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スクワイアといえば、あのカナシバリ

昨日の記事に「カナシバリ・スクワイア」というタイトルを付けてからというもの、あの人の名前が頭から離れなくなってしまっています。

「スクワイア」といえばそう、あの人です。ジョン・スクワイア。The Stone Rosesのギタリストですね。ただし、楽器ブランドの「スクワイア」は英語表記が「Squier」、ジョン・スクワイアのスペルは「Squire」なので、厳密に言うと異なるらしいです。同じかと思っとったがな。楽器ブランドの方はよく「スクワイヤー」とも言いますけど、ひょっとするとそっちの方が本来の発音に近いのかしら。なんか「スクワイヤー」ってベッタリした感じがして苦手だったんですけど。サイゼリアとサイゼリヤみたいな。あ、あっちはサイゼリヤが正式名称か。

The Stone Rosesと言えばそのファーストアルバム「The Stone Roses」がやっぱり有名ですよね。ロック界に金字塔を打ち立てたアルバムの1枚ではあると思います。

が、オレ様はそのアルバムはそれほど好きではありません。なんかあのフワフワキラキラな平和感が苦手なんですよね…て言いながら今ちょいと聴き返してみたら、結構イイ感じでした。今日みたいな天気の午前中にはよく合うなあ(現在AM10:23)。海に行きたくなりますな。

で、セカンドアルバムの「Second Coming」。これはもう、「ドップリ」とハマりました。実を言うと、ファーストアルバムの「The Stone Roses」よりも「Second Coming」を先に聴いたんですよね。で、ガツンと来たんでファーストを聴いてみたら、全く違うんでおったまげたという経緯があります。

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まあ正直言って、「Second Coming」でのジョン・スクワイア、弾き過ぎです。こんなにギターがずっと弾きまくってるのって、オレ様の好みとしては完全に「ナシ」なんですけど、このアルバムはなぜかイイんですよねえ。

ちなみに今、Amazonさんで「Second Coming」を探したら、ジャンルは「ポップス」になっていました。AmazonさんといえばSonic YouthをヘヴィーメタルにカテゴライズしたりThe Offspringをハードロックにカテゴライズしたりと、その傍若無人っぷりで世界を恐怖のドン底に陥れていますけど、The Stone Rosesがポップスなのは許容範囲でしょう。よかった。

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でまあ、「Second Coming」の内容なんですけど、作った時期にジョン・スクワイアがLed Zeppelinにのめり込んでいたらしく、なんかアホみたいに(失礼)ジミー・ペイジ風のギターを弾き倒しています。というか、なんかアルバム通してずーっとギターを「弾き続けている」という印象なんですよね。ずーっとギターを「弾き続けている」印象を受ける音楽って基本的には苦手なんですけど(Led Zeppelinやジミー・ペイジ自体は嫌いじゃありません)、なぜかこのアルバムは不思議と心地いいんですよね。

「曲がイイ」と言ってしまえばそれまでですけど、やっぱりマニのベースがいいんだよなあ。ウネりまくるグルーヴでグイッグイです。もうグルーヴ番長の名を欲しいままにしています。メチャクチャ気持ちイイです。このアルバムのマニのベース、ファーストと全然違うよね?なんで?

ちなみにマニの使用ベースと言えばもちろんリッケンバッカー。これがフェンダーのジャズべだったら2日間に渡った「スクワイア」記事の連投もお後がよろしかったんですけどね。


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