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24'アルゼンチン共和国杯/マイネルメモリー


★基本データ★


★考察★

●24'ケフェウスS(5着:+0.7秒差)

★レースデータ★

馬場は超高速(-20)の良馬場
勝ち時計=1.18.2(平均F=11.82)
ペースバランス=「60.8-57.4」+3.4秒(S)
「前2F=24.3秒(+0.3)」:スローバランス
「前3F=36.3秒(+0.3)」:スローバランス
「前4F=48.7秒(+0.4)」:スローバランス
「前5F=60.8秒(+0.3)」:スローバランス

★当馬推定データ★

走破時計=1.18.9(平均F=11.89)
ペースバランス=「62.2-56.7」+5.5秒(S)
「前2F=26.0秒(+1.1)」:スローバランス
「前3F=38.0秒(+0.8)」:スローバランス
「前4F=50.0秒(+0.6)」:スローバランス
「前5F=62.2秒(+0.6)」:スローバランス

斤量:55.0kg
追切評価は「-」
ゲート:8枠⑩番
スタート不利

【ゲート~ホームストレッチ(1F~2F)】
LAP「12.9-11.4」(+0.3)
当馬「14.1-11.9」(+1.1)

【1角~2角(3F~4F)】
LAP「12.0-12.4」(+0.4)
当馬「12.0-12.0」(+0.1)

【向正面(5F~6F)】
LAP「12.1-11.8」(+0.1)
当馬「12.2-11.5」(-0.0)

【3角~4角(7F~8F)】
LAP「11.4-11.3」(-0.5)
当馬「11.3-11.5」(-0.5)

【直線(9F~10F)】
LAP「11.2-11.7」(-0.4)
当馬「10.9-11.5」(-0.7)

求められたレースタイプとしては
「仕掛け:ロングスパート型(L5型)」
「仕掛け:早い・弱い」
「高速:無酸素運動特化戦」
「トップスピード質(超高>高)」
「トップスード持続力(5F型)」
といったところ。

「前半要素」に関して。
スタート直後に両脇に挟まれてしまう不利を受ける。
テンのスピードに関して、マイネルメモリー自身は「14.1」ぐらいで入っているが、不利によるものなのでこの遅さは仕方ない。
「基礎スピード力」は求められないレースとなっている。

「後半要素に」関して。
向正面後半で加速バランスにシフトしているので、「ロングスパート型」のレースタイプ。ゆえに仕掛けは「早い」。急加速がほぼないので仕掛けの強弱に関しては「弱い」。
「トップスピードの質」は高いレベルで引き出しており、、「トップスピード持続力」は「5F型」。ゆえに後半はほぼほぼ「無酸素運動戦」となっているため「無酸素運動特化型」のレースタイプと言って良いだろう。

「トップスピード性能」を高いレベルで引き出しているが、スタート直後による超スローペースと超高速馬場によるものなので、何とも評価しがたい。
「ロングスパート型」の「無酸素運動特化型」なので、特殊なレースタイプに分類される。最後に甘くなってしまったのは、5F型の無酸素運動は持続出来なかったというところにあるんじゃないかな。


★展望★

ケフェウスSから言えることは今回のアルゼンチン共和国杯では面白い存在になるんじゃないか、というところ。
「トップスピード性能」を求められた「無酸素運動戦」ではあるのだが「ロングスパート型」の競馬で、なおかつ「無酸素運動特化型」という特殊な競馬になってしまったことである。
「コーナー型(4F型)」の「無酸素運動戦」であれば、ラストの失速も軽減される可能性は高いし、3走前の稲荷特別はそういうレースタイプで勝っているからね。まぁレースレベルは評価出来ないんだけれども。
人気もあまり背負わないだろうし、このケフェウスSの負け方ならチャンスはありそうな感じはする。

テレQ杯は「ロングスパート型」の「有酸素運動特化戦」なので、アルゼンチン共和国杯には繋がりづらいだろうな…ということで、考察は割愛する。
「パワー(含水)系」の馬場で勝ち切っているので、馬場が渋った場合に評価を落とす必要はあまりないだろう、という感じはする。

「出遅れ性能」を装備しているので、五分には出てほしいところ。
このメンバー構成なら「中団脚質」を取れると思うし、そこそこ期待したい馬ではある。

印としては妙味もあるので▲(2列目相手候補)として置いておきたい。
初騎乗のシュタルケ騎手がどこまで上手く乗れるかは懐疑的だけども、レースの流れに沿って走るだけでもチャンスはありそうなので。


★想定脚質★


★想定レースタイプ&仮印★