書き初めしたら着るべき服がわかった話
こんにちは!
かなりあついです。
4月だというのに今ごろ新年のはなしですが、やっと自分の中で噛み砕くことができたので記録しておこうと思います。
新年度って区切りもいいしね!
書き初め大会をしたよ
2024年1月2日、私の暮らす下川町で、素敵なデザイナー吉岡芽映さんが書き初めを企画してくれました。(マブダチなのでめいめいと呼ばせてもらいます!)
参加者は5人!めいめいの指導のもと、まずはA4サイズの紙に何を書くのかを決めます。
お手本があるわけではなく、何を書いても自由!
紙の大きさ
縦書きか横書きか。
何語で書くかも自由!
「自由に」と言われて、正直困ってしまいました。
好きな言葉を書く…?「初日の出」とか書く?
宿題の「習字」ではなく、「書道」の書き初め。
今年の目標、こうありたいなってことを書いてみようかなというところまで決め、今年は「美味しいものをたくさん作りたいぞ!」と「美味」と書くことにしました。
めいめいが貸してくれたたくさんの資料の中から、同じ字でも様々な崩し方をしているのが載っている辞書を拝借して
どの「美」と「味」がいいかなあと探し当てるのはとても楽しかったです。
実際に書いてみて、本当にみんなバラバラで面白かったです。
一発で書く人、勢いがある人、筆の種類を変えてみる人、美しく伸びやかな人、真四角に一文字だけ、とか。
それでね、私は少し落ち込んでいました。
もっと自由にやっていいのに。
みんな、こんなに伸び伸びしてるのに…
どうししても、枠からはみだせない。
せっかく書いたこの字は、とても気に入っているのに。
「字には人が出る」
言われていることだし、めいめいも言っていた。
実際にみんなで書いてみて本当に人が出るなあ!と思った。
私は、「枠からはみ出さずにきっちりしたい」人だったんだ。
そして、それがなんだかつまらないなとか、頭が硬くて嫌になっちゃうな、とか思って落ち込んじゃったんだな。
着るべき服=なりたい自分が着てる服
さて、「枠からはみ出さずにきっちりしたい」人だと気がついた。
もうこれは観念して、無理せず受け入れていきましょう、と思いました。
で、大掃除をしてみて(そうこれは年明けの話なの)
物が、とりわけ服が多すぎるなと感じていました。
「服はあるのに、着る服がない」んです。
そこで「枠」を決めてみることにしました。
「こうなりたい2024」の枠を決めた
「こうなりたい2024」
・美味しいものをたくさん作る料理人
「こうありたい2024」
・モネのキッチンが似合う(ずっと憧れてる素敵なキッチン!)
・話すと嬉しい気持ちになれる人
これを決めたら、この枠から出る服はもういらないかな、と思えました。
動くとちょっと丈が短いスカートとか
可愛いけど毛足が長くてちくちくするセーターとか。
間に合わせのロングカーディガンとか。
逆に、ピシッとしたシャツだとかは料理人ぽいかも。
この考え方はなかなかいいかもしれないぞ…?
そういえばもともと公務員時代は面白さとかときめきは無視して、
週5日着るための「公務員コスプレ服」をローテしていたんだったな…!
「基準」や「枠組み」があることは私にとって必要だったのだと気がつきました。
結局1月からの3ヶ月間、お気に入りのセーター3枚とボトム数本というローテで乗り切りました
こんなに服があるのに着たい服ってほんの少しだったんだなあ
4月。
そろそろ春になってほしい。(下川町は今日も雪が降りました。)
この次の3ヶ月の服も考えておこう!