21'AJCC ⑨ラストドラフト/牡5/56.0kg

★評価指数
・前走 C(122)
・中山 C(123)
・芝2200m E(112)
・騎手 初騎乗(三浦皇成)

★注目レース
①20'アルゼンチン共和国杯(東京芝2500m良)
C(123)/総合TS(L3-L3)戦/脚質:中団差し

②19'京成杯(中山芝2000m良)
C(123)/総合TS(L2-L4)戦/脚質:先行

③18'新馬(東京芝1800m良)
B(126)/後半TS(L2-L3)戦/脚質:中団差し

★距離適正
2200mの成績(0-0-1-0)
指数は112のE判定とパンチ不足。

中山の成績(1-0-1-2)
3歳戦の指数で123のC判定とまずまずのパフォーマンスだが、古馬混合戦では112のE判定。

★レース適正
ベストバウトは前走の【20'アルゼンチン共和国杯】。0.2秒差の2着。
レースタイプは総合TS(L3-L3)戦。脚質は中団差しで、ラップL3から11.3-11.2-12.4とL2最速。L3から高いトップスピードの持続力が問われており、L1は12.4ある程度落ちたレース。指数は122のC判定。

【19'京成杯】0.2秒差の1着。
レースタイプは総合TS(L2-L4)戦。脚質は先行で、ラップL4から11.8-11.8-11.4-12.1とL2最速。L1は12.1と綺麗に収まった感じ。指数は123のC判定。
二段階加速型のレースで軽い馬場寄りのレースラップとなっている。若干前目有利なレースだったと思う。結果としても先行馬で決まっているしね。

【18'新馬戦】0.0秒差の1着。
レースタイプは後半TS(L2-L3)戦。脚質は中団差しで、ラップL3から11.5-10.9-11.1とL2最速。TS戦でL1は11.1と全く出し切っていないのは新馬戦あるある。前目有利なレースだが中団差しと結構強い勝ち方だったと思う。新馬戦なのでなんとも言えないが、2着がヒシイグアスとかなりの強敵だったはずで、この新馬戦の後に2連勝しているし、中山金杯の重賞馬となっている。レベルも低くなかったと思う。指数は126のB判定と好評価に値する。

上記3レースを見るとやはりTS戦が適正タイプだと思う。脚質的には中団からの競馬がメインなので、差しが効きやすいようにL1はそこそこ落ちてほしいかな。前走のアルゼンチン共和国杯はTS戦でL1が落ちるというラストドラフトにとっては絶好のレースになったかなと。
もしくは19'中日新聞杯のようにL4ぐらいから仕掛けが始まればL1が落ち切らなくても、G3ぐらいならトップスピードの質でなんとかなるかな。
PT戦は正直良いパフォーマンスのものはあまりないかな。19'弥生賞ではパワー型のPT戦で見劣ってしまっているのでタフな馬場は良くないだろう。
20'AJCCもPT戦。不利を受けてかなり外を回すものの3着。しかし上位2頭以外は他の馬もまぁまぁ煽りを受けてブレーキを踏んでからの再加速なので、3着という評価だけを鵜呑みにするのは危険かな。

★前走評価
前走の20'アルゼンチン共和国杯。ベストバウトだけにこのレースをキッカケに本格化してきてもおかしくないかなと思う。ただTS戦での話になると思うので、今回はどうかなぁと思う。
今の馬場や週末の雨も考えると、今回は舞台悪化と考えるべきかな。
ある程度軽い馬場の中山なら、序盤のペースが上がりにくい2200m戦は展開次第でチャンスは全然あるんだけどねぇ。
本格化の気配があって怖いけど、馬場やレースタイプが合わないと思う。消しかな。

★騎手
三浦皇成騎手の初騎乗。これも強調出来ない材料になってくる。

★斤量
別定戦で56.0kg。