変態界のカナシバリ

2020年6月30日 20:44

通りすがりのワーミーがカナシバリ基地に駐屯していることもあり、昨夜はワーミー界の2大巨頭のうちの1人、トム・モレロの動画を見漁っていました（2大巨頭のもう1人はもちろんダイムバック・ダレル）。

トム・モレロといえば、言わずと知れたRage Against the Machineのギタリストです。「変態」の名を欲しいままにする、変態界きっての変態ギタリスト、つまり変態とギタリストのハイブリッドというワケです。

Rage Against the Machine解散後はクリス・コーネルと一緒にAudioslaveなんかもやってましたね。Audioslaveって昔は全く興味をそそられなかったんですけど、ここ数年、クリス・コーネルが死去する少し前くらいからやたらと好きです。なんかハートに空洞が空くような、ダイナミックなのに空虚な感触がすごくレッチリのアルバム「Californication」に似てるんだよなあ。沁みます。

トム・モレロが1人で（というかセッションミュージシャン的なメンバーを引き連れて）メドレーのように弾いている動画って結構いっぱいあったんですけど、トム・モレロの存在感ってすごいんですね。Rage Against the MachineやAudioslaveの中では特に「抜きんでた存在感」って感じはしなかったんで、他のメンバーの存在感も同じくらいすごいってことだろうなあ。そして下の動画の途中で出てくるSystem of a Downのサージ・タンキアン。彼の普通のおじさんぷり（見た目）もまた素晴らしいです。

こういうプレイって機材トラブルが致命的になるんで、自分でやるには結構勇気がいりますよね。使っているエフェクターの数自体は特に多いワケじゃないんですけど、「このエフェクターがないとあのフレーズは成り立たない」とか「ギターのピックアップセレクターが壊れたらその音が出せない」ってのは、機材メンテナンス的な意味でなかなかハードルが高いです。