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23'関屋記念/各馬考察③ララクリスティーヌ
★基本データ★
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★過去データ★
![](https://assets.st-note.com/img/1691415459403-dNxDtlOAkH.png?width=1200)
★考察★
高速馬場のロングスプリント型の無酸素運動戦が合うタイプ。
脚質は好位差し、中団差しが主軸。
2走前の京都牝馬Sはロングスプリント型のスローペース戦で重賞初制覇。1400m戦でも縦のポジショニングは悪くないし、1600m戦となれば中団よりも前目の競馬が出来るのは好材料になってくるだろう。
左回り1600m戦はキャピタルSで勝ち切っているし距離も問題ないだろう。キャピタルSがレベル的にどうか…というのはあるが、今回のメンバー構成なら通用してもおかしくはないかなと感じるところ。
ララクリスティーヌの王道パターンは
「スローペース戦」(出来れば1.0秒前後ぐらい)
「ロングスプリント型の無酸素運動戦」
「好位内々の立ち回り」
この3つの条件が上手く噛み合うパターン。
馬場に関しては今回は「高速馬場」になりきった方が良いと思う。
「L1ポテンシャル力」を武器にしているわけではないので、「時計の掛かる馬場」だとペースが上がった時に最後のポテンシャル勝負で甘さが出てしまう可能性が高いだろうと見ている。
前走のヴィクトリアMの敗戦だが、これはもう展開が全く嚙み合わなかったと言って良い。中弛みに巻き込まれてポジションが下がってしまったし、包まれたことによってエンジンを掛けられず、ギアチェンジを高いレベルで求められてしまったのはかなり痛かったと思う。ララクリスティーヌは前述している通りロングスプリント型のタイプだと思うので、無酸素運動を長く持続させる展開の方が向いているはず。一気に加速を求められるギアチェンジ型の競馬を強いられてしまったのが痛恨だったかなと。個人的にこのヴィクトリアMは度外視出来ると見ている。
ミドルペース戦の多い関屋記念だが、それは時計の掛かる馬場が出現しやすいレースということもあるだろう。今年は例年よりも「明確な高速馬場」が出現する可能性が高そうなのはララクリスティーヌにとっては追い風だと思う。明確な高速馬場なら後半のスピードが削がれにくいのでスローペース戦になりやすいと考えることが出来るからね。
また道中に中弛みの起こりづらい関屋記念なので、ロングスプリント戦になる可能性もかなり高いと見ている。これもララクリスティーヌにとっては追い風で、強敵のディヴィーナよりも優位に立てる確率は高いと見ている。
上記から
「高速馬場」
「内枠」
という条件が揃えば軸馬候補で考えたい一頭。