22'キーンランドC/各馬考察⑦ヴェントヴォーチェ

★基本データ+血統★

★注目レースのラップとバイアス★

★馬場・コース適性★

22'春雷Sのインパクトが強く超高速馬場適性が高いタイプのように感じるが、意外と高速馬場適性よりも時計の掛かる良馬場だったり含水率の高い馬場の方が好成績を収めている。
欧州型のタートルボウル産駒ということを考えると、やはりパワーの要る馬場が本質的には合うのかなと感じるところがある。

札幌コースは初めてでなんとも言えないが、函館コースの21'TVh杯では3勝戦をクリアしているし、洋芝適性などに対する不安は小さい。
なので、時計の掛かる札幌コースは意外とマッチするんじゃないかなと思っている。

★脚質★

ヴェントヴォーチェは先行~好位差しが主軸となっている。特に今は好位差しが中心。できれば中団よりも少し前の位置で、自分のコントロールできるペースバランスを維持したいところ。
北九州短距離Sは4着といえども0.1秒差と悲観する差ではなく、TVh杯は3勝クラスをクリアしたレース。この両レースは好位の位置でも、前半バイアスは-0.1と稍ハイ~ミドルバランスで刻んでいることから、ある程度レース全体で流れた方が良いタイプだろうと。
今回は時計の掛かる馬場+先行馬が多く出走するであろうというポイントから、ヴェントヴォーチェにとって走りやすい条件が整う可能性はあるんじゃないかな。

★総合評価★

現在8番人気のヴェントヴォーチェ。
時計の掛かる馬場だったり洋芝だったりと、馬場適性に関して大きな不安はない。含水率の高い馬場でも悪くないが、どちらかといえば時計の掛かる良馬場が向くと思う。
また、脚質に関してもペースバランスとマッチする可能性は十分あるかなと推察している。
個人的には強く狙いたいタイプの一頭なので、◎候補の一頭になってくる。
初騎乗ではあるが、ルメール騎手の手腕にも期待。