のソートが楽なんですよ。
記念合同誌は前述のcanvaでまたしてもざっくりのデザインを決め、イラストをAさんに依頼。ちょっとした暇を見つけて数枚塗らせてもらったりもしました、いろんな色選べたら楽しいかなって。
▶開催3カ月前
・初心者向けQ&A②作成
・委託書店イベントページの申し込み
・イベ内企画①(イメソン企画)告知★
「初心者向けQ&A」の2枚目を作成してます。
あとはお問い合わせに対応したり、サークル参加者様からお申し出いただいた印刷会社様にご支援のお願いをしたり。委託書店のイベントページに申し込んだり(主催したWOではとらのあな様、各書店によって対応が違うかと思いますのでここの詳細は割愛しますが、バナーが数種類追加で必要でした)などと微調整の日々です。
委託書店様から特集ページが出来たよとお返事をいただいた時点で告知。
そしてイメソン企画の告知。宣伝がてら、早めに告知しました。
情報投入いただいた内容としては
・ソロ/CP
・CPありの場合はCP名
・曲名
・アーティスト名
・選曲理由
・その他何かあれば
でした。
▶開催2か月前
・イベ内企画②(ねっぷり合同誌)告知★
ネップリ合同誌企画の告知。
原稿の作り方、印刷後の製本の仕方などを簡潔にまとめたものを発出しました。情報は細かければ細かいほどいいんですが、読むのが嫌にならないように所々端折ったり、図解を入れてみたり。
その後は開催前月までほぼ表立った動きは無し。
私の主催したWOの場合は、前述した別WO様が開催間近で活性化していたので、お邪魔にならないよう告知を極力減らしました。
▶開催1カ月前
前述の別WO様が閉会され、数日置いてから告知系再開。
ここからが鬼のように忙しい、改めて詳細スケジュールを引きました。
・サークル参加申し込み〆
二日前と前日、当日にアナウンス。
1カ月前に締めたのは、私がWO初主催だったからです。どのぐらいスペ確定に時間を取られるかがわからなかったため、バッファを取りました。
後に余裕が出たので、追加募集を取る決断を下します。
・イベ内企画①(イメソン)の募集延長★
サークル参加申し込みと同日に締め日設定をしていましたが、そこまでに裏方でそれなりに整理する時間が取れていました。よって、場を盛り上げる意味も含め、募集延長を告知。
・スペ確定、告知
スペースを確定し、画像として告知。
申し込み時点でお答えいただいていた属性などが違ってもエリア変更しないよ、という内容で案内を出しました。
スペ配置については悩みました。
定石なのが「属性違い/カプ違い/左右リバ違いの店舗を近くに並べるな」ということのようだったのですが、キャラオンリーという性質上完全なゾーニングは難しい。結果として【属性(ノンCP、夢、BL、複合】で近いカプを寄せ、BLエリアは別として受け攻めで左右に分けたのですが、雑食の方が多い沼なこともあってか結論としては特段問題にはなりませんでした。
もう一点気を付けたのが、「仲間外れにならない配置」に苦心しています。列から飛び出しているだけで疎外感を覚えやすいものですので、そういう配置にせざるを得ないサークル様には事前連絡をさせていただきました。
・参加表明シート、おしながき準備
他のWO様の事を考えると、ちょっと早いタイミングだと思います。これも、初参加のサークル様の不安を払拭する目的でした。主催が用意する参加表明シート等があることをご存知ないケースも想定出来ましたし、開催間近に配布されたら慌てる方が出るんじゃないかなと推測したからです。
こちらに関しては、告知と同時に主催の参加表明シートを見本として作成し、共に告知しました。
・Googleドライブでサークル参加者向け資料集作成
この辺になると、告知系の資料が溜まってきたのを認識しました。
…これ、タグ遡ったら見れるけど、めんどくさいな。そういえば過去に参加した時、資料探すのがめんどくさかった覚えがある。じゃあひとまとめにして共有しちゃえばいいじゃん!
と、Googleドライブにフォルダを作り、これまでの告知資料を格納してサークル参加者様へ共有(ピクスク様のお知らせ機能を利用)。
仕事でも「資料どこ!?」ってなるの、しんどいですもん……。
・イベ内企画③(コアタイム、記念撮影)の案内★
実施時間と場所の案内をタイムテーブルとして案内告知。
この時点で実はちょっとだけ資料のテンプレートを変え、事務的だったものから親しみやすいようにシルエットシンボルなどを追加。
・背景チラ見せ
出来上がっていた背景の1枚をチラ見せして宣伝。
このあたりでおおよそのサークル参加者数に当たりが付いたので、会場規模などをしっかり確定した記憶です。
・イベ内企画②(ねっぷり合同誌)の表紙チラ見せ★
訂正資料を出す必要があったので、ついでにチラ見せ。
転んでもただでは起きない精神。
・イベ内企画①(イメソン)の募集〆
締め切り数日前にアナウンスと、当日アナウンス。
・サークル追加募集
もう少し会場埋まったら嬉しかったなあ、と思っていたタイミングで、申し込み損ねた!とのポストを数件拝見することに。じゃあ追加枠あけるね!と告知。
私の場合は「〇月〇日 0:00~24:00」という形で対応しました。
・会場限定アバター/エフェクト作成(ピクスクプレミアム機能)【裏方】
この頃、会場限定アバター・エフェクト機能がピクスク様のプレミアム機能についていると知りました。何その便利機能、絶対盛り上がるじゃん…!即導入決定。元々数種のアバターを作成して、BOOTHなどで0円販売しようかなと考えていたので、渡りに船でした。
エフェクトもせっかくなのでついでに作成。
配布方式だとワンクッションの手間(ダウンロードして設定して…)がどうしてもかかるので、会場にセットされているのは神機能です。
[リンク]プレミアムサービスのご案内(pictSQUARE)
▶開催半月前~前日
思いつく限りスケジュールとして書き出したタスクを形にして、予約投稿として開催当日分まで設定していく日々でした。せっかくここまで辿り着いたので、自分に何かあっても最低限開催できるようにしておきたかったのです。
そういう意味でも、副主催を立てておく意味は大きいです。
・主催スペースの準備
イベ内企画案内などを中心に店舗作成。他と並行でもいいけど、前日までには必ず完了する必要がありました。
・委託書店特集ページのキーワード登録期限の案内
人間とは忘れる生き物ですので、リマインド大事です。
・Blueskyで主催垢作成、告知
時は2024年秋。タイミング悪く、世間でXのAI問題が騒がれた時期とバッティングしました。これを受けBlueskyへ移住された方も多く、サブSNSとして主催垢を作成。
Xを基本としてBlueskyはミラーリング情報を流す方向にて、この後は運用を進めました。
・イベ内企画②(ねっぷり合同誌)の初心者向け作成案内告知★
開催2カ月前にも一度案内していますが、「参加してみたいけど、やったことないから…」とのお声が聞こえてきたので、初心者様向けに詳しく要点をまとめた作成方法を案内。
全体注意/イラストや漫画の場合/SSの場合、と3枚の資料です。
Googleドライブへの格納も忘れずに。
・イベ内企画①(イメソン)のプレイリストと一覧作成【裏方】★
プレイリストをspotifyにて作成。全曲/ソロ(ノンCP)/CPあり、の3パターンです。
選曲理由はぷらいべったー+(検索避け機能が優秀、Googleに拾われにくい)にてまとめました。
全曲曲名あいうえお順と、CP別順の2パターンです。聞きながら見るときに、探しやすいようにと意識した結果です。
・サークル追加募集〆
終了前にアナウンス。
・スペ再確定
追加募集分を配置し、会場マップ更新。
・会場マップ配布(ねっぷり)
宝の地図が欲しい!とのお声を拾っていたので、当日までに書き込みが出来るように先だってねっぷりへ登録、案内。
イベ内企画②(ねっぷり合同誌)がA5の面付=A4サイズだったため、一緒に挟んでもらえるA4サイズ(袋とじでA5サイズ)と、たっぷり書き込めるA3サイズ(袋とじでA4サイズ)を用意。
結局これ、主催が当日にフル活用しました…
・カウントダウンで毎日のようにポスト入れていく
1週間前。どんどん盛り上げて行きたい!
かと言って、うっとおしいほどのポストはNGだな、と、間隔を調整しつつ、案内などを発出していきました。
→7日前:イベント名を決めた経緯
こういうの、気になりません?私は気になる。
→5日前:サークル様向け禁止事項案内
改めて画像として案内。
要綱などにまとめていても、どうしても文字が多いと目が滑ったりします。もしNG事項を行われていたとしても5日前に気づいてくだされば、直したり対策する時間が取れるだろう…との目論見で、このスケジュールです。
→4日前:委託書店特集ページ〆前日案内
他に案内することがなかったので…
→3日前:カウントダウン(画像付き)
どんどんボルテージを上げていこう!となると、やはり効果があるのはイラストです。キャラオンリーならなおの事、該当キャラクターが告知に入っていれば、見る人にもわかりやすい。
こういった経緯で副主催Aさんと相談し、既存絵を利用したカウントダウン画像を作成して案内。
・委託書店特集ページ〆日案内
この日はちょうど特集ページの〆日だったので、カウントダウンに合わせて案内。
→2日前:カウントダウン(画像付き)
限定アバター・エフェクト(ピクスクプレミアム機能)案内(一部シークレット扱い)
会場背景チラ見せ(一部のみ)
盛り上げるために情報を小出し。マーケティング的にシークレットって注目度が上がりますので、一部マスク状態での案内。
→1日前:カウントダウン(画像付き)
会場背景チラ見せ(一部のみ)
2日前と同様。
会場見回り
事前に可能な限りの見回りを副主催にも手伝ってもらいながら行いました。もし駄目な事項があれば、発見は早いほうがいいですからね。
▶当日前半
20時開始でしたので、日付が変わるまでに行った事です。
・会場マップねっぷり再案内
開場2時間前に再案内。開始時刻に注目を集める狙い込み。
・アフタータグ予定の案内
「展示が間に合わないかも」とのお声が聞こえたため、閉会後に案内しようと思っていたアフタータグ(〇〇〇〇_アフター)予定を前倒し告知。
間に合うのが主催としては嬉しいが、サークル参加されるのにリアルの事情も皆さん抱えていらっしゃるので、無理はして欲しくないなぁと考えたからです。
アフタータグ自体については、WOのよい部分です。オフラインイベントなら時間が来れば会場から追い出されてしまいますが、WOならアフタータグを使えば後から追いかけることが出来る。
当日参加出来なかった人も楽しめるし、WO特性をうまく使えるタグです。
・会場寄せ書きボード(ピクスク機能)案内
利用したピクスク様では会場に寄せ書きボードが標準で設置されていたので、そちらの案内を画像付きで作成、ポスト。
せっかく付いている機能はフル活用したい、もったいない。
・開会前の会場見回り【裏方】
もっかい見回り。
・会場準備(限定アバター、エフェクト、会場背景セット)(ピクスクプレミアム機能)【裏方】
開会1時間前からセット開始。事前にテスト済みですが、不安が残るのでこの時間から設定を始めていました。
特に会場背景は反映までに10分かかるので、遅くとも30分前にはセットを始めるのがよさそうです。
・開会挨拶
必要だよね。
・委託書店特集ページオープン案内
開いたよってお知らせ案内。
・限定アバター/エフェクト(ピクスクプレミアム機能)情報案内
シークレットでチラ見せしていたものを全公開。
・イベ内企画①(イメソン)案内★
特集ページの公開。
・イベ内企画②(ねっぷり合同誌)案内★
表紙情報をオープン、印刷後の製本方法に特化した資料と共に案内。
・イベ内企画③(コアタイム/記念撮影)1回目案内★
コアタイムがこれから始まりますよという内容、記念撮影が10分後ですよという内容をそれぞれ案内。
・見回りを兼ねた挨拶回り【裏方】
主催だってサークル様を全部見て回りたい!との思いから、会場見回りと挨拶回りを兼ねつつ、順に訪ねて回りました。展示がまだのサークル様は後ほど回ることに…と、配布していた会場マップが真っ黒になりました。
▶当日後半
一晩明けた翌朝以降です。
・修正対応【裏方】
寝てる間に見つかった修正事項の対応。
といっても、主催したWOでは大した修正はなく、エフェクトに誤字がありました。
修正ついでにアニメGIF(限定エフェクトを利用したおみくじ的なもの)を作成してポスト。転んでもただでは起きない。
・店舗内書き込みボード案内(ピクスク機能)
「サークル様に感想を伝えたいけれどどこから?」とお声が聞こえてきたので、案内作成、ポスト。
・会場背景情報案内
とてもたくさんの方から会場背景についてお褒めの言葉をいただき、閉会後にスペシャルサンクスとして案内予定にしていた会場背景案内を、前倒しで出しました。
評価を受けるのは主催の私ではなく、作成された副主催Bさんが正当だと思ったからです。
・書き込みボードへの書き込みに対する御礼【裏方】
性格的にお返事をため込むのが好きではないため、30分ごとぐらいで通知を覗き返信をおこなっていました。
・一段落した隙間時間に思いつきでなんかいろいろ作る
└限定アバターとエフェクト(ピクスク機能)組み合わせ一例案内
10種のアバターを用意したことで、エフェクトとの組み合わせが「ごっこ遊び」として楽しいことが前日に判明しました。
なので「これとこれを組み合わせたら、この技っぽい!」なご紹介を画像付きで案内。
└アンケート依頼作成
ここは完全に私の趣味の領域ですが、やったことに対しての結果が見たくなりました。Googleフォームで作成し、数人に動作確認依頼を経て準備完了。
└主催自我としてのお礼作成
お礼を言いたかったんです!
・イベ内企画③(コアタイム/記念撮影)2回目案内★
・イベ内企画③(コアタイム/記念撮影)3回目案内★
1回目と同様。
2回目以降、ピクスク機能で「主催者のみ会場内での全体アナウンスが出来る」のを知って活用しました。
・閉会挨拶
必要だよね。
・スペシャルサンクス
特にお世話になった方々への御礼文をポスト。
・アフタータグ案内
軽く案内済みだった内容を、正式に案内。
・主催自我御礼
アフタータグを利用して、個人アカウントにて発出。
こうしておけば、私を嫌いでミュートしている人には届きにくい、はず……。
・アンケート依頼
作成済みのものをポスト。
・コメント返信
返信大事。
・他SNSアカウント処理【裏方】
Bluesky更新。
▶心がけていたこと
・お申込みいただいた方には、一両日中にメッセージをお送りすることにしていました。挨拶は大事だなと思う昭和の人間ですし、何よりも自分が主催として立ち上げたイベントにご参加いただく方を出迎えたかった思いがあります。
挨拶ついでに「なんでも連絡くださいね」的な文言もお付けしました。私も初主催でしたが、相談できる人は一人でも多いほうがいいですもん。
・告知や宣伝ポストは、基本的に活性化している人が一番多いと言われている20時に固定しました。当日は1時間刻みで、予約投稿をフル活用です。
・とにかく皆様への敬意をもって準備を進めました。主催という立場については人それぞれのお考えがあるでしょうが、私は「ホストである」という風に捉えたからです。サークル参加者様も一般参加者様も、私の旗振りに付き合ってくださる、お客様でした。
・やり過ぎだと思いますが、困ってるらっしゃる方のポストをおみかけしたらお声がけをしたり、案内ポストを追加したり。不安はないほうが祭りは楽しいですから。
▶大事なこと
・とにかくやりたいことのタスクを書き出してスケジュールを引け
箇条書きやカレンダーで、とにかく書き出してスケジュール管理。告知などのタイミングも計りやすいです。
・失敗したくないなら人の手を借りろ
ちょっと強い言葉でわざと描いていますが、ここに関しては私が交流型なのでそう思うだけです。「楽しいことやるから手伝って欲しい」とお願いして回るのも、まったく苦ではありませんでした。
一人で全部やる、という方は、それはそれで素晴らしいことです、頑張ってください!
ただ、初めての事を最初から最後まで一人でやろうとすると視界が狭くなりがちであることだけはお伝えしておきたいかも。人に頼るってことは悪いことじゃ無いです、発出資料のチェックだけでも誰かに投げて肩の荷減らして……!
・会場の特性をフルに活かせ
WOで使える会場のそれぞれによき特性や機能があるはずです。隅々まで調べて使わないと損だな、と。
ピクスク様のプレミアム機能が本当に強かった…。限定アバターと限定エフェクトの「参加者が手間なく楽しい」は、最強の機能です。
余談ですが閉会後のアンケートでは、全員が楽しかったこととして限定アバターの項目にチェックを入れてくださったほどの結果でした。
・忙しいのは企画立ち上げまでと直後、そして開催直前
見たままです。
暇な期間に直前案内用の資料などを作っていくことも視野に入れると、幾分楽になるはずです。
・主催自身が楽しめ ※超重要
気持ちは伝染します。「楽しい」という気持ちも、もちろんです。
これがありましたので、閉会するまでは個人アカウントを含め、ネガ内容や暴力的な言葉などの負の感情を含む発言は、皆様から見えるところでは可能な限り行わないように努めました。
▶最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
書き出してみたらめちゃくちゃいろいろしてるな…と自分で軽く笑いましたが、半年かけて準備しているので妥当な作業量とも言えます。
それに、楽しみながらだったので、そこまで負担ではありませんでした(途中、「私がやっていいのか…?」との重圧には何度も襲われましたが)。
でも、仕事より仕事したなあw
この記事が、誰かの「やってみたい!」の手助けになれば嬉しいです。
▶追記
正解なんてないよ。